パソコン上達日記2

日々の雑感を戯れに綴ります

龍三と7人の子分たち 感想

2017-10-09 22:07:23 | 映画

BSで録画したものを父と見た。父が結構笑っていたので、誰もが楽しめる分かりやすい娯楽映画だと思う。

北野監督のアウトレイジシリーズは、私は大好きでシリーズ見ているけど、(特にいいのがやはり1・次に2)このアウトレイジのパロディ。アウトレイジはアウトローの映画だけれど、何となく組織の中で正義を通すとどうなるかという個人の哀愁をアウトローに演じさせたみたいなものがある。そこがいいんだけど。

ではこのパロディはどんな感じか?☆をつけるなら、3・5くらいかな。

物語的に前半は結構面白かったけど、後半は少しダレ感。ラストは、死人の扱い方(大爆笑)他カーチェイスも、面白いし笑えるけれど、今一歩で、爽快感が足りなかった。どうしてなのかな。何とか連合の会長?というの、若い奴らが、あまりに弱すぎる。わけがわからないまま、ナインダーツに驚いて逃げるのもなぁ。迫力不足。かといって、アウトのような暴力・残酷シーンばかり続けるわけにもいかず、難しいとこ。でも笑えるから、まぁいっかという。

この映画の見所は、肩の力を抜いて笑って見られる台詞のやり取りを愉しむ。定番のやり取りね。

あと藤竜也氏が、あまりにお洒落でカッコイイ。ジジィと言われているけれど、こんなにカッコイイジジィがいるでしょうか。いません。(笑)近藤正臣氏も、若頭役でものすごくカッコイイ。特に藤竜也さん…この方の台詞のテンポ、言い回し、これが北野監督のアウトレイジのキャラっぽい。すごく雰囲気が出ていて、あ~さすがだなと思った。北野監督が演じるキャラとは違うのだけれど、間合いとか、とても似ている。似させているような気がするけど…だからよけいパロディ部分が面白いんだよなぁ。また藤オジサマが見たい。あのカッコよさは女性に活力を与えると思う。若い俳優さんもいいけど、渋いこういった役者さんが今あまり出ていないし。

明日から仕事。ツイッターを始めたんだけど、まだ何もつぶやいていない。(笑) 

 

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