趣味の日記

30歳を機にサラリーマンを辞めて2代目自営業を営む店長の自由気ままな生活を書いていきます

武藤「新時代まだまだ」

2005-02-17 12:57:33 | プロレス・格闘技
元祖“天才”武藤敬司と、新日本在籍時代の付き人である棚橋弘至の初一騎打ちは、師匠の武藤に軍配。IWGPタッグチャンピオンであり、新時代の寵児と呼ばれる棚橋に対し、武藤は「新時代とか言ってるけど、オレらにはまだまだ。及第点ギリギリだね」と“ダメ出し”をした。

 シングルでは初対戦、タッグでも昨年10.9新日本両国大会以来となる両者は、序盤こそ慎重に相手の出方を伺っていたが、次第に自分の得意技を連発棚橋がドラゴンスープレックス、ドラゴンスクリュー、ドラゴンロケット砲といったドラゴン殺法フルコースで攻めれば、武藤も低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、足4の字固めという黄金連係を繰り出し、変幻自在のシャイニングウィザードで翻弄。最後はムーンサルトプレスで勝利した。

 新日本では中邑とともに1.30札幌大会で天山、永田の「第3世代」を破るなど世代交代を打ち出している棚橋だが、その第3世代の上に立ち、90年代後半のプロレス黄金時代を築き上げた武藤からしてみれば、棚橋もまだまだグリーンボーイ扱い。“天才”の厚い壁を思い知らせた。

長州が前田プロレス入り、柴田戦も決定

2005-02-16 22:39:45 | プロレス・格闘技
革命戦士長州力(53)が「前田プロレス」への正式参戦を表明した。長州は15日、都内のリキプロ道場で、前田日明スーパーバイザーのプロレス興行をプロデュースする上井文彦・元新日本取締役から出場を要請された。これを受けて4月に予定される旗揚げ戦参戦を返答。柴田勝頼とのシングル戦が決まった。
 長州は「この業界に入った時の柴田(勝久)先輩の息子だけど、胸を貸すとか、なめた気持ちはない。柴田はデンジャラスな感じがする選手。リングは何が起こるか分からない。緊迫感を持ってリングに上がる」と決意を口にした。
 前田は87年11月、新日本東京・後楽園ホール大会で背後から顔面を蹴られ、病院送りにされた因縁の選手。しかし新日本時代の引退興行時に前田から花束をプレゼントされたこともあり、2人の間にわだかまりはない。
 長州は「自分がWJ(旗揚げ)に動く前にコンタクトを取りかかった。協力して欲しかったと考えたことがあった。プロレス界の起爆剤?  それはすごいでしょう」と格闘王への期待を口にした。旗揚げ戦だけでなく、継続的に参戦する意向も表明。新日本を離れた前田、長州のビッグネームが上井氏を介して再び顔を合わせる。


前田っ!前田っ!
ここのリングに見たい人がみんな集まる予感です。

前田プロレス旗揚げ戦は4月中旬

2005-02-16 22:37:07 | プロレス・格闘技
前田プロレスの旗揚げ戦が4月中旬にずれ込む見通しとなった。当初は3月下旬を目指していたが、現時点で会場や出場選手、対戦カードが未発表。プロデュースする上井氏は「4月中旬に両国国技館、有明コロシアムのクラスでやれればいい。早いうちに発表したい」と、来週中には概要を明かす。このイベントには柴田、長州に加え、佐々木健介、鈴木みのる、中嶋勝彦らが出場する予定になっている。また、同氏はアントニオ猪木の来場も計画している。

柴田が新日本プロレスを退団へ

2005-01-26 16:01:11 | プロレス・格闘技
新日本プロレスの柴田勝頼が25日、都内の新日プロ事務所で3度目の契約更改に臨んだが、両者が合意には至らず、契約期間が終了する1月31日付で退団することが決定的となった。およそ30分の契約交渉終了後、報道陣の前に姿を現した柴田は「憧れて入った新日本プロレスと現在の新日本プロレスにズレや溝が生じている。自分のやりたいプロレスと食い違っている。オレは“サラリーマンレスラー”にはなれない」と激白。退団の意思を表明した。

 退団後については「まだ何も決まってないし、決めていない。電話のつながらないところでゆっくりと考える。その上で自分がやりたいプロレスを追求する」と納得いくまで今後の身の振り方を考えるつもりだ。

 また、元新日プロ取締役の上井氏が3月に開催を予定している新プロレスイベントへの参戦が噂されているが、それについても「上井さんとは最近会って食事をした。だけどそれでどうこうというわけじゃない」と否定。しかし、上井氏は22日の会見で「興味のあるフリーの選手には声を掛ける。新日の契約更改が終わるのが楽しみ」と話していただけに、柴田にオファーが来るのは必至。今後の成り行きが注目される。

「信念を曲げてプロレスはできない」

 苦渋の決断だった。柴田は03年5月に魔界のマスクを脱ぐと、K-1、異種格闘技戦、ジャングルファイトなどさまざまなルールで戦いを挑み続け、「新日本のレスラーこそが最強」を証明するために殺気あふれるファイトを展開してきた。しかし、皮肉なことに柴田が力をつけ、ファイトに凄みが増してくるにつれて、新日本のリングから以前のような殺伐とした雰囲気が見られなくなってしまった。1月から始まった契約更改では新日本に所属しながらのより幅広い戦いを訴えたが、「会社員が好き勝手にアルバイトはできない。プロレスラーも同じ」と個人としての他団体参戦は拒否された。これに対し、「プロレスラーはサラリーマンではない。オレはサラリーマンレスラーにはなれない」と痛烈なメッセージを投げつけた。さらに、契約更改の席で会社の今後のビジョンにも明確なものを感じられない。柴田は「自分の信念を曲げてプロレスはできない」と、ついに新日本プロレスに見切りをつけた。

 愛情がなくなったわけではない。柴田は「憧れて入った場所。未練がないわけじゃない。未練がないならこんなに迷わない」と入門してから現在まで7年間過ごした新日本への思いを吐露。うつむき加減で話す柴田の姿が、今回の退団が苦悩の選択だったことをうかがわせた。しかし、下ばかりは向いていられない。「結果として、会社とは考えているものの違いが大きくなってしまった。だけどこれからは『自分がやりたいプロレス』を追求するために、まっすぐ突き進む」と宣言し、事務所を後にした。

「上井氏イベント」参戦の可能性が浮上
 ここで浮上するのが3月開催の上井氏のイベントへの参戦だ。新日本に所属していた上井氏は柴田とK-1の戦いの橋渡しをした人物だけに、柴田の性格やファイトスタイルをよく理解している。さらに上井氏のイベントには“格闘王”前田日明氏もアドバイザーとして参加。22日の会見で前田氏は「オレが1枚かんでいるイベントは甘くはない。選手、スタッフ含めて、緊張感のあるリングにする」と豪語しており、目指すスタイルは“殺伐とした戦い”を好む柴田のそれと共通するところがある。また、同イベントには04年に3度シングルマッチで対戦している天龍源一郎の参戦もほぼ決定。柴田は11.13「闘魂祭り」(大阪ドーム)での3度目の対戦に敗れた後に4度目の対戦を希望しており、“天龍超え”を求めて、同じリングに上がる可能性も十分考えられる。

 現在は04年11月の川田戦で負った下あごの亀裂骨折により療養中の柴田。復帰のめどは3月と公言しているが、上井氏の新イベントも3月から4月上旬の開催を予定しており、出場は十分可能。柴田は「まだ先のことは考えられない。ゆっくり考える」と今のところ、同イベントの出場には口を閉ざしている。どちらにせよ、3月に柴田にとっての1つの答えが出ることになりそうだ。

■草間社長「慰留には努めた」

 柴田との契約更改交渉を終えた草間社長は「会社としては慰留に努めた。しかし、会社としての基本方針を変えるわけにはいかない」とコメント。柴田が要求していた「新日本プロレスに在籍しながらの他団体参戦」について合意に至らず、柴田からの方から退団の申し入れがあったことを明かした。

 また、今後フリーとしての活動が予想される柴田が、再び新日本のリングに上がる可能性については「それはないんじゃない?」と否定的な見解。「戦力的にはダメージが大きいが、新天地でも頑張ってほしい」と柴田にエールを送った。

■柳澤は柴田に共闘を呼びかけ

 連日所属選手の契約更改が行われる中、現在、新日本プロレスにスポット参戦している柳澤龍志が25日午後、新日プロ事務所を訪れ、「柴田(勝頼)さん、村上(和成)さんと3人で一緒にやっていきたい」と草間社長に直談判した。また、「蝶野さんの要請があれば、いつでも新日本に上がる用意がある」とアピール。今後もフリーとして新日本リングに参戦する意思があることを明かした。

 しかし、この日の契約更改で柴田は退団の意思を表明。柳澤の発言に柴田は「仲間は仲間。だけどそれぞれが決めることだから。まだ何も考えていない」と明言を避けた。

 柳澤、柴田、村上は元魔界倶楽部のメンバー。04年11月に柳澤が古巣であるパンクラスに参戦したときも両者はセコンドにつくなど、魔界倶楽部解散後もその交流は続いている

川田が三冠V10 健介にタッグ呼びかけ 世界タッグ王座はケア&ジャマール組が奪取

2005-01-16 22:20:47 | プロレス・格闘技
全日本プロレス「2005新春シャイニングシリーズ」最終戦が16日、大阪府立体育会館で行われた。会場の熱気は最高潮。メーンイベントでは三冠ヘビー級王者・川田利明が顔面蹴りで昨年のMVP男・佐々木健介を退け、三冠史上初のV10に成功した。1勝1敗で迎えた4年ぶりの対決を制した川田は、試合後、健介にタッグ結成を提案。観客の前で「一緒に世界タッグを獲ろう」と共闘を呼びかけた。

 その川田が狙う世界タッグのベルトは、セミで王座決定戦が行われ、最強タッグリーグ優勝チームである太陽ケア&ジャマール組と、新日本の元IWGPタッグ王者チームの棚橋弘至&吉江豊組が激突。壮絶な肉弾戦の末にジャマールが吉江をフライングソーセージで圧殺した。吉江は2.16代々木大会でのジャマールとの一騎打ちを要求。一方、TAKAみちのくの世界タッグ王座に続き2個目のベルトを獲得したRODはベルト総獲りに向けて雄たけびをあげた。

 この日の試合前に会見が行われ、2.16代々木大会で武藤敬司VS棚橋弘至の一騎打ちが決定した。武藤が新日本時代に付き人を務めていた棚橋は「武藤の首を新日本に持って帰って2005年の浮上のきっかけにしたい」と師匠超えを予告。「全日本では武藤が勝って当然と思っているだろうが、体力的にはオレの方が分がある」と断言した。これに対し武藤も「次期IWGPチャンピオンの棚橋というより、前U-30チャンピオンの棚橋に興味がある。オレとしてはU-30チャレンジャーのつもりでいきます」と棚橋を“格上”と認め、42歳ながら28歳の前王者に敬意を表した。

 武藤は本間朋晃と組んで、TARU&ジョニー・スタンボリー組と対戦。3日のタッグ戦に続き、またもTARU組の凶器攻撃の前に敗れた。試合後、勝利の雄たけびをあげたTARUは“悪魔教の殺りく者”を意味するユニット名「ブードゥー・マーダーズ」を発表。全日本の社旗にユニット名をスプレーで吹きかけ、全日本マット制圧をアピールした。

 2.16代々木で川田の三冠王座に挑戦する小島聡は、期待の超大型新人・諏訪間幸平の試練の七番勝負第2戦に出陣し、得意のジャーマンスープレックスを封じてラリアットで圧勝。試合後は王座防衛に成功した川田に対し「1カ月後、3本のベルトはオレがもらう」とベルト獲りをアピールするも、川田に「おまえはどうでもいいや」とすかされた。

 第3試合では、TAKAみちのく&NOSAWA組を破ったラブ・マシン軍団がTAKAの持つ世界ジュニア王座への挑戦を表明。TAKAもこれを受け、ミニ・ラブ・マシンとのタイトルマッチが決定した。TAKAはミニの正体を“小さな巨人”グラン浜田だと推察し、大先輩に対してさん付けもせずに「練習して身長を伸ばしてこい」と挑発。マスクに手をかけ、早くも戦闘モードに突入した。

武藤vs棚橋は楽しみなカードですね。小島選手、頑張って3冠獲ってください。