元祖“天才”武藤敬司と、新日本在籍時代の付き人である棚橋弘至の初一騎打ちは、師匠の武藤に軍配。IWGPタッグチャンピオンであり、新時代の寵児と呼ばれる棚橋に対し、武藤は「新時代とか言ってるけど、オレらにはまだまだ。及第点ギリギリだね」と“ダメ出し”をした。
シングルでは初対戦、タッグでも昨年10.9新日本両国大会以来となる両者は、序盤こそ慎重に相手の出方を伺っていたが、次第に自分の得意技を連発棚橋がドラゴンスープレックス、ドラゴンスクリュー、ドラゴンロケット砲といったドラゴン殺法フルコースで攻めれば、武藤も低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、足4の字固めという黄金連係を繰り出し、変幻自在のシャイニングウィザードで翻弄。最後はムーンサルトプレスで勝利した。
新日本では中邑とともに1.30札幌大会で天山、永田の「第3世代」を破るなど世代交代を打ち出している棚橋だが、その第3世代の上に立ち、90年代後半のプロレス黄金時代を築き上げた武藤からしてみれば、棚橋もまだまだグリーンボーイ扱い。“天才”の厚い壁を思い知らせた。
シングルでは初対戦、タッグでも昨年10.9新日本両国大会以来となる両者は、序盤こそ慎重に相手の出方を伺っていたが、次第に自分の得意技を連発棚橋がドラゴンスープレックス、ドラゴンスクリュー、ドラゴンロケット砲といったドラゴン殺法フルコースで攻めれば、武藤も低空ドロップキックからドラゴンスクリュー、足4の字固めという黄金連係を繰り出し、変幻自在のシャイニングウィザードで翻弄。最後はムーンサルトプレスで勝利した。
新日本では中邑とともに1.30札幌大会で天山、永田の「第3世代」を破るなど世代交代を打ち出している棚橋だが、その第3世代の上に立ち、90年代後半のプロレス黄金時代を築き上げた武藤からしてみれば、棚橋もまだまだグリーンボーイ扱い。“天才”の厚い壁を思い知らせた。