息子・・・（夏の終わり・・）

お盆も終わり、もう直ぐ夏は終わる。お盆を過ぎると、東北には秋の気配が訪れる。今日までの暑さも、無かった事の様に涼しさが遣ってくる・・。
私はこの節が嫌いだ・・・。落ち込む。

今日、地元の花火大会が６・７年振りに行われた。
今日、夫は仕事、一人では詰らないと思っていたのだが・・・。
息子が・・「お前花火行かないのか・・？」・・「お父ちゃん居ないから・・行かない！」・・「俺と一緒に行こうよ・・！」・・「好いの？行く！行く！」
おもいがけない息子の誘いに、大はしゃぎ。・・「本当に好いの・・・？」

これまた思いがけず、姪から升席のチケットを貰い、楽しみ倍増！
焼き鳥・たこ焼き・お菓子・きゅうりの漬物・ビールを持っての観賞・・。
「お前ビール飲んで良いよ、俺運転するから・・」のお言葉に甘えて。

息子と花火大会デート。楽しかったぁ～～～！
花火も盛大で・・。デジカメを持って行ったのだが・・・カードをパソコンに入れっぱなしで・・残念！
でも、私の腕では・・疑問・・？だが。

もう直ぐ夏も終わる。
夏の終わりに息子からの思い掛けないプレゼント・・有難う！

お父ちゃんにも、見せて挙げたかったなぁ！

長女・・・(感謝）

この写真は娘の結婚式の、ウエルカムボードだ。
紙粘土で出来ている。
１２日日曜日、私の友達の時子さん、時子さんの妹さん、に指導して頂き製作した。

娘は結婚式への想い入れは半端じゃなく、燃え尽き症候群になるのでは・・？と想ってしまうほどである。

時子さんの妹さんはお盆（お墓参り）の為に実家に帰って来たのだが、貴重な時間を娘の為に割いてくれた。

紙粘土・・マシュマロの様に軟らかく、そして軽い。
私も、花作り（バラ）に挑戦して見たが、根っからの不器用な私は・・・リタイア。
三人が製作中私はもっぱら、時子さんの孫（茜ちゃん）の御守りに徹した。

茜ちゃんは今月１５日、２歳になる。
お風呂のシャワーで遊び、「キャ！キャ！」と笑う茜ちゃん。

暫くして、お姉ちゃんの遥ちゃんが帰って三人で遊ぶ事となる。
「もう～～いいかい！」・・・かくれんぼの始まりだ。
「どこだ～～！いないなぁ～～！」・・・・。
私は、御守りと言うより、自分が一番楽しみ、興奮している事に気づく・・。

楽しかったかくれんぼ・・・。二人と、すっかりお友達・・・。
「○○さん！又来てねぇ！又かくれんぼしょう・・。」・・「き・て・ね・・・ぼ！しょ！」

娘もボードの出来栄えに満足。
私も、楽しかった、かくれんぼに満足。

娘の結婚式・・沢山の方々に支えられて、９月２９日の挙式を迎える。
本当に皆さんに感謝！

そして、今日オバサンと遊んでくれた、茜ちゃん・遥ちゃんに感謝！

息子・・・（甲子園）

今日の午後から、私はお盆休みに入った。１６日まで・・明日から５日間の休みだ。
しかし、今日の暑さも半端じゃなかった。猛暑・・この文字通りだ！

「さぁ～そろそろ・・あいつが帰って来るよ。今日は暑いから、一段とパワーアップだよ～！」息子の台詞・・。
そんな事を言っているとは知らずに・・・。
「もう！暑いからって・・だらだらするんじゃ無いよ！横になってないで、縦にりなさい！！！」・・・三人で顔を見合わせ、大笑い・・・？
「ほらなぁ！」息子。

「お昼は、俺、冷やし中華が好いな！」
四人で、お昼を食べる・・冷やし中華。暑い日は麺に限る。

午後から、長女は出掛けた。次女は自分の部屋へ。
私は、洗濯・布団干し・掃除・家事をする。
息子はテレビの前に座り込み、甲子園を観ている。

甲子園４試合目・・・。
「あーちゃん、どっちにする・・？俺は駒大、お前は、広陵にするか・・？」
「え～！あーちゃんは、駒大が好い・・」
「そうか、それじゃぁ、お前駒大なぁ！俺、広陵・・。」
それから二人は、テレビに釘付け・・・。
「え～！」・・「あぁぁぁ！」・・「真面でぇ～！・・・」・・大盛り上がり。
「好い試合だったなぁ！」・・・「好い試合だったねぇ！」

甲子園に夢中になってしまい、夕飯の支度が遅くなってしまった。
息子・次女・私・三人で、回転すしで夕食を食べた。
久し振りの外食だった。これも、息子のお蔭かなぁ・・・？

お腹一杯・・・「ご馳走様でした。」

息子・・・（帰省・・）

今日息子が帰って来た。１１日の予定が・・・突然の一日早い帰省だった。
仕事を終ると、携帯が鳴る・・・「俺！今○○駅なんだけど・・・」
真っ直ぐ迎えに行く・・。
「婆ちゃんちに行って・・。」（夫の母）

息子は婆ちゃん、命の男だ。
爺ちゃんの好きな、グレープフルーツを駅の食品売り場で買って来たのだ。
グレープフルーツ・・何時も爺ちゃんの為に婆ちゃんが切らさず買い求めている・・・婆ちゃんの為なのだ。

婆ちゃんの方も孫８人の中で一番可愛いと、誰はばかる事無く宣言している。
孫達も納得ずくだ。

誕生日・敬老の日・事ある事に、電話をしている様だ。
私としては、妬ける時も有るが・・・我が息子ながら・・「自慢・・」無きにしも非ず・・・と言う所である。

爺ちゃんはお風呂に入っていた。「爺ちゃん、背中洗って遣るか！］
息子はお風呂を覘くが・・。「大丈夫だよ・・。」

息子は何時も迷う事無く親切を押し付ける事無く、遣ってしまう。
今日も、上野駅から乗ったお年寄りに席を譲り、お年寄りから、お茶をご馳走になったと言っていた。

しかし・・その反面、自分にとっても甘い・・。
今大学３年の息子、就職活動は・・・さて・・はて？状態・・。
何はともあれ・・今日から、一週間・・。
「腹減った！飯・・何・・？」の一週間となるのだろう。

家族５人揃っての食事もこの一週間しか無いのかも知れない。
楽しい日にしよう・・と思っている

母・・・（介護保険証・・）

今日実家に、母宛に封書が届いた。（介護保険証・関するパンフレット）
自分宛ての封書の中身が気になる母・・・。父に詰め寄る。

父は・・これで、介護サービスが受けられる事を説明した様だ。
母は、機嫌を損ねたらしく・・。
「そんな所に私は行かない、そんな所に行かされるなら・・・死んだ方がましだ！私は、畑仕事も、田んぼ仕事も、出来るのに、皆で寄ってたかってそんな所に入れ様としているのかい！絶対私は行かない・・・死んでやる！・・・・」

母の認定は要支援１・・・。
父は一日中機嫌の悪い母に、困り果ててしまって居た様だ。
勘違いをしている母・・・。説明の仕方を誤ってしまったと悩む父・・・。

今日母の診察を予定していたので、夕方実家へ向かった私・・。
顔色・表情が険しい、母・・・。
昨日揃えた礼服も見えない・・・。聞こうとしたが・・・なにやら、怒っている様子の母・・・。タンスを覗くと、丸めて入っている。
昨日の事も忘れている様だ。
母は今日の介護保険証の事で頭の中が一杯の様だ。

ズボンだけを履き替えて・・「私は今まで夏は何を着ていたのだろう・・？何も着る物が無い・・・裸でいるしか無いんだ・・・・。」
昨日の母とは別人になってしまった様な母の姿・・。

母はショックだったのだ・・。
父の身体の具合も・・・・。

明日は今日の事を忘れて・・・昨日までの母に戻って欲しい。
父も昨日までの・・冗談親父に戻って欲しい。

明日、電話して見よう・・・。

母・・・（ファッションショー）

夕べ遅くに兄から電話のが鳴る・・・・。

去年８月、父の千葉に住む（浦安）妹が、胃癌の為亡くなった。
今月１２日、一周忌・新盆の供養を行う予定。
兄が車で、父・母・父の姉と行く事になった様だ。

「１２日に浦安に行く事になっているんだけど、婆さんの着る物見てくれないか、下着、着替え、喪服を用意してくれ、家の奴は無理だって言っているから・・・」
「去年のお葬式には何を着たの・・？礼服じゃ無かったの・・？」
「俺はそんな事分からないよ！何時でも良いから、来て見てくれ・・・」
なんて、一方的なんだろう。肝心な事は、何も言って来ない、何も聞いて来ない。
チョト、ムッとした。

今日仕事を終え、夕方実家へ向かった。
母は、カッポー着の中に半袖の下着姿・・・。暑かったせいも有るのだろうが・・・？
兄の夕べの機嫌の悪さの原因が解った様な気がした。

「婆ちゃん、１２日法事で浦安に行くんだって・・御洒落して行かなくちゃねぇ、何着て行く・・・？タンス見てみようよ・・・」

「そうなあんだぁ～！何着て行くかなって？思っていたんだげんちょも・・。ちっとも決まらなくって・・私は何にも着る物買った事無いからないんだわい！こまっ
ちまったぁ～！・・・」

タンスの中には、夏用の礼服、秋・冬・春用の礼服が架かっている。
「有るじゃない、これで良いよ！」
母は喜びと言うより、ホットした様子。礼服に袖を通したり・・ストッキングを履いて見たり・・・・。
挙句の果ては・・・パジャマ・スカート・ズボン・ブラウス・カットソー。
出す物全てを着て見る。まるで、洋服を買いに来た少女の様だ・・・。
鏡の前でニンマリ、笑う・・母。

父の礼服・母の礼服・下着・靴下・パジャマ・着替え・を揃え、鞄に詰める。
母は、ガゼン楽しくなってしまった様だ。
「○○が一緒に行ってくれるって！私は行けないって言ったのに、いいから行こうって言ってくれて・・・・私は留守番で良かったのに・・・。」
今日の母は、修学旅行の準備をしている子供の様だった。

いろいろな思い、愚痴、あったけど・・・・。
これで、良いんだ・・。

次男の嫁（儀姉）に電話をして見た・・・「ご苦労様」
この言葉に救われた・・・ありがとう！

私・・・（噴出す汗）

今日、久しぶりにショッピングセンターへ行って来た。
洋服を観て歩くのは久しぶり・・。
今の流行のファッションを観て、自分は年だなぁ～と感じた。
今の自分に合う洋服がなかなか見つからないし、自分の好みも今一・・・。
なんてことない、カットソーを一枚買い、早々に帰って来た。

しかし、こんな買い物をしに行った訳では無い。
結婚式・・・だ。
新婦の母は、普通黒留袖を着るのが常識なのだが・・・。
私は、今年に入ってから、更年期障害の症状が現れ・・・。
動機・目眩・倦怠感・不安・悪寒・そして、噴出す汗。
顔がほてり、汗が噴出してくる、ファンデーションも落ちてしまう、勢いだ。
その時は、動機・目眩も一緒に来るの。不安・興奮・対敵だ。！
着物は大丈夫だろうか・・？
幸い、娘の結婚式は教会式だ。洋装だ。だったら私も洋装で・・・。
しかし、婿のお母さんは、黒留袖で主席すると言っている。

常識・・・・。娘はどっちでも良いよと言ってくれているのだが・・・？

父・母・・・（釘を刺す）

今日は土曜日だが、お盆が近いので仕事になってしまった。
昨日父の診察日だったのだが、健康保険証が書き替えの為提出する事が出来ず、保険扱いに成らず、全額支払いになってしまい、診察・注射・血液検査・の支払に、
９,９６６円も掛ってしまい、薬を貰う事が出来なくなってしまった。
今日仕事を終えてから、薬局へ行って来た。支払金額は・・２４,３６０円、驚きだ。

実家へ向かう・・。
隠居に二人の姿は無い。母屋へ入ると・・台所に母の姿・・料理をしている様だ。
「何作ってんの？」「ささぎの油炒めだぁ！みんな遅いようだから爺ちゃんと、先にくってっぺぇと思って」・・・・。父はお風呂に入っている。
今日の母は、冴えている様だ。

昨日の診察結果は、肝炎の数値が半分まで下がった。（１１４・１２４、正常値には程遠いが・・・）
このまま、一日おきに注射治療を続ける事になった。

この二人は今日は一日何をしていたのだろう？
言葉足らずの為にトラブルとなってしまった父・・・。
今日は調子の良い母・・・。
二人はどんな時も一緒・・これで好い。

そして、二人はどんな事があっても、どんな時も、私の掛け替えの無い両親だ。
しかし、言葉足らずの父には・・・釘を刺して置いた。

そして、私達夫婦は・・何時までも現実逃避してはいられない。結婚式まで、２ヶ月をきってしまった。

父・・・（トラブル）

今日結婚式の招待状を実家へ届けに行った娘・・・。
実家には、父・母の姿は無く・・・畑へと行ってみる。畑にも、いない。
畑の近くにいたオジサンに、見掛けなかったきいてみると・・・。
「さっきまで、いたが・・・？」「そうですか・・」
戻ろうとする、娘の後を着いてきて。お前の爺さんは酷いやつだ、勝手に木は切ってしまうし・・・・。あれこれ、父の悪口を言う。
畑の境界に植えてある植木は綺麗に剪定されている様だ。
父は無断で伸びて畑に被っている植木を切って仕舞った様だ・・・。
オジサンの怒りは納まらず、遠い昔のトラブルの話まで娘に話し、娘・婿も呆気にとられ・・・。

家に戻って来た娘に話を聞いた私は、直ぐに実家へ電話をした。
儀姉に出来事を話しす・・・。「そうだったんだぁ・・。私は日中の出来事は解らないから、聞いてみるね、都合の悪い事は何もはなさいから・・・？」

夫は怒っている・・そんな事初めて会った、それも孫に言うなんて許せない・・。
招待状、それも婿の前で祖父の悪口を言われた娘が可哀想で、夫の怒りは納まらない。
私は、父が近所の人に迷惑を掛けている事・兄夫婦・の事が気になっていた。

夫は怒り、渦中の家へ電話をしろと言う・・。私も事の次第が気になり電話をする。いろいろ話すがそのトラブルは数十年も前の事の様だが・・・。勝手に植木を剪定してしまったのは、今日の出来事らしい・・。
夫は私の対応が気に入らない様だった。

後で、実家へ電話をし、兄と話す・・・。
父は謝りに行かされた様だ・・。

この様なトラブルは初めてでは無いのであろう。
酒好きだった父の武勇伝は数知れず・・・。
今日のオジサンも昼日中から酔っ払っていた様だ。

父の居場所が又狭まった・・。母はどうしているのだろう・・？
厄介者になってしまった父・・・。
この先が・・。