母が、新しい職場(ディサービス)に替わって、2週目。
日増しに、日の暮れが早まってきたこの頃。
仕事を終え5時過ぎ、兄(次男)の所に迎えに行くと、何時も外を眺めながら待っている母。
「ただいま!」の挨拶に「ご苦労様!」と笑顔を見せてくれる。
その、穏やかな笑顔に・・・・。
今日も、楽しく過ごせてたんだと、私の気持ちも穏やかになれていた。
今日、伸びた髪を、義姉に切って貰った。
その間に、すっかり日が暮れてしまい、母の行動が不穏に・・・・。
一時間位で終わり(6時過ぎ)
「婆ちゃん、帰ろう!」(私)
「そうだね!お世話になりました!」何時もの様に丁寧に挨拶をし、床屋を後にした。
我が家の洗濯物を、何時もの様に丁寧に畳み、夕飯に・・・。
母は、何時もより言葉数少なく、何時もより元気が無い。
というより、自分の世界に入ってしまっている様な????
「私の事心配してるんじゃぁ~ないかな?あの人達」(母)
「大丈夫だよ!今日は家で、御飯食べて帰るからって言ってあるから」(私)
「そうかい!????」(母)
何時も、毎度の様にこの会話を繰り返しているが・・・・。
今日の母は、何時もと違って見えた。
夕飯を済ませ、実家へ向かった(8時)
母は、何も話さなかった。
私も、不安に・・・。
こんな時、父の冗談があったら、私も母も笑顔になれたのに・・・・。
そんな事を想っていると、尚更不安になってしまう私。
実家へ到着し
「ただいま!」
「お帰り!」兄・義姉・姪の声。
三人は、夕飯の最中だった。
今日は、兄も義姉も姪も帰りが早かった様だ。
何時もは、義姉が一人、夕飯の支度を仕掛けていたのだが・・・。
母は、三人の姿を見て、何処か寂しそうだった。
口数も少なく、定置に座った母。
「婆ちゃん!それじゃぁ~!またね!」思いっ切り、明るく手を振ったが
母の笑顔は、無かった。
帰り道、母の寂しそうな顔が浮かんでいた。
母の日常は、これでいいのだろうか?
でも、私達にも、兄家族にも生活がある。仕方ない!
私が問題だ!
父の存在を断ち切れず、落ち込んでしまう。
父はもう居ない・・・・この現実を叩き込まなければ・・・・。
私の不安は、母の不安に・・・・。
昨日、実家の墓参りをした。
父の墓参りでは無かった、実家の墓だった。
父は何処に居るのだろう?
姿は見えない、でも、お墓には・・・・・。
母ではない、私なのだ。
私が、父を追っている。父を求めている。
どうしたら、父をお墓に・・・・。
夕暮れに、怯えていてるのは、私だ。
日増しに、日の暮れが早まってきたこの頃。
仕事を終え5時過ぎ、兄(次男)の所に迎えに行くと、何時も外を眺めながら待っている母。
「ただいま!」の挨拶に「ご苦労様!」と笑顔を見せてくれる。
その、穏やかな笑顔に・・・・。
今日も、楽しく過ごせてたんだと、私の気持ちも穏やかになれていた。
今日、伸びた髪を、義姉に切って貰った。
その間に、すっかり日が暮れてしまい、母の行動が不穏に・・・・。
一時間位で終わり(6時過ぎ)
「婆ちゃん、帰ろう!」(私)
「そうだね!お世話になりました!」何時もの様に丁寧に挨拶をし、床屋を後にした。
我が家の洗濯物を、何時もの様に丁寧に畳み、夕飯に・・・。
母は、何時もより言葉数少なく、何時もより元気が無い。
というより、自分の世界に入ってしまっている様な????
「私の事心配してるんじゃぁ~ないかな?あの人達」(母)
「大丈夫だよ!今日は家で、御飯食べて帰るからって言ってあるから」(私)
「そうかい!????」(母)
何時も、毎度の様にこの会話を繰り返しているが・・・・。
今日の母は、何時もと違って見えた。
夕飯を済ませ、実家へ向かった(8時)
母は、何も話さなかった。
私も、不安に・・・。
こんな時、父の冗談があったら、私も母も笑顔になれたのに・・・・。
そんな事を想っていると、尚更不安になってしまう私。
実家へ到着し
「ただいま!」
「お帰り!」兄・義姉・姪の声。
三人は、夕飯の最中だった。
今日は、兄も義姉も姪も帰りが早かった様だ。
何時もは、義姉が一人、夕飯の支度を仕掛けていたのだが・・・。
母は、三人の姿を見て、何処か寂しそうだった。
口数も少なく、定置に座った母。
「婆ちゃん!それじゃぁ~!またね!」思いっ切り、明るく手を振ったが
母の笑顔は、無かった。
帰り道、母の寂しそうな顔が浮かんでいた。
母の日常は、これでいいのだろうか?
でも、私達にも、兄家族にも生活がある。仕方ない!
私が問題だ!
父の存在を断ち切れず、落ち込んでしまう。
父はもう居ない・・・・この現実を叩き込まなければ・・・・。
私の不安は、母の不安に・・・・。
昨日、実家の墓参りをした。
父の墓参りでは無かった、実家の墓だった。
父は何処に居るのだろう?
姿は見えない、でも、お墓には・・・・・。
母ではない、私なのだ。
私が、父を追っている。父を求めている。
どうしたら、父をお墓に・・・・。
夕暮れに、怯えていてるのは、私だ。