The Sense of Wonder

「ここへきてよかった」
そんな景色に出逢えたら・・・。

ロジャーズの人間観

2009-03-18 23:29:47 | カウンセリング・交流分析
先日の産業カウンセラー協会でのプレゼン実習のテーマに選んだのが

「ロジャーズの人間観」でした。

カウンセリングに携わることがある方なら、
「受容、非指示的、来談者中心療法、共感的理解」などという言葉は幾度となく
目に、耳にしたことがあると思います。

これらの言葉や理論は、すべてカールロジャーズが提唱したものです。

私は、カウンセリングに携わらないまでも、人と関わることが多い職業の方、
管理監督者、指導者、経営者となる方は、自分はどんな人間観をもっているのか
を折に触れて確認しておいたほうが良いと考えます。

なぜならば、人間関係は「合わせ鏡」で出来ているからです。

人は、飴と鞭をもって管理しなければ思うとおりに仕事をしないという人間観を
もっているとしたら、接し方も、指示的で操作的になります。
指示的な環境の元では、指示待ちの人材が育ちます。
そして、合わせ鏡ですから、指示待ちの人材をみた管理指導者は、ますます自分の
人間観を強化していくことになります。


ロジャーズの人間観は、
「人間は自己実現に向かう有機体である」

自然界のすべてが有機体であるように、人間もまた進化・発達の過程を問わず
自分自身の維持と自分自身をより良い方向に向かわせる力が備わっている・・・
これが、ロジャーズの人間観です。

人間もまた自然の一部である・・・
少年時代を自然豊かな田舎で暮らし、生き物と接してそれを育ててきたロジャーズは
オーガニックオーダー(自然の秩序)を知っていたからこそ、有機体としての人間を
信じる「来談者中心療法」を打ち立てたのかの知れません。


レイキ
ホ・オポノポノ
リコネクティブ

いろいろなヒーリングがありますが、これらもやはり、
「人間は自己実現に向かう有機体である」という人間観がベースになっているんでしょう。

有機体である力を存分に発揮してもらうための方法がそれぞれにあるんでしょう。

それが、カウンセリングの場合は「言葉の応答」なのだと思います。

コズミックダイアリー、引き寄せの法則、そして交流分析やカウンセリング。
ここへきて、別々に学んできたものが自分の中で統合されつつある心地よさを
感じています。

ロジャーズの人間観は、私が求めていた真理なのだろうと思っています。



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2 コメント

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では! (謎の女)
2009-03-19 00:21:42
元ANAとしてはアドバイスできますが・・・
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有難うございます (sei)
2009-03-19 00:35:00
おー!
そうでした!
機会があったら是非お願いします!

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