テレビ番組に戦慄する４０歳

昨日、思わずゾッとする内容のテレビ番組をやっていた。

その内容とは妻が5年間、口をきいてくれなくなったというもの。

妻が口をきかなくなった原因は小さいことの積み重ねだった。

そして、物語の顛末は・・・というところで、テレビを見ていた私の隣に妻がやってきた。

その瞬間、私は思わずチャンネルを変えてしまった。

妻と一緒に見る勇気が無かったのだ。

他の番組を見ながら、先程の番組のことを考えていた。

そういえば、昔、妻が「ちょっとした積み重ねが女性にとってストレスになる」と言ってたな。

私も毎日、家のことを頑張っているつもりではあるが、知らぬ間に妻にストレスを与えている可能性もあるな・・・。

その夜、今日は妻が娘をお風呂に入れる予定だったが、妻は娘を風呂にも入れず、ダラダラ過ごして、しまいには「もう眠い」と言い出した。

「寝る前に娘をちゃんとお風呂に入れてくれよ!」と言いそうになったが、先程の番組を思い出した私は、思いとどまり、娘の方は私が何とかするから、先に息子と寝るようにと妻に伝えた。

妻はそれじゃ、よろしくと言い残し、息子と寝室に向かった。

娘の世話をしながら、もう少しで小さなストレスを妻に与えるところだった、危なかったと胸を撫で下ろした。

妻も毎日、子供の世話をして大変だ、疲れも溜まって、たまにはだらけたくなるさ。

男は細かい部分に気が回らないから、妻に知らぬ間に小さなストレスを与えてしまうのだろう。

大きなストレスを防ぐために、気づく範囲だけでも良いので、小さなストレスの芽を摘んでいかなければならないな・・・。

そんなコトを、一人思う、４０歳なのでした。

４０歳のカラオケと息子

妻が息子と一緒にカラオケをしたいと言い出した。

カラオケボックスに行くことも出来ないので、プレステ4のカラオケソフトで代用することにした。

 

準備が出来たので、息子の大好きな「はたらくくるま」を一緒に歌おうとしたが、マイクを持とうとしない。

どうやら恥ずかしいようだ。

確かに子供の立場としたらそうかもな。

しょうがないので、一人で「はたらくくるま」を熱唱する４０歳。

うん、これは確かに恥ずかしいな!

 

歌いながら思い出した。

そういえば、若い頃はシンガーソングライターを目指してたな。

歌が下手すぎて断念したけど。

本当に若くて青臭い夢だったな。

でも、自分の中でモヤモヤした思いが今も残ってる。

下手な歌でも心に突き刺さることもあるではないか。

それに今はネットが発達し、個人で配信とかもできるではないか。

４０歳だからといって、このまま諦めっぱなしで良いのか?

 

カラオケを終え、プレステの電源を切った。

ふと、息子を見るとマイクを持って密かに一人、電源の切れたテレビの前で歌っていた。

下手でも、恥ずかしくても、好きな気持ちが大事だな。

そして、自身がついたら父の前で歌ってくれ、息子よ。

父も密かに練習して、自身がついたら世の人に向けて歌ってみるよ!

コロナ禍でも思い出は残したい

昨日、家にアルバムが届いた。

我家では結婚して以来毎年、その年の写真をアルバムにして残している。

昨年はコロナの影響で旅行もしてないので、あまり写真を撮れなかった。

例年は、48ページのアルバムを作っているが、今年は30ページ。

他のアルバムと並べてみると、薄い・・・。

 

しかし、まだ前年は娘が生まれたので、その分、何とかアルバムが作れる程度に写真は撮れた。

今年はこの調子でコロナが続いたら、アルバムが作れないかも。

何とかアルバムに思い出を残したいな。

自分も親が作ったアルバムを見ると、やっぱり、じ～んとくるもんな。

例えコロナで旅行が出来なくても、特別な思い出でなくても、ちょっとした日常の風景でも良いから、頑張って写真を撮ろう!

４０歳の今年の目標だ!

 

大人になれない40歳

毎日、妻は弁当を作ってくれる。

とてもありがたいことだ。

しかし、この弁当をめぐって、我が家では一つ問題が発生している。

弁当にはふりかけをかけている。

いつもふりかけは「おとなのふりかけ」を買っている。

ふりかけの味は5種類。

「本かつお」「紅鮭」「焼たらこ」「海苔たまご」そして「わさび」である。

そう、私は「わさび」が嫌いなのだ。

そうなると、いつも「わさび」のみ、ふりかけがあまる。

それを妻が嫌がるのだ。

何かにつけて「今日のふりかけはワサビでよいか？」と聞いてくる妻、かたくなに拒否する私。

その攻防が毎日のように繰り広げられているのだ。

 

しかしながら、ほかの4種に比べて、明らかに好き嫌いが分かれそうな「わさび」が入っているのは不自然ではないか？

やはり商品名が「おとなの」とあるので、大人向けに「わさび」を入れているのだろうか？

永谷園さんが「わさび」を除いてくれればこの問題はおさまるのだが・・・。

もしくは、私が大人になり、ワサビを食べれば問題解決、うん、ダメです、私は大人になり切れないのです、ワサビは食べられないのです。

大人になりきれない40歳の苦悩の日々は続くのでした、トホホ・・・。

 

大人になり切れない40歳、

40歳でも0歳でも生きるのは大変だ

今日も仕事で疲れて、くたくたの体で職場を後にする

しかし、トイレットペーパーを買ってくるように妻から指令が出ていたのを思い出し、ドラッグストアに寄り道して帰る。

真っすぐ、帰宅したいな～、辛いな～。

 

家に帰ると、妻からの報告を聞く。

今日は娘が予防接種を受けに行ったらしい。

まだ0歳なので、順番に受けている状況だが、本日は3本も打たれたらしい。

1日3本は大人でも嫌だな、よく頑張ったな、わが娘よ。

 

さらに聞くところによると、注射を打たれるとは思ってもない娘は、お医者さんの前でとびっきりの笑顔だったらしい。

そんな娘の様子を見て、心が痛んだのか、お医者さんは「ごめんね、ごめんね」と何度も謝りながら注射をしたらしい。

せっかく愛想を振りまいても、痛い目に合う、なんか切ないな・・・。

40歳の会社生活も大変だが、0歳児の生活も大変だ。

世の中、大変なことだらけだが、その分、楽しいことが待っているはずだ、辛いことも多いけど、一緒に乗り越えていこう。

言葉は通じないけど、心の中で娘に語り掛ける40歳なのでした。