pei music

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マネージャーのたわごと
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別れを告げるとき

2019-11-03 15:26:35 | たわごと

思えば、10月中旬から・・・ずっと忙しかった。

いろいろなことが重なって、自らの意思や考えも纏まりがなく、体調も万全でなく、風邪が長引き

精神的にもかなり、集中力が弱く、判断力が鈍く、不安定な時間、なんとなく過ごしてた日々。

自分は、すべてのバイオリズムの波形が低迷しているのか?山なり上昇の曲線を描くすべが見当たらない。

物事の判別や順序も間違っていたかもしれないくらい、不安定な日々が続いていた。

料理の手順も味付けも 甘いのか?しょっぱいのか?からいのか? 

体調不良のため、11月の約束予定は、延期変更した。

そう、お世話になったあの方、卓二さんが倒れたことを知ってから さらにでしょうか?

だって、数日前に元気に、ことばを交わしたばかりだったし、容体を把握できるまでに時間がかかった。

普段も、自らの食生活や健康に気を付けているようだったのに。ただ、日ごろから、睡眠不足はあったと思う。

急性心筋梗塞を引き起こし、発見から救急搬送時間による脳機能障害を起こした。

やっと、会えた時は、意識回復を願い、卓ちゃん!卓ちゃん!目を開けて!と呼びかけても

むなしく・・・呼吸器のポンプ音のみが・・・パフ、シュー・・・力なき無言の全身は、ぬくもりだけが触れた。

変わり果てた姿に愕然とした。 眠りすぎてるんでないか?

大声で叫びたい衝動を抑え・・・・なんでよ~?なんでよーー!心の中で怒り。

重篤な状態をやっと理解できたものの・・・それから、まもなく・・・訃報。

この年になるまでに、何度も、悲しい別れはあったが、予期せぬ相手の急逝とは・・・驚きと悲しみ。

ましてや、数日前まで元気に仕事をしていた現役売れっ子オペレーター。

奇しくも、11月1日未明。最後は、多臓器不全・・・ということに。

連絡を受け、夫婦で交わした言葉「人間って、本当に死んじゃうんだね。」 うそみたいな本当のこと。

【葬儀のこと

読経は30分。お通夜のご僧侶のお説法・・・年齢で生死がきまるのではない。

生を受けたら、誰しもがいつかは、死ぬものであると。朝目覚め、太陽の光を浴びるのは、

決して当たり前のことではないということを卓二さんが教えてくれたのではないだろうか・・・と。

当たり前のことを当たり前と受け取らず、感謝の心に変えていこう。・・・と。

(お坊様・・・お父さんと呼ぶのは相応しくないような、違和感がある呼称だったよ!教え子生徒さんも多かったし、先生とか、卓二さんとか、卓ちゃんとか・・・誰からも、慕われ、他言せず、前にある仕事をまじめに正確に・・・の人だったと思うから。)

葬儀という儀式。生前の交流のあった方々に報せ偲びという目的があろうか?

これまた、LIVEの告知、宣伝しても集まらないものだが、最後のお別れとなると、

故人の交際範囲も想う人の心も諮れず、弔問人数も把握しにくい。 会場選びも難しい。

会場両サイドの供花、祭壇の供花・お供え、参列者は、250人~300人くらいでしょうか?

会場に入りきれなかった方たちは、フロア臨時予備席だったようだ・・・人とナリにもよるだろう。

心や思いがあれど、実際に、お通夜・告別式など遠方だったり仕事都合の場合もあろう、

まして、音楽関係者が大半なのにスケジュール調整が難しい場合は、当然弔問など困難なこと。

この、儀式の規模もスタイルも千差万別であると私は思っている。事前に日程を組んで案内できるものでもない。

家族の意向、本人の希望、様々なので我々も遠くない将来、実際に体験することになるであろう。

心づもりというか、その時の年齢にもよる。終活には至ってはいないが、万が一の時の備えとして、

身近な家族には、伝えておくことも必要かもしれないと思っている。

儀式という形式について、立派な○○とか、否、世間評論など全く、関係ないと思っている。

この連休、やっと休みが取れそう!息子夫婦が帰る連絡。せっかくの休みを楽しく過ごしてもらいたかったが、葬儀と重なった。

時間差でお出かけしたり、いつもより少し落ち着かなかったかも?しれないけれど、今日帰って行った。

そういうことで、今日の告別は、失礼したが・・・卓ちゃん!

少し、働き過ぎたかもしれないし、寝不足も多かったかもしれないし・・・安らかに眠ってください。

 

 

 

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