只今、NHK放送の朝の連ドラ「カーネーション」ですが、
毎日、楽しみにしています。
ドラマの内容は、終戦後の動乱の中、女性が生きていくための生活や
必死さが新しい発想で、女性が働き社会へと立ち向かう、力強いドラマ。
主役は、呉服屋を 洋裁店にして、たぶんその時代にしてはかなりハイカラ。
洋服をデザインして、ミシンを踏んで、和服からモンペをつくり、
洋服が普段着になるまでに、 いまそのような背景の時代。
昭和30年ごろの様子。
そんな、カーネーションを見ていると、私も子供の頃を思い出す。
私の母も洋裁をやっていた。 足で踏むミシンが家にあって、
私の小学校入学のとき、母がツーピース(ジャンパースカート・ボレロ)
作ってくれ。その時、生地の色ががおとなしくて、
私は、あまり喜ばなかった記憶がある。
今思えば、その頃から母は、体調が悪く、入学してからは、ずっと病院
だったような気がする。
母はその年、私が小学校1年生の9月に亡くなった。
今、ドラマのミシンを見ていると、 最後に手作りしてくれたのに
私はもっと赤い、明るい色の服を着たくて、ふくれっ面をしたことが
悔やまれる。 母はどんな思いで、洋服を作ってくれたのだろうか・・・・
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