OHISAMA

長い時のなかで、息子から贈られた心の種から咲いた花を言葉に託す。

無力な私と出会ったわけ。

2007-06-29 11:45:24 | おもい
私は息子を失ったとき、己の無力さと対面させられた。
そう・・・そんなものと対面などしたくはなかったが、無力だという現実が叩きつけられて・・横たわっていた。
無力でありたくなかった。出来る限りの努力をし、背伸びをし、己の無力を無視できる限りしてきたが、その努力の全てをあざ笑うかのような現実があった。
ノミよりも小さな存在で、無力、無知、無能であった私の結果としての現実があらわになってむき出しているようだった。

その状況を受け入れていくことさえも出来ず、ただ映画のフィルムが流れて行くのを眺めているような感覚以外なにもわからなかったが・・・ただ時が戻らない事だけは知っていた。

人の時間も体力も能力も限られているし、
魔法使いのように時を止める力もない。

誰かを助けたくとも、それには限界がある。

自分でさえも手に余る感情に翻弄させられる時があり、
時には恐怖さえ感じる、
なにが一番の怖いかと言えば己の無力さと向き合わなければならないときが一番恐怖心がわくのではないかと私は思う。
己を・・・全てをコントロールできない無力な自分・・・

避けることが出来ない惨事を目の当たりにし、恐怖におののく・・・
未知の世界へ向う時の恐怖心だって、己の限界を知る可能性が出る場所でもある。

とても小さな無力感でもそれを正面から受けた時には心は大なり小なり凹むものだ。

無力感と向き合い、その凹んだ己を立ち直らせていくのに何年も何年もかかるときがある、己の全てを消し去りたいほど大きくのしかかってくる無力感と出会ってしまったとき人は初めて問われるのだ、己の中の愛に向かっているのかと・・・
見栄も体裁も置き去りにして、ただ求めていく・・・漂うように求めて探す・・
自責の念に押しつぶされそうになる中で・・・己を愛する道を探す。。ほんのわずかなことでいい、ただ、今生き延びていること・・それだけの己を時間を掛けて愛せるようになるだけでも微力ながらでも愛を知ることが出来ると私は思う。

息子が逝く数日前に私に偶然にも投げかけた言葉、「僕は愛を伝えるためにこの身(命)を投げ出せるだろうか」と・・・彼が言う「愛」の意味は恋愛の「愛」や愛情の「愛」ではないことは私にもわかっていた。もっと深い生命から流れ出るものだと・・・しかし、それが何か私には良く判らなかった。

私達はその生命の深いところより流れ出る愛に対面しようとするときはまず、孤独と同居しているかのような無力な己と対面しなければならないのだと私は私の人生をもって体験した。

途方もなく続く孤独ともてあますほどの内側から押し寄せてくる哀しみを己自信でどうする事も出来なくなたとき、人は己の中のそれぞれの愛と言う信仰を試すチャンスなのだと思えるようになった。

信仰と宗教は紙一重だ。
ただ自分が信じ貫くことと他者にそれを強いる事は違う。
私は宗教と名のつく団体をすべて遠ざけてきたし、誰かに自分の思いを押し付けるのも嫌いだが、
この激動の世のなかで、踏ん張る必要があるとき、その人、其々が望んだ宗教で救われる道があれば、それはそれでいいのだろう。

パン教室

2007-06-22 15:45:07 | パン
きょうはパン教室でした。
なのにすっかり忘れて・・・と言うよりも、
この次のパン教室は29日だと勘違いをして、
のん気にヨーグルトケーキを焼く準備に取り掛かっていたところ
パン教室の同じ班の方から、きょうのパン教室のことを教えてもらい、
パン教室へ・・・

生地のこねは終わっていました、(TДT)
でもきょうはドーナッツでしたから
第二発酵後の作業も大変楽しかったです。


リングドーナッツにジャム(イチゴ・ブルーベリー)ドーナッツ、そしてねじりドーナッツはシナモンシュガーをかけました。

蜂蜜ヨーグルトパン

2007-06-22 15:37:52 | パン
昨日焼いた、
蜂蜜ヨーグルトパンです。

このパンはオレンジページに載っていたレシピでした。

小麦粉300gに対して、
水30
卵M玉2個
バター90
ヨーグルト90
蜂蜜  60
レモンのすり皮半個分
塩4g
と、これだけでどろどろの生地になるとお分かりでしょう?
それでもその柔らかさは想像以上でした。
生地をまとめることさえ出来ませんでした。

カップに入れて焼き上げました。
材料を見てお分かりのようにかなり贅沢なレシピですから美味しかったですよ。^^

エスプレッソシフォンは毒見?

2007-06-20 22:32:31 | 焼き菓子
今回お友達のリュクエストで始めて珈琲系のシフォンを焼きましたので
同じレシピで毒見できるように同じ日に焼きました。
実は送る前日お友達に抹茶のシフォンを送ると電話でお伝えしましたら、
なんと!抹茶はダメだそうで・・・なら紅茶は?と聞けばそれもパス!!!
おめぇ~~~!!!茶どころに住んでいて、しかもおめぇーーの実家は
お茶屋だろぉ~~~と、叫びたいところを、驚きの振りしながら、
驚き笑いのふりをして・・・なにげにそんな叫びたい思いを吹き飛ばしてみました。と、言う私もお茶より珈琲なので・・・人の事は何も言えませんが・・・
静岡茶はみるくて甘みがあり美味しいですよ~~~。
川根茶はなんともいえません。
普段飲みには丸子茶だってとって美味しいのですよ。

でっ、でっ、お茶より好きな珈琲シフォンを送ることに急遽なりましたので、味見もしていないものを送る自信もなく・・送る当日自宅用も焼きました。

それからエスプレッソシフォンはクリームとの相性はバッチリです!

美味しかったですよ~~~。^^

家の分のリュステック

2007-06-20 22:29:56 | Weblog
家の分です。

生地はいいあんばいにあらく、ふんわりと仕上がって、
サンドパンに適した風合いが出ました。
と自我自賛。プロじゃないからいいすよね~~~。

ゴマパンは水の代わりに牛乳で仕上げているのでしっとりと美味しいパンになりました。ってここには載せていませんが・・・

花より男子を借りたお礼のパン

2007-06-20 22:27:17 | 焼き菓子
静岡のお友達から花より男子をお借りしてはや三ヶ月・・・

面白かったですよぉ~~~。
何度も読み返して、読み返して・・・今になりました。
ほっほほ・・・

本を買えば場所をとるし・・・こんなとき借りるのが一番ですね。

お礼にエスプレッソシフォンとごまパンとリュステックを焼いて送りました。

シフォンはちょっとした温度設定のミスでも穴が開くときがあるので
やはり婿入りさせる時はドキドキもんですね。

チョコクッキーも嫁に行きます。

2007-06-15 17:44:28 | 焼き菓子
チョコクッキーはカリッと仕上げず、にさくさくと仕上げました。

マーブルチョコがかわいいでしょ?

なンとか5種類焼き上げる事が出来ましたが・・・・
久し振りの流れ作業で上手く次に繋げながらオーブンの中の作品に
注意深くなれず・・・送らせていただいた方に申し訳ないのですが。。。
ここは大きな心で許してもらう事にします。と、勝手に決定しておりますわ、

いいかしら・・・

嫁に行くメープルシフォン

2007-06-15 17:23:36 | 焼き菓子
ネット仲間に私の心だけはこもったシフォンを嫁に出しました。

手始めに作ったシフォンは他に気を取られながらの作業で思うように行かず・・・
でも心はこもっているよ~~~。

っていいわけぢゃないよ。

最近心軽やかなので髪を切りました。

2007-06-15 17:20:47 | Weblog
最近色々と受け入れることが出来るようになって
心軽やかになり、美容院で髪を整えてもらうだけのつもりで先週の金曜日に行ったのに、何を思ったのか、永田ちえこさんが志村ケンと対談している雑誌を眺めていて・・・この髪形かわいいよね~~~。
たしか・・・年だけは同い年かなぁ?なんて美容師さんと話していて・・・

同じ顔になるわけもないし、若くなるわけもないけど・・・
あんまりかわいいので同じ髪形にしてしまいました。

みんなにかわいいと褒められて嬉しくなって髪型だけアップしました。
笑ってくだされ~~~~。

ps、全く同じ髪型にはなれません。だって毛質も違うし、美容師さんだってちがうから、でもカットが上手な美容院なんですよぉ~~~。

レモンシフォン

2007-06-13 20:31:30 | 焼き菓子
再び、レモンシフォンに挑戦いたしました。

レモン50CC仕様。
やはり酸味のものはバランスが難しい。

前よりはましだけど、底がボコボコと少し凹みました。
ほんと!生地の安定がわるいね~~~~。

味もかなり酸味かかり正直ほんのり甘酸っぱいわけじゃない、これではスポンジそのもののよさが消えてしまう、この次やる時は生地の安定も考えてもう少しレモン汁を減らそうと思う、

フィリングにレモン汁でといたアイシングを掛けていただいた。

きょうは久し振りに仲良しのお友達が仕事のお休みがとれて遊びに来てくれたのでレモンシフォンとコーヒーで楽しい時間を過ごしました。
いやぁ~~~、楽しかったです!

またきてやぁ~~~~~。って、お友達ここみてないんですけどぉ~~~

宮ラブ・イン・パレス 最終話に出たお菓子。

2007-06-12 16:57:34 | 焼き菓子
宮ファンなら知ってるはず!
最終話で出た、チェギョンのすきなパイ菓子です。
マカオに国外追放?された皇太子妃のチェギョンに皇太子(イ・シン)が会いに来て、久し振りにあった二人が食べていたのがこのパイ菓子。
蛋塔(タンター)です。あっ\(◎o◎)/!皇位をお姉さんに譲ったから皇太子じゃないのか?


パイ生地をフードプロセッサーでパパッと作り、
カスタードクリームを作って中にいれ
210度のオーブンで20分焼き、アルミをかぶせて更に5分焼きました。

カスタードが思った以上に出来たんで思わず入れすぎてしまい、
真ん中が凹みませんでした。

ほんとうは中に入れるカスタードは8分目が目安です。

パイ生地があっという間に出来ちゃうフードプロセッサーは買ってよかったと心から思う瞬間ですね。

しかし、最終話を見るとおもっちゃうのがご懐妊はいいけど、チェギョンは国に帰るにはどのタイミングで帰る予定だったんだろうとかぁ、、、あれはホントにご懐妊兆しだったのか?とか、皇太子がいるのに何時までもお姉さんに皇位を任せておけないじゃないのぉ?とか・・・暫く考えてしまいました(笑)。宮シリーズ第二段が製作されていたらどうなっていたんだろうなぁ・・・と考えてしまいましたね。

あんなに濃く渋い内容だったのに最後になって、あまりにも尻切れトンボのようなあっけない終わり方だったからかしらね。

それでも宮ラブ・イン・パレスの魅力は変わらないけど・・・

放送作家の方も第二段を考えた終わり方にしたんだと雑誌でコメントされていたのよねぇ~~~。

宮Sになって製作会社もストーリーも全く変わってしまいとても残念でしたね。
こうなれば宮Sは宮Sで楽しみながら、
らぶきょんを読むしかないかしらね?^^