まりん劇場

千葉ロッテマリーンズについてもろもろ

「おめでとう!千葉ロッテ日本一」

2005-10-31 18:46:54 | 掲載誌解説
なぜかどこにも絵が無い…
大きすぎてスキャンもできないし。

<DATA>
日刊スポーツ出版社
定価600円
A4ワイド?(84P:4C68P、1C16P)


日刊スポーツグラフとして毎年発売しているシリーズ速報です。
ただしネットで見てもなぜかどこにも情報が無い。
でも偶然書店で発見して購入しました。

内容はさすがにサンケイスポーツの超速報とは違って読み応えアリ。
いわゆるJFKとYFK、赤星と西岡などの「対決」に絞った記事、森祇晶氏のシリーズ分析(おそらく紙面に掲載されていたものと同じですが)、そしてオリオンズ時代の名選手紹介などがあります。

ただ記事の順番がちょっと悪いような…
連続性がイマイチ無いので、話が飛びがちです。

とはいえいい紙使ってるし、写真もけっこういいので満足できるレベルではないかと。

ちなみに胴上げ写真の「超BIGポスター」もついてます。



先日本屋に行ったら、阪神のリーグ優勝記念号が3冊売ってました。
ちなみにロッテはというと、リーグ優勝時点ではゼロ。

オイオイどういうことだよ…


でもシリーズを制したおかげで、続々と販売されてます。
まだ購入してませんが、ベースボールマガジン社からも出ているようです。

やっぱり全部買っておきたいですね。




「おめでとうボビー ロッテ日本一」

2005-10-28 21:01:14 | 掲載誌解説


<DATA>
産業経済新聞社
定価600円
A4変形判(80Pオールカラー)


今日発売のロッテ日本一速報版。
サンスポ得意の速攻です。

内容はというと、完全に写真中心の速報グラビア。
日本シリーズとプレイオフを中心に写真と選手のコメントで振り返り、ほとんど記事はありません。

数少ない記事は、ほとんどが歴代のロッテ担当サンスポ記者の思い出。
その中で5人の記者の座談会があるのですが、これはなかなか興味深い。
というか懐かしい。
近藤監督の「今度はもっと強いチームでやりたい」発言も取り上げてるし。
18連敗を喫して2年連続最下位に終わって解任されてのコメントですが、これは本当に最悪だった。
自分の監督としての力量を棚に上げて…。
彼のことは今でも大っ嫌い。
ロッテに関してコメントしているのを見るとホントに腹が立ちます。


それはさておき…

内容については、まあ正直こんなもんかな、という気もします。
はっきり言って10分もあれば読み終わります。

が、そこは日本一記念。
永久保存版として購入してもまったく損は無いでしょう。

逆にいえば気軽にパラパラめくれますからね。
これがあればオフになってもいつでも余韻に浸れます。



蛇足ですが、どうもタイトルが気になる…。
なぜ「おめでとうボビー」?
普通「ありがとうボビー」じゃないの?




そして再び一面ジャック!

2005-10-27 20:46:31 | 掲載誌解説







ひとまず満足です。

ただ今回の内容は似たり寄ったりでした。
小ネタはリーグ優勝時に出し尽くしたのでしょう。
かといって「アジアシリーズに向けて」なんて記事は成立しなそうですからね。

シーズンが始まって以来、スポーツ紙の一面を飾るたびに購入してきたのですが、ここ数週間でかなりの量になりました。
まさにうれしい悲鳴!




日本シリーズ 第4戦

2005-10-27 01:09:45 | 試合結果補足
圧倒的な強さで4連勝!日本一に!

M 020100000 3
T 000002000 2
○セラフィニ
S小林雅

今日は福浦、サブロー、今江、橋本がノーヒット。
打の主役は完全に李でした。

先制ツーランに中押しタイムリーツーベースなど4安打。
結果的に3打席目のツーベースヒット(3塁で悠々タッチアウト)がスリーベースになっていればサイクルヒットだったわけで、それを予感しての暴走だったのでしょうか。
ボール球を見極められるようになっていたし、来年も成績が伸びるだろうと予感させましたね。


セラフィニはいつも通りのピッチング。
四球も出すけれども要所要所ではいい球を投げて抑える。
そして牽制でランナーを刺す。
様々なモーションでクイックを多用してランナーを釘付けする。
完璧です。
特にあの牽制とクイックはかなりのものですね。
矢野を刺し、赤星の逆をつきましたから。

8回はプレイオフ第5戦に続き、薮田が相手クリーンナップと対峙。
そして気迫の投球で抑える。

9回はまたしても小林雅が先頭打者を出す自作自演。


まさに普段どおりの野球です。


ポストシーズンに入ってから計11試合。
失点はたったの20。
先発投手が最も点を取られたのは、対ソフトバンク4戦目の小林宏で3失点ですからね。
あまりの安定感のために久保と黒木の出番が結局ありませんでした。

改めて見てみると、とてつもない投手陣だったことに気付かされます。

最高の投手に最高の守備、そして最高の打撃でした。



というわけで、気が付いたら冷静に記事を書いている自分がいます。
前にも書いたとおり、プレイオフで極限の緊張を味わったから、お祭り的な日本シリーズでは冷静でいられるのか、あまりの強さに“勝利”に対する切望みたいなものが薄くなっているのか。
それはまだよく分かりません。


これが本当に今まで自分が応援していたロッテなのか…。
気が付いたらロッテが自分の手を離れていったような、そんな気持ちさえ感じます。
同時に、まだ夢の中にいるようです。




日本シリーズ 第3戦

2005-10-25 23:32:57 | 試合結果補足
3試合連続二桁得点の記録で日本一に王手!

M 010200700 10
T 010000000 1
○小林宏

それにしてもここまで打つとは…。
3試合連続二桁得点はシーズン中にも1回達成していますが、まさかこの大舞台でねえ。

やはりプレイオフの経験が大きいのでしょう。
何しろ、松坂→西口→杉内→斉藤相手に4連勝したんですからね。
もちろん投手が抑えたのが大きかったけど、この好投手相手にきっちり点を取ってきたわけですから。

今思えば、シーズンの最後の2試合で1点しか取れなかったのは何だったんだろう。
あの時は本当にプレイオフに向けて心配したものです。
まあ消化試合を消化試合らしく戦ったってことなんですかね。



今日の試合のポイントは、何と言っても橋本でしょう。
テレビ中継で真弓と谷繁が何度も繰り返していましたが、あのフォークの見極め。
確かに凄かった。
低めのいいコースだったし、三振してしかるべき球でした。
阪神バッテリーも相当驚いたことでしょう。
普段セ・リーグしか見ていないファンもびっくりしたでしょう。
橋本って打撃は一見粗そうだし。

しかしそんな橋本の実態は、破壊王ならぬ「四球王」。
今年の橋本は52安打ですが、四球数は48ですからね。
出塁率は約4割で、首位打者の和田とほぼ同じ。
その選球眼がここで発揮されました。

結局ストレートにファールで合わせて合わせて最後にセンター前。
ここで勝負ありです。



一方の小林宏は序盤は明らかに調子悪かったけど、中盤からはストレートも走り出して復調。
そして最後は小野→藤田→薮田とつなぐ万全のリレー。
シーツも金本も今岡も起こしませんでした。



いよいよ日本一に王手。
正直未だプレイオフ時ほどの緊張感はありませんが、せっかくだから一気に達成してもらいましょう!




ビバ!スポニチ!

2005-10-24 19:48:38 | 千葉ロッテ的雑感


恐れていた通り、ほとんどのスポーツ紙の一面はディープインパクト。
確かに凄かったけど、今江だって日本記録だよ!

てな思いの中、唯一今江を一面に持ってきたのがスポニチ。
私はこれからスポニチ党に変わります。
これまではどちらかと言うとニッカン好きだったんですけどね。

ちなみに好きなテレビ局も断然テレビ東京になりました。
パ・リーグ優勝時の特番も最高でしたよ。
特番と言いながらも、単に選手を集めただけでしたけどね。
ぎこちない司会っぷりも良かったです。



そして明日の予告先発が発表。
大方の予想通り、小林宏と下柳です。

ここを勝てば、もう決まったようなものだし、正直勝てると思うし。
6回までに3点とってくれれば…。




日本シリーズ 第2戦

2005-10-23 23:01:32 | 試合結果補足
連夜の二桁得点&先発の好投で連勝!

T 000000000 0
M 11000503X 10
○渡辺俊

渡辺俊は相変わらず完璧なピッチング。
無死でランナーを出してピンチも迎えたけど、これもシーズン通り。

例え無死2塁でも1死3塁でも点を取られないのが渡辺俊の真骨頂。
何しろ外野にほとんど飛ばないから、犠牲フライを打たれないんですよね。
内野ゴロと内野フライに抑える。
これが俊介ですよ。


それにしても今江は凄い。
8打数連続安打かつ8打席連続安打は日本シリーズ記録ですか。
昨日も思ったけど、本当に来年が楽しみですねえ。

サブローも昨日で完全に吹っ切れましたね。
完璧なホームランでした。


2試合で7本塁打20得点。
投げては合計で被安打9、1四球、1失点。

あまりにも完璧な流れで甲子園に乗り込めます。

25日の予想先発は小林宏vs下柳。
この一戦に勝てば、もう決まったようなものでしょう。
というか3連敗さえしなければOKです。



そんな中、今気になっているのはみっつ。

ひとつは小坂、堀に続く福浦の故障離脱。
ベテラン内野陣が総崩れ状態です。
セカンドは渡辺正人と塀内、そして早坂、ファーストは…もう李しかいません。
最後の最後に来てちょっとピンチですね。
まあ塀内や早坂にとってはチャンスなので、ぜひ活かして欲しいですが。

もうひとつはPV。
結局この2戦、場外の大型ビジョンはありませんでした。
モーターショーと重なっているのが一番大きいような気はしますが、せめて甲子園開催の時にはPVを実行してくれないと…。
お願いしますよ!

最後は明日のスポーツ新聞の一面。
日本シリーズで連勝したわけだし、今江は日本記録を達成したのだからぜひ一面を飾って欲しいのですが…。
少なくとも何紙かはディープインパクトに持っていかれそうなんですよね。
こちらは21年ぶりの無敗の三冠馬。
まあ話題性としてはあります。
現に今日も報知は一面をディープインパクトにしてましたからね。
お願いだから一面を今江に!




日本シリーズ 第1戦

2005-10-23 03:11:47 | 試合結果補足
完璧な試合運びで圧勝!

T 0000100 1
M 1000315 10
○清水

清水はいきなり赤星に四球を出す不安定なスタート。
岡田監督もこのシリーズのポイントに置いていたくらい大事な打席だったのに…
しかしその後1死1,2塁のピンチを抑えると、完全に波に乗りました。

ストレートが切れるから、スプリットもカットボールも効果抜群。
タイミングが合っていたのは、シーツと桧山、矢野くらい。
他の打者には打たれる気配がありませんでしたね。

唯一の失点だった藤本の犠牲フライも、浅いフライ。
正直「あれくらい封殺してくれよ」と思うものだったし。
フランコの守備、どうにかなんないすかね?

プレイオフからの順番(セラフィニの次、要するに四番手)で緒戦の先発が決まったとも一部で言われてましたが、「エース清水」を見せ付けてくれました。



一方の打線は、結局小坂と堀が欠場で、何と2番今江。
これは無しだろう…と思ったら当たるから怖い。

先制ホームランは興奮しました。
プレイオフでは調子がイマイチだっただけに、とにかく良かった。
その後もセーフティバント→無死1,2塁のチャンスにバントの構えからタイムリー→先頭打者で大量点の口火を切るヒット、と何と4安打ですからねえ。
先走りすぎだけど、来シーズンも楽しみです。

1番西岡はとにかく粘った。
というか不思議なくらい打球が前に飛ばないなぁ…と思ったら、3打席目に送りバントをファールした後にプッシュバント。
本当にこの人には攻撃的なプレイが似合う。
普通の送りバントじゃダメなんでしょう。

サブローは1,2打席目の内容が悪かった。
プレイオフ第2ステージの悪い結果をそのまま引き摺っている感じでした。
あんなにいい形で第1ステージまで終えたのに、このまま4番サブローは無くなるのか…と思った3打席目に、ついにタイムリーヒット。
まさにサブローらしい当たりでした。

李も相変わらず三振が多い。
1,2打席目の内容を見たら、打つ気配なんてまったく感じられませんよ。
でもあの一発。
やっぱり李を8番あたりにおけると、ロッテ打線は強いですよ。



試合自体は李のホームランでほぼ決しました。

が、その頃から「演出じゃないか」と思うほど凄まじい勢いで霧が発生。
マリンスタジアムの一塁側で観ていたのですが、正直里崎とベニーのホームランはまったく見えませんでした。
本人の反応、ライトスタンドの反応を見て、ようやくホームランだと分かったくらい。
もうほとんどレフトスタンドは見えませんでした。
最後まで決着をつけられなかったのは残念ですが、あそこまで点差が開けば阪神側からも文句も出ないでしょう。


とにかく本当に最高でした。


あの大逆転の悪夢を見てから僅か一週間。
最高の試合を見せてくれました。
もうショックは吹き飛びましたよ!



ちなみに場外には大型ビジョンはありませんでしたね。
甲子園開催でのPVの情報もありません。

きたならさんが言うように、モーターショーの影響でしょうか…。
おとなしくテレビ観戦するというのも癪ですが、まあしょうがないですね。




予告先発実施!清水vs井川

2005-10-21 21:53:40 | 千葉ロッテ的雑感
結局予告先発制が実施されました。


どうも岡田監督はホントにどうでもよかったのに、セ・リーグ関係者からストップがかかっていたらしいですね。
パ・リーグ方式に合わせるな、と。
何のこっちゃ。


というわけで清水と井川。
交流戦では今江のエラーもあって、清水は4回5失点降板。
一方の井川には完封負けを喫しています。

嫌なデータしかありません…。
まあ今の清水なら大丈夫でしょう。
そう信じてます。



全然関係ありませんが、気になることがひとつ。
今回絶対にやって欲しいことのひとつに、球場外への大型ビジョンの設置と、甲子園開催時のPVがあるのですが、未だに情報ゼロ。

球団としては絶対に動いているはずだけに、気になりますね。
なんかしら規制があるのでしょうか。


私は中学生の時(16年ほど前)にロッテファンになったわけですが、周囲には阪神ファンが多かった。
その影響もあって、当時から神宮球場などに阪神の応援にも行ってました。

だからロッテと阪神が日本シリーズで戦って欲しい…とずっと思ってたんですよ。

でも当時はどちらも最下位争いの常連中の常連。
逆日本シリーズがあればいつでも当たりそうでしたが、共に日本シリーズ出場なんて、とてもとても…。
生きているうちには見られないだろう、と思ってました。
冗談抜きで。
当時の惨状を知っている人なら分かると思います。

それが阪神がいきなり強くなり、ロッテも軽やかにジャンプアップ。
予想もしないほど早い夢の実現となったわけです。


なのにこの夢の対戦をテレビでしか見られないなんて…
これではあまりにも悲しすぎます。


せめてマリンスタジアム場外で、PVで応援させてくれ!