まりん劇場

千葉ロッテマリーンズについてもろもろ

日本シリーズ先発投手決定!?

2005-10-20 20:36:24 | 千葉ロッテ的雑感
ロッテが日本シリーズ第1戦(22日・千葉マリン)に、清水直行投手(29)を先発させることが19日、分かった。


緒戦は清水ですか。
まあ他紙には書いてないし、真偽のほどはわかりませんが。

小林宏は打撃を生かして3戦目起用。
これはそうだろうな、とは思ってました。
逆に渡辺俊は絶対に甲子園では使いたくないだろうし。


個人的には緒戦は渡辺俊がいいと思うんですけどね。
阪神はそうとう久しぶりの実践になるわけです。
そこで渡辺俊を出せば、完全にリズムが狂うんじゃないかな、と。

でも清水のプライドも考えてるんでしょうか。
さすがにシーズン終盤の調子を見たらプレイオフの緒戦には使えなかったけど、開幕投手ですからね。
あくまでもロッテのエースは清水だ、ということなんでしょう。
(もしホントに清水が緒戦なら)


5戦目はどうも微妙な模様。
久保を使うという記事も、黒木を使うという記事もあります。
ほぼ一年間ローテーションを守って10勝をあげた投手と、約10年ロッテを支え続けて今年復活した投手。
しかも共にプレイオフでは出番が無かった。
どちらを選ぶのもありでしょう。

個人的にはやっぱり黒木に投げて欲しいけど。



一方の阪神は、緒戦井川だけ名言。
2戦目は下柳が有力ですが、昨日の「すぽると」を見る限りでは違うのかもしれません。
江本氏の先発予想を岡田監督が否定してたのですが、どうも2戦目下柳が違うのではないかという結論でした。
となると安藤?杉山?
さすがに福原は無さそうですが…



バレンタイン監督は予告先発制が導入されなかろうが、先発投手を発表することを宣言しています。
一方の岡田監督は、「2戦目以降は教えたくない」ようなコメント。
どっちの可能性もあるよ、と言いたいのでしょうか。


私の希望を込めた予想は、

渡辺俊  vs井川
清水   vs下柳
小林宏  vs安藤
セラフィニvs杉山
黒木   vs福原
渡辺俊  vs井川
清水   vs下柳

中4日で井川が5戦目に先発するという説もありますが、間隔を詰めるとダメというデータもあるので、それはしないでしょう。
「打者として走ると投球も狂う」って岡田監督も言ってたし。

ロッテはやっぱり普通に5人を順に回すでしょう。
7戦目までもつれた場合、清水で締めることになるわけで、そこで清水のプライドは保たれるんじゃないかと思うんですが。



実を言うと、プレイオフ前のような緊張感があまりありません。
同じ気持ちの人、意外といるのではないでしょうか?
パ・リーグで優勝することが長年の願いだったから、その先のことまで考えてなかった。
それが本音です。

当日になったら変わるのかもしれませんけどね。




優勝翌日、スポーツ紙1面をジャック!

2005-10-19 20:00:08 | 掲載誌解説







さすがに優勝決定とあって、東京圏のスポーツ紙6紙すべての一面をジャック。
前にコメントでも書きましたが、他の大ニュースがかぶらなくてよかった…。

内容はやはりそれぞれ変化に富んでいました。
そして面白かったのは、全紙に誰かしらの「独占手記」があったこと。
あらかじめ頼んでたんですかね?
ちょっとチェックしてみましょう。

★ニッカン
1~6面にて掲載。
また社会面にも「幕張Vパレード構想」の記事アリ。
野球に関しては私が一番信頼しているだけあって、相当のボリュームを割いています。
6面全てを使って、前回優勝以来の順位、そして今シーズンの全成績を掲載するなど、さすがの内容です。
1面には美技を見せた早坂、そして中には石田打撃投手の「Vヘッド」写真も載ってます。
これはなかなかレアですよ。
独占手記は渡辺俊介。

★サンスポ
1~4面にて掲載。
また社会面にも「幕張の歓喜」の記事アリ。
フジテレビもそうだけど、最近サンスポの野球に対する記事は格段に減っている。
そして内容も薄め。
前回褒めた「ノムラの考え」も今回はイマイチですね。
大部分はテレビ解説で言っていた采配についてでした。
その解説も聞いてて思いましたが、彼はほとんどパ・リーグを見ていないのでしょう。
たまにトンチンカンなことも言ってましたからね。
もっと野球理論の話に寄ってればよかったのに。
独占手記は初芝。

★スポニチ
1~6面にて掲載。
また社会面にも堂本知事の記事、芸能面にはロッテ関係の芸能人のコメントがアリ。
かなりのボリュームでバラエティにも富んでいて好感が持てます。
白眉はベンチ入り全選手のサイン入り写真。
これは愛蔵版ですね。
ただし掲載されている芸能人のコメントが辛め。
実際にロッテファンなのは、サンボマスターのドラムくらいなんですね。
中嶋ミチヨ(サブローの奥さん)を引っ張ってきてるくらいだから…
独占手記は今江。

★報知
1~5面、最終面にて掲載。
また社会面にもマリンスタジアムの記事、芸能面にはロッテ関係の芸能人のコメントがアリ。
巨人のネタが全く無いのか、相当なボリュームでビックリします。
前回優勝時以来、毎年の主力スタメン選手の紹介、挑発ポスターやラッピングバスなど、内容もなかなか。
ちょっと見直しました。
独占手記は清水。

★デイリー
一応1~5面にて掲載。
1面からして「虎の相手決まった」ですからね。
2面はそれぞれのスタメン分析で、3面は阪神の記事。
試合内容などは4,5面ですか。
さすがデイリーです。
でも相手の立場で書かれているので、これはこれで面白い。
他紙とは違った書き方になってますからね。
独占手記は堀。

★トーチュウ
1~3面プラス少々にて掲載。
まあ、こんなもんですかね。
内容的にも正直見るべきところはありません。
31年前に中日を倒して優勝した時の紙面はよかったですが。
独占手記は李。


今回はやっぱりニッカンとスポニチ。
このふたつがボリュームもあったし、好内容でした。
逆にサンスポの扱いの悪さにはちょっとムッと来ます。


日本シリーズは注目度も高いし、優勝でなくても1面を飾ることもあるでしょう。
期待したいですね。




プレイオフ2stステージ 第5戦

2005-10-18 12:22:10 | 試合結果補足
ついに…ホントについに念願のパ・リーグ制覇!

M 000001020 3
H 011000000 2
○藤田
S小林雅

試合展開は厳しかった。
序盤にセラフィニがピンチを迎えて、2失点。
特に2点目の松中のタイムリーは本当に痛い。

3戦目に悪夢の逆転負けをして、4戦目はズレータの1人舞台。
そして5戦目は松中のための試合になってしまうのか…。

そんな事も思ってしまいました。


しかしロッテには本当に底力があった。

セラフィニ
4回に1死3塁のピンチを連続三振で切り抜け、それ以降は完璧なピッチング。
特に松中の3打席目をしっかりと抑えたことが大きかった。
流れがソフトバンクに行くところを、何とか食い止めました。

西岡
6回先頭打者として出塁すると、初球に盗塁成功。
ここでチャンスをつぶしたらもう…という場面でのプレイ。
シーズン後半は調子も落ちましたが、この大一番で再び輝きを増しましたね。
本当に敬服します。

福浦
昔からおとなしい選手が多いと言われ続けたロッテの代表。
それがこの試合は凄まじい気迫と執念。
そして肝心なところでヒットを2本打ち、逆転のホームイン。
私と同じ年で同じ習志野市出身だけに、うれしさも倍増です。

早坂
負傷した小坂の代役として登録。
ただ本来はやはり代走要員。
ところが堀の負傷により、今シーズン一軍初試合がこの大一番。
どうなるかと思っていたら、7回2死2塁からファインプレイ。
あの野村監督も褒めていましたが、結果的に流れを変えたビッグプレイでした。

初芝
8回表先頭打者として、変化球を引っ掛けてサードゴロ。
のはずが…奇跡が起きました。
いや、初芝が起こしました。
ランナーが出ても点が入らない嫌な展開が続き、何かが起きないとズルズル行ってしまいそうな中で。
やはり初芝が奇跡を起こした、というのが正しいでしょう。

里崎
ここまでプレイオフはたった2安打。
しかしそれがいずれも大事なところでのホームラン。
ポジティブシンキングができる人のところに風が吹く。
それを感じました。
そして今年の全てを決めるこの一番でのあの打撃。
素晴らしいのひと言です。
感動しました。

薮田
勝ち越した後の8回裏に登場。
打順は2番から。
2人を順調に討ち取って、打席には松中。
ここが最後の山場でしたね。
とにかく絶対に長打を打たれないように慎重に勝負して、松中、ズレータ、カブレラの3人からワンアウトを取る。
これを成功させました。

小林雅
もう祈るしかありませんでしたね。
薮田の踏ん張りのおかげで相手は下位打線なのに、先頭打者を出したときは天を仰ぎました。
しかしクローザーは結果が全て。
リベンジの機会がちゃんと用意されて、それをしっかりと生かした。
それでいいでしょう。



そして試合が終了し、歓喜の胴上げへ。
やはり泣けてきました。

土日にPVを見に行って悪夢の連敗。
本当は会社を早退してこの日も見に行く予定でしたが、あまりにも縁起が悪いので自粛。
普段は縁起を担いだりしたことはありませんが、ロッテが勝つ確率を万に一つも下げたくなかった。
早々に家に帰り、1人でTVを前にして泣きました。

ロッテファンになって約16年、ずっと応援してきてよかった。

この優勝は決してバレンタインのマジックではない。
ちょうど私が応援し始めた頃に入団した堀、初芝、小宮山たちが引っ張り、ドラフトの目玉を獲得できない中、スカウトの眼力で指名した選手が活躍。
時には失敗もした球団のファン獲得のための試行錯誤がここ数年で結実。

つまり積み重ね積み重ねてきたものが、ついに他球団を上回った。
2005年になって、ようやく全てが噛み合った。
そういうことです。



本当に、ありがとう!




プレイオフ2stステージ 第4戦

2005-10-17 02:29:24 | 試合結果補足
嫌な流れを引きずったまま連敗…。

M 100100000 2
H 01020000X 3
●小林宏

小林宏は素晴らしいピッチングでした。
ズレータへの2球と、松中への四球、それだけが悔やまれる。

一方の打線は2番大塚が完全にブレーキ。
西岡が先頭打者に出た好機に2三振。
そして最大の山場、5回無死1,2塁で送りバント失敗。

なぜレギュラーシーズンでは記憶に無い2番で起用したのか?
バレンタイン監督の言う「太平洋一右打ちがうまい」堀がなぜ9番なのか?
大塚は思いっきりのいいバッターであって、2番のイメージとはかけ離れている選手。
そこに偶然にも(いや、そういう打順なのだから必然か)2番としての役割を求められる打席が3つも続くとは…。
もちろん2番堀だったら西岡も出塁しなかったかもしれないし、完全なタラ・レバだけど、どうしてもそう思ってしまう…。



今日もPVを見に、マリンスタジアムに行ってきました。
そして目の前で見せ付けられた最悪の結果。
もう「ショック」という言葉では表現できません。

ほんの少し前までは夢の中にいるような気分だったのに、今は悪夢を見ている感じ。
現実感が無く、ボーっとしてます…。




プレイオフ2stステージ 第3戦

2005-10-16 07:12:19 | 試合結果補足
優勝を目前にして、まさかまさかの大逆転負け…

M 0020000200 4
H 0000000041 5
●小林雅



今日はPVで優勝の瞬間を目撃しようと、マリンスタジアムに行ってきました。
あいにくの雨にも関わらず、開放された内野スタンドはほぼ満員。
おそらく2万人近く入っていたのではないでしょうか。

そして先制点を奪い、8回にはダメ押し。

誰もが優勝を確信したでしょう。
映し出されたベンチもそうだったし、
当然場内もそんな雰囲気でした。

そして色々と考えていました。

大半はロッテファンとして辛かったときのこと。
小池の指名クジを引いた瞬間の亜細亜大学のざわめき。
署名までしたのに高橋由伸に真っ先に断られた屈辱。
プリアムに打たれたホームラン…。

もちろん前向きなことも。
優勝が決まった瞬間は何をしよう。
喜ぶのはもちろんだけど、周りの人とハイタッチして、などなど…。



しかし、そんな思いも木っ端微塵にぶち壊されました。



接戦が続くであろうプレイオフで唯一心配の種だった、コバマサ劇場。
それがまさかまさかの形で最悪の結果に。

しばらくの間呆然としてしまいました…。



この1敗は、まさに流れを変えかねない敗戦。
いい方に向かっていた流れが、いったんストップしてしまいました。
流れをまた再び呼び起こすことが出来るのか。

すべては小林宏之の投球にかかっています。
相手は先発回避情報を無視して和田。

点は取れるはず!




いよいよ明日、歓喜の瞬間が!

2005-10-14 17:51:18 | 千葉ロッテ的雑感
予告先発が発表されました。

渡辺俊vs新垣

やっぱりあのネタはガセでしたね。
もしあるとしたら、やっぱり第5戦でしょう。

ソフトバンクの方は和田が肩に違和感があるようで、先発を回避。
代わりに新垣が繰り上がってきました。

ちなみに新垣の今年の対ロッテ成績は、1勝2敗 防御率7.43。
ビックリするくらい打ってます。

よって、こちらはあまり心配してません。

注意すべきはやっぱり松中でしょうね。
何しろ渡辺俊から今シーズン6本も打ってますからね。
6試合で6本。
ちょっと考えられない数字ですよ。

とはいえ、この大事な一戦。
渡辺俊が軽やかにかわしてくれるはず。



もうこうなったら、一気に決めてしまいましょう!




プレイオフ2stステージ 第2戦

2005-10-14 03:59:15 | 試合結果補足
清水がシーズンの雪辱を果たす好投を見せて連勝。

M 000003000 3
H 000011000 2
○清水
S小林雅

これは夢か幻か…

いや、まずその前にセラフィニと清水に謝らなくては。
1,2戦目は不利だと思ってたし、連敗スタートも覚悟していたのだから。

本当に申し訳ありません。
お二人の力を侮っていました…。


清水は初回から絶好調。
前回KOされたソフトバンク戦では際どい球がことごとく外れて、ボール先行→ストライクを取りに行ったところを打たれる、の図式でしたが、今回はとにかくストライク先行。
球数も少なく、もう完璧でした。

本塁打配給王っぷりだけは変わりませんでしたが…。

完璧なピッチングだっただけに、カブレラにホームランを打たれたときは、正直嫌な予感が走りましたよ。
ここから崩れてしまうのか…
そう思ってもしょうがないでしょう。


しかし、その前に打線がカバーしてくれました!


今日の斉藤は凄かった。
150kmの速球に140km超のフォーク。
カーブも決まるし、打てる気配が無い。
「1回の2死1,2塁を逃したのが痛いなあ」
なんて思ってましたよ。

が、清水がホームランを打たれた直後の7回表。
先頭打者の西岡が思いっきり引っ張った打球は一塁線を抜けてツーベースに。
皆さん、ここで感じたのではないでしょうか。
そう、打線の爆発の予感を。
これまでの打席なんて関係ない。
チャンスと見るや畳み掛けるのが、ロッテですよ!

しかもバッターは堀。

とにかく何でもできるバッター。
バントで送るのか、得意の右打ちを見せるのか。
まさに手に汗握る場面ですな。


BUT、しかし、ところが、ここで最大の異変が起きました。


なんとソフトバンクのライブ中継が突如切断される事態に。
仕事中(一応)にも関わらずあわてふためく自分。
しかし何度トライしてもつながらない…。
これだからネットってやつは…。

ようやくつながったのは何分後だったか。
実感としては1時間くらい。
とにかく長かった…。

そして現れた画面に移るのは、ちょうどスコアボード。
しかも6回表に「3」と入っているではありませんか!!


まさに嬉しいやら悲しいやら。


点が入ったことに喜ぶのが先だったのか、そのシーンを見逃したことに愕然としたのが先立ったか。
今となっては思い出せません。

ただ逆転したという事実だけがそこに記されてました。



その後はもうとにかく画面を食い入るように見つめるのみ。

川崎にソロホームランを打たれる。
→1点差に迫られ、また試合が分からなくなってきた…

薮田が的場に不必要な四球を与える。
→最終回に松中まで回ることが確実に。

最終回、小林雅が登場。
→コバマサ劇場への不安、不安、不安。

いずれも試合展開を動かしかねない出来事でしたが、何事も無かったかのように、ハッピーエンドにて終結。
歌を忘れたカナリアのように、演出をすっかり忘れた小林雅が、清水が打たれたホームランも、薮田が与えた四球も、全てを打ち消しました。



杉内、斉藤を相手に2連勝。
誰がこんな事を予測したでしょうか?

もう土曜日はマリンスタジアムに行くしかありません!
パブリックビューイングにて最高の結末を!




プレイオフ2stステージ 第1戦

2005-10-12 22:33:09 | 試合結果補足
セラフィニが好投&打線がつながり先勝!

M 000100120 4
H 010000100 2
○小野
S小林雅

カブレラに先制ホームランを打たれてガックリ。
サブローの同点タイムリーで大盛り上がり。
そして里崎のホームランで「勝った」と思ったら…
とにかく1点が大事だから、試合展開とともに気持ちが浮き沈みしますね。


ただし7回裏に同点に追いつかれた時点で、正直敗戦を覚悟しました。


迎えた8回表。
先頭打者の堀がヒットで出塁。
ここでやっぱり思いましたよ。
「絶対送りバント!」

何しろ相手は杉内。
無死からランナーが出るチャンスなんて滅多にない。
それにサブローが本当に期待できるだけに。

しかも福浦がまったく杉内を打てそうも無い。
ここまで3打数2三振だし、今シーズン対杉内9打席ノーヒット5三振なんてデータも出てました。

すると2球目、本当に送りバントの構えを。
訝しがったバッテリーが試しに牽制球を投げてもバントの構えを崩さない。
「ホントにバントをするのか?」
実を言えば私もビックリしましたが、投じた球は完全なボール。
そして福浦はバントの構えのままバットを引く。

様子を見たのかもしれませんが、この1球が勝負を決めましたね。

バントの臭いを感じたまま杉内がストライクを取りにいった球を、福浦がバントの構えから思いっきり引っ張る。
すると打球は右中間奥深くに…。

杉内を引き摺り下ろし、これで勝負あり。
代わった吉武から1死後ベニーがあわやホームランのツーベースで2点を勝ち越し。
その後もピンチは迎えても、きっちり抑えてくれました。

ずっと緊迫感はありましたけどね。
それを封じたのは、やはり鉄壁の守備ですよ。
第1ステージでは内野守備が目立ちましたが、今日は外野。
8回裏無死1塁から柴原の当たりはライトライナー。
キャッチしたサブローが1塁に送球してゲッツー。
そしてバティスタの大きなセンターフライを大塚が背走キャッチ。

この守備力の高さは本当に武器ですね。
だからこそライトフランコは止めて欲しいと思うわけですが。



プレイオフの大舞台なのにシーズン通りの野球。
まさかこれができるとは思いませんでした。
見ているこっちの方が普段通りできてない…。

唯一変わったのは小林雅くらいか。
前の試合に続き、劇場を封印。
当然これも好材料です。



連敗スタートしても大丈夫、と言い聞かせていたくらい、自信が無かった緒戦。
これを制した意味はとてつもなく大きい。
というかもう8割くらいいけるんじゃないか、とも思う。
勢いに乗って、清水さんもやっちゃってください!




いよいよ第2ステージへ!

2005-10-11 19:29:02 | 千葉ロッテ的雑感
いよいよ明日から第2ステージ開始です!

それにしても間隔短いですねぇ。
第1ステージに先発した投手は、自然と1、2試合目には投げられません。
これも1位チームの隠れたアドバンテージですよね。

つまりエース同士が次々とぶつかり合う真っ向勝負にはならないってこと。
ソフトバンクの(今年の)絶対的エース杉内と斉藤は、こちらの(今年の)エース渡辺俊と小林宏とは当たらないわけです。
有利なような、不利なような…。

いや、先発投手を並べてみると、何だか有利なような気がするんですけど…。
まあどうしても希望的観測が入るからそう感じるのかもしれませんが。


まずソフトバンクの先発。
緒戦に杉内は公言しているので確実。
当然2戦目斉藤も決定。
なんかの番組で見ましたが、杉内の次に斉藤を持ってくることで対抗意識を煽って好結果につながってるとか。
話はそれましたが。
で、3、4戦目は和田→新垣でしょう。
5戦目はロッテ戦で好投した(かどうかは疑問ですが)高橋聡でいくようですね。
本来5戦目は最終決戦だから杉内を使いたいところだけど、そうすると中4日になってしまう。
しかもその5日後には日本シリーズが開幕。
この日程もポイントのひとつですね。

一方のロッテ。
第1ステージが2試合で終わったために、セラフィニを1試合目に使えます。
今考えてみるとこれがとてつもなく大きい。
セラフィニまで使えなかったら厳しかったですね。
そして2戦目は清水でしょう。
3戦目から渡辺俊と小林宏を使って、最後は…流動的ってのが基本線。
ただしロッテの場合は中4日でセラフィニを使っても何の問題も無い。
元々間隔を詰めた方が調子がいいタイプだし、日本シリーズは3戦目に投げてくれればいいんですから。

セラフィニvs杉内
清水vs斉藤
渡辺俊vs和田
小林宏vs新垣
セラフィニvs高橋聡

緒戦、2戦目はさすがにWエースが相手だけに不利は否めませんが、3戦目以降って明らかにロッテの方に分がありますよね。
これは誰が見てもそう思うはず。
日程が生んだ綾ですが、渡辺俊vs杉内、小林宏vs斉藤、セラフィニvs和田、清水vs新垣と流れて一戦一戦が天王山になるよりも有利に働くような…。
いや、働くはず。

しかも自動的に後半勝負の形になるから、緒戦を落としてもそれほど危機感はありません。
そして、もしセラフィニと清水どちらかが素晴らしいピッチングを見せて、1勝1敗の形になったら、もうかなりの確率でもらったと言ってもいいんじゃないでしょうか。
しかもそれができる投手だと思うし。



まあ獲らぬ狸の…であることは自覚していますが、第1ステージで実戦経験を積んでいる意味も含めて、先発投手が揃っているロッテにとってこの日程は少なくとも不利ではない。
それは間違いないでしょう。

だからこそ3戦目以降は流動的で黒木の先発もある、なんて記事もでるのでしょうが、正直これには疑問ですね。
雨天中止のスライド登板でさえ気を遣うのが当然なのに、活躍してくれなくては困る渡辺俊と小林宏の登板日を流動的にするのはナシでしょうよ。
ちょっとこの発想はあり得ない。
黒木に気を遣うってことかもしれないけど、こりゃ中途半端でしょう。
要するに負けてもいいところでしか使えないってことだし。


とは言え黒木には登板して欲しいのも事実。
「マウンドの記憶」を読んで涙した者としてはそれは願いでもあります。
だからこそ中途半端なオプションとして使われるのは…。
ならばいっそのこと5戦目に起用する手はないか?
もちろん2勝2敗になった場合限定ですが、そうなる確率もそこそこ高いですからね。

黒木が先発して優勝を決めるなんて最高だし、もし負けてしまったとしても悔いなんて残りませんよ。
それは全ロッテファン共通の思いのはず。

よって私の先発予想(希望)は、
セラフィニ→清水→渡辺俊→小林宏→黒木
の順。
これ結構いいんじゃないかと思うんですがね…。



気が付いたら明日の予告先発が出てました。
セラフィニvs杉内。
まあこれは当然でしょう。

お願い、バレンタイン監督。
くれぐれも中途半端な起用だけはしないで。