まりん劇場

千葉ロッテマリーンズについてもろもろ

困惑の高校生ドラフト

2005-10-03 17:09:20 | 千葉ロッテ的雑感
はっきり言って未だに混乱してます。
結果を正面から受け止められていません。

ここまで意味が分からなかったのは松坂世代(98年)のドラフト以来。
あの時も理解できなかったけど、今年はそれ以上…。


<高校生ドラフト結果>

1.柳田将利(青森山田)
2.林啓介(福井商)
3.末永仁志(南京都)
4.細谷圭(太田市商)

1位柳田。
スポニチだけ予想を的中させてたけど、まずこれが理解不能。
いや、柳田の能力がどうとかじゃないですよ。
競合を避けたのはいいけど、よりによって辻内と同じ左投手ですか…。
確かに即戦力左腕は今チームに必要だけど、辻内も柳田も少なくとも即戦力ではないでしょう。
だったら左腕にこだわる意味がまずない。
それよりも絶対に外野手の方が必要なはず。

そうこう思っているうちに、抽選に外れた広島が鈴木(遊学館)、オリックスが岡田(履正社)を指名。

この時点で事実上、私の中では大失敗ドラフトになりました。
せめて2位でどちらかを指名できてればよかったのに…。

ハズレ1位で柳田の指名が噂された楽天と巨人が抽選に当たったってことは、結果的には柳田は2位指名で獲得できたってこと。
もちろんこれは単なる結果論だけど、要するに最悪の展開になったことだけは間違いありません。


その後も投手を連続指名して、最後にようやく内野手。
これはどこまで想定内の出来事なのでしょうか?


もし昨年竹原と大松を獲得したから今年は投手中心の予定だったなら、まあいい。
確かに今年のドラフト制度は本当に上位球団にキツい。
それは生で見ていて痛感したし、その中で柳田と林の左右投手を獲得できれば御の字でしょう。

しかし、2位で鈴木あたりを狙っていたのだとしたら、中途半端な戦略で大失敗したと言えます。
そして、どうも後者のような気がしてしょうがないわけですよ…。

まあどちらにせよ1位入札で外していたら今以下の結果にしかならなかったのは明白なわけで、それを考えれば最低ラインはクリアしたのかもしれません。

そう考えるのが一番かも…。



それにドラフトが成功だったかどうかは、今測れるものではありません。

例えば先述の98年。
この時、自分が指名して欲しかったのは、松坂と赤田。
で、代わりにロッテが指名したのが小林雅と里崎。
なぜこの高校生大豊作の年に…とドラフト時はとてつもなく不満でしたが、今見れば失敗ではなかったわけです。
いや、当時のロッテの状況を考えれば大成功ですかね。

今年のドラフトも後からそう思えることを祈りつつ…
しかし今の時点では困惑していることは否めず…