まりん劇場

千葉ロッテマリーンズについてもろもろ

プレイオフ2stステージ 第1戦

2005-10-12 22:33:09 | 試合結果補足
セラフィニが好投&打線がつながり先勝!

M 000100120 4
H 010000100 2
○小野
S小林雅

カブレラに先制ホームランを打たれてガックリ。
サブローの同点タイムリーで大盛り上がり。
そして里崎のホームランで「勝った」と思ったら…
とにかく1点が大事だから、試合展開とともに気持ちが浮き沈みしますね。


ただし7回裏に同点に追いつかれた時点で、正直敗戦を覚悟しました。


迎えた8回表。
先頭打者の堀がヒットで出塁。
ここでやっぱり思いましたよ。
「絶対送りバント!」

何しろ相手は杉内。
無死からランナーが出るチャンスなんて滅多にない。
それにサブローが本当に期待できるだけに。

しかも福浦がまったく杉内を打てそうも無い。
ここまで3打数2三振だし、今シーズン対杉内9打席ノーヒット5三振なんてデータも出てました。

すると2球目、本当に送りバントの構えを。
訝しがったバッテリーが試しに牽制球を投げてもバントの構えを崩さない。
「ホントにバントをするのか?」
実を言えば私もビックリしましたが、投じた球は完全なボール。
そして福浦はバントの構えのままバットを引く。

様子を見たのかもしれませんが、この1球が勝負を決めましたね。

バントの臭いを感じたまま杉内がストライクを取りにいった球を、福浦がバントの構えから思いっきり引っ張る。
すると打球は右中間奥深くに…。

杉内を引き摺り下ろし、これで勝負あり。
代わった吉武から1死後ベニーがあわやホームランのツーベースで2点を勝ち越し。
その後もピンチは迎えても、きっちり抑えてくれました。

ずっと緊迫感はありましたけどね。
それを封じたのは、やはり鉄壁の守備ですよ。
第1ステージでは内野守備が目立ちましたが、今日は外野。
8回裏無死1塁から柴原の当たりはライトライナー。
キャッチしたサブローが1塁に送球してゲッツー。
そしてバティスタの大きなセンターフライを大塚が背走キャッチ。

この守備力の高さは本当に武器ですね。
だからこそライトフランコは止めて欲しいと思うわけですが。



プレイオフの大舞台なのにシーズン通りの野球。
まさかこれができるとは思いませんでした。
見ているこっちの方が普段通りできてない…。

唯一変わったのは小林雅くらいか。
前の試合に続き、劇場を封印。
当然これも好材料です。



連敗スタートしても大丈夫、と言い聞かせていたくらい、自信が無かった緒戦。
これを制した意味はとてつもなく大きい。
というかもう8割くらいいけるんじゃないか、とも思う。
勢いに乗って、清水さんもやっちゃってください!