#花#ノウゼンカズラ#珍しい桃色#写真見てください#167.
『モモイロノウゼンカズラ』。
普段見掛けるノウゼンカズラは、
橙色。
わたしの足が止まる。
自転車をおりた。
スマホを取り出した。
わたしが見たノウゼンカズラは
橙色では無かった。
『モモイロノウゼンカズラ』。
それは今日のことでした。
#固定観念。
自分が見たものを人は信じる傾向がある。
今まで、橙色のノウゼンカズラしか見たことが無かった。
だから、ノウゼンカズラ=橙色と言う理解の図式が頭の中に残る。
インターネットで検索してみた。
『桃色のノウゼンカズラ』。
漢字に変換すると、ノウゼンカズラの文字が一文字読めない。
日本語の文字には思えないような、今まで使ったことの無い漢字が出てきた。
#植物名はカタカナと言う決まり。
日本における古来から植物名称はひらがなでも無く、漢字でも無い。
カタカナなのです。
それは何で?
・1つは中国人ならば漢字文化ですが、日本はカナ文字文化でした。
中国からの借り物漢字を崩して、ひらがな、カタカナを作り出しました、
その結果、今では逆輸出。
和製漢字が中国でも使われています。
例えば、『統治』と言う文字は、戦時中に朝鮮半島と中国に渡りました。
読み方は?
殆ど日本と同じ発音『とうち』です。
『禁止』は韓国でも使われています。
『手紙』は中国では『トイレットペーパー』のことになります。
『廁』『便所』はトイレのことです。
そのままズバリでは色気ありません。それで、『化粧室』と言う名称を韓国では『ファジャンシル』と呼びます。
中国の漢字支配文化は、韓国ではハングル文字に変わり、日本では和製漢字に変わりました。
これを台湾の学者が述べていることを知りました。
・植物名がなぜカタカナか?
この漢字を皆さんは何と読みますか?
①『菖蒲』。
②『菖蒲』。
この説明を知ると、やはりカタカナ文字が正しいと思われる筈です。
上の漢字の答えは、どちらも同じ漢字だと見えますが、
植物名でカタカナに直すと違うのです。
①『アヤメ』。
②『ショウブ』。
となります。
皆さんのスマホでやってみてください。
その文字を入れれば、それらの違う漢字の文字が現れて来ます。
これは植物の各々の生息場所が異なるので呼び名が異なります。
例えば、アヤメ、ショウブ、カキツバタと検索して比べて見てください。
生きている場所は各々異なります。
良くみると花柄、形なども違いがあることに気づけるのも、各々違う植物だからです。
これは、植物の研究成果ですから、変えようがありません。
例えれば、同じ人間でも住んでいる国が違えば、特徴も性格も異なります。
それを1つにしてしまえ!と言うのは危険な考えです。
全てのモノはオンリーワンなのです。
同じものなどありません。
似ていても同じではありません。
万物の多様性とは、言いはしても、それを受け入れることは中々、難しいと感じる人がおられますが、この植物の世界にもそれは当てはまります。
人は自分の見たものだけに愛着を抱き、それを愛するようになると、それ以外のモノを排他しようと言う性格を持ち合わせています。
自己の安定化を図りたいのでしょう。
ですから、自分の見たものが必ずしも全てではなく、絶対なのでもありません。
相手の見たものも、同じことが言えるからです。
#花#ノウゼンカズラ#珍しい桃色#写真見てください#167.
©️12 July 2020.by shanxi(394).
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