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日本サッカーミュージアム 御茶ノ水_ようやく行ってきました

2018年12月11日 | 観光スポット

御茶の水近辺に行く機会があり、日本サッカーミュージアムをようやく訪れることができました。サムライ・ブルーを愛してやまない人からは「遅すぎる」とあきれられそうです。

  • 日本代表を中心に、日本サッカーの栄光と挫折の歴史を体験できる聖地
  • 歴代ユニフォームを見るだけでも熱い試合の模様を思い出す
  • 日本代表オフィシャルグッズを手に取って見れるミュージアムショップは圧巻の品揃え


とてもコンテンツの濃厚なミュージアムでした。世界中にあるサッカーミュージアムに負けないくらいの著名なミュージアムになってほしいものです。


サッカー通りはブルーフラグで埋め尽くされている

日本サッカーミュージアムは、日本のすべてのサッカー競技を統括する(公財)日本サッカー協会が本部を構えるビル・JFAハウスにあります。2002年FIFAワールドカップ日韓大会を記念して翌2003年12月にJFAが開設しました。できてからはや15年もたっています。

ミュージアムは1FとB1Fは無料です。B1Fの「日本サッカー殿堂」では、殿堂入りした過去77人の日本サッカーの発展に貢献した人物を紹介しています。選手・指導者・審判だけではなく、スポーツ医学で貢献した医師やジャーナリストもいます。往年の名物番組「三菱ダイヤモンド・サッカー」で司会を務めていたアナウンサー金子勝彦(かねこかつひこ)の名前があったことには驚きました。

ちなみに最新の2018年度は加藤久/ラモス瑠偉/メキシコ五輪日本代表チームの三者が殿堂入りしています。1993年に始まったJリーグ創世記に活躍した世代が殿堂入りするようになっています。


2002FIFAワールドカップ

B2Fは有料です。男女両方のA代表や各年代の日本代表のワールドカップにおける足跡がたっぷりと楽しむことができます。

B1Fから階段を下りると、ミュージアム創設のきっかけとなった2002FIFAワールドカップ日韓大会の展示コーナーがあります。ワールドカップ初勝利を挙げたロシア戦で円陣を組んでいる日本代表のフィギュアが、展示空間を盛り上げています。壁一面には全試合の様子がパネル展示されています。17年前の記憶がよみがえってきます。

世界のサッカーミュージアムでは定番コンテンツとなっている、選手ロッカールームの再現も行われています。2002FIFAワールドカップ日韓大会ルームに、日本代表が出場した大会の歴代ユニフォームを入れ替わり展示しています。

【ミュージアム公式サイトの画像】 トロフィーケース

数々の著名な大会の優勝トロフィーも見応えがあります。Jリーグ杯の決勝戦後に優勝チームによって高々と掲げられる優勝銀皿のレプリカは、手に取って撮影することができます。

1968年メキシコオリンピック銅メダル、FIFA女子ワールドカップドイツ2011優勝トロフィーのレプリカ、2006年ドイツ大会以降のFIFAワールドカップ優勝トロフィーのレプリカも、さすがのオーラを発していました。男女のワールドカップ優勝トロフィーはデザインの違いが面白いです。見比べてみてください。



相手をリスペクトする「フェアプレー精神」の解説は素晴らしい展示です。世界中のサッカー界が啓蒙に力を入れており、子供だけでなく大人もその精神の美しさには驚かされます。掲げられた巨大な黄色い天幕には、FIFAによるフェアプレー精神が列記されています。

  • ルールを順守する
  • 相手チームやレフリー、観客に敬意を払う
  • 威厳を持ち敗北を受け入れる
  • プレッシャーに押しつぶされそうな人を助ける etc.

大人の日常の仕事や生活におけるフェアプレー規範としてもすべてあてはまります。

【ミュージアム公式サイト】 ミュージアムショップ

ミュージアムショップはB1Fにあります。日本代表ユニフォームを提供するadidasがウエアを中心に、JFA STOREが応援グッズや雑貨を中心に、圧倒的な品ぞろえを展開しています。手に取って商品を確認できるリアルショップの利点が都心の御茶の水で体験できます。


JFAハウス 1F入口

すぐ近くの東京ドームには野球殿堂博物館があります。日本で二大人気のスポーツのミュージアムをはしごするのも面白いでしょう。野球殿堂博物館も近々訪れてみたいと思います。

こんなところがあります。
ここにしかない「空間」があります。



フランスW杯の扉を開いた男たちの20年

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日本サッカーミュージアム
【公式サイト】 http://www.jfa.jp/football_museum/

原則休館日:月曜日、年末年始
入館(拝観)受付時間:10:00~17:30(平日は13:00~)
※学校休み期間とゴールデンウィークは特別営業期間、平日も10:00オープン



◆おすすめ交通機関◆

JR中央線・総武線「御茶ノ水」駅下車、お茶の水橋口から徒歩7分
東京メトロ丸の内線「御茶ノ水」駅下車、1番出口から徒歩5分
東京メトロ千代田線「新御茶ノ水」駅下車、B1出口から徒歩10分
東京メトロ丸の内線「本郷三丁目」駅下車、2番出口から徒歩10分
都営地下鉄大江戸線「本郷三丁目」駅下車、5番出口から徒歩10分
JR東京駅から一般的なルートを利用した平常時の所要時間の目安:15分
東京駅→JR中央線快速→御茶ノ水駅

【公式サイト】 アクセス案内

※この施設には健常者向けの駐車場はありません。


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