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極私的映画論+α

+αは・・・日記です(^^;
最近はすっかり+αばかりになってしまいました(笑)

雪煙チェイス 東野圭吾 実業之日本社文庫

2016-12-12 18:44:01 | BOOKS
雪煙チェイス (実業之日本社文庫)
東野圭吾
実業之日本社



 殺人の容疑をかけられた大学生の竜実。彼のアリバイを証明できるのはスキー場で出会った美人スノーボーダーただ一人。
竜実は彼女を見つけ出し、無実を証明できるのか?



前作で映画化され公開中の「疾風ロンド」ほど荒唐無稽なコメディではなく、比較的地味なお話でした。

「疾風ロンド」が病原菌を盗み出し、それを雪山に埋め、雪が溶け始めて暖かくなると容器が割れ、病原菌が蔓延することで脅迫し、3億円要求するという事件なのに対し、この「雪煙チェイス」は一人住まいの老人が殺され、その老人の犬の散歩を代行していた主人公の指紋があちこちに残っていたために、警察に追われると言う、「地味」なお話。。。それでもまぁ「疾風ロンド」よりかは「ありえる」お話ではありましたが(笑)

 ただ、ゆるいお話であることには間違いがなく、事件現場の所轄署の刑事たちが本庁を出し抜こうとする、ある種「踊る大捜査線」のようなお話でもあります。

 実業之日本社発行のスキー場三部作の常連2人である根津昇平と瀬利千晶は今作では結果として一番話の本筋に絡んでいるかも(謎)

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