実に30年以上ぶりにTVで放送された「黒部の太陽」です。オリジナルは196分あり、およそ1時間カットされた特別編ですが、それでも十分に話の内容や往年の大スター達の若かりし姿を楽しむことが出来ました。実はこの「黒部の太陽」は公開当時二番館でですが、私は観に行ってるんですね。ただ、小学校2年生だったので、殆ど覚えていません。まだ映画館が我が町にもあり、そこが満杯に膨れ上がり、通路に座ってみた思い出があります。
で、この映画の物語はいわゆる「黒四ダム」を作る映画ではなく、黒四ダムを作るための物品運搬通路となるトンネルを掘ることがテーマなわけです。私は今黒四ダムと書きましたが、正式名称は黒部ダム。このダムで得た水力を黒部第四発電所で利用するために通称黒四ダムと当時呼ばれていましたし、ある程度の年齢以上は今でも「クロヨン」って呼んでいます。
私は過去に2度この黒部ダムを訪れています。最初に訪れたのが中学の修学旅行の時で、1975年でした。この黒部ダムが完成したのが1963年なので、12年後に訪れたことになります。次に訪れたのが2007年で、立山側から「立山黒部アルペンルート」を縦断した時です。完成から45年ほど経ってたわけです。
その時の写真(笑)このおっさん誰や?(笑)
石原裕次郎の遺言として「『黒部の太陽』は大きな画面で見て欲しい」とあるため、未だにソフト化されていませんが、遺言は遺言として守るべきものだとも思います。もちろんソフト化されたら買いますが(笑)
ただ・・・今の時代にこの映画を見ると・・・もちろん1時間も短いバージョンってことを差し引いたとしても・・・それほどいい作品ではないと思いました。本当の話をどこまで脚色するかが問題でしょうし、もちろんそこには物語としてのフィクションも必要なのでしょう。三船敏郎演じる関電の黒四建設事務所次長・・・いわば彼がこの映画の主人公ですが、彼の次女のエピソード等はやはり必要ないと思います。
ウェーブで 裕次郎さんを 調べると 映画 歌手テレビ スゴイですね。忙しい人ですね。今 動画で 若者たち 我が人生に悔いはなし俺の人生 思い出さがしみんな誰かを愛している を 聞いています。黒部の太陽 まだ 見ていない私です。
プレミア公開されている「黒部の太陽」観に行けたらいいですね。