名探偵コナン 探偵たちの鎮魂歌（レクイエム） (2006)

　謎の依頼主から招待を受け、横浜へとやって来た小五郎とコナンたち一行。しかし男の罠にはまり、蘭や少年探偵団たちを人質に取られてしまう。タイムリミットは12時間。それまでに依頼の事件を解決できなければ、蘭たちに取り付けられた爆弾が爆発するというのだった…。

★★★

　私が「コナン」を映画館で見るのは第七作の迷宮の十字路（クロスロード）以来なんですが、今回は劇場版第10作目ってことで、気合が入ってるみたいです（＾＾；
で・・・率直な感想は「エンターテインメント」としてどの世代にも受けるように（分かるように）作らなくてはいけないのがやはりちょっとつらいかな？大人の鑑賞にも十分堪えられるんですが、ちょっと「丁寧すぎ」な部分と「いいかげん」な部分の落差が激しくって・・・って真剣に書くことでもないんですが（汗）

　今回の作品は特に「コナン」と「灰原さん」の活躍が少なくって、服部クンや「例のあの人？」の活躍無くては解決しないお話でした。不満だった点をもう少しいうと、以前は映画を見ている私たちにも「謎解き」の面白さを提供してくれていましたが、今回は・・・いろいろな「暗号」が提示されてもすぐに主人公たちが答えてしまうこと・・・かな？もっとも、いくらなんでもあんな「固有名詞」は分からないんだけどね（笑）

　あと・・・
小学１年生が夜の１０時以降にも遊園地で遊んでるって言うのもなあ・・・こういうのもＯＫなのかもしれないけれど、夕方でタイムリミットでも一向に構わないと思うんだけど（笑）

　この映画を見て「蒲田行進曲」を思い出した私です（笑）
横浜の「馬車道」ってところがでてくるんですが、「馬車道」といえば桑田佳祐作詞作曲で中村雅俊の歌による「恋人も濡れる街角」・・・で、「蒲田行進曲」ってことなんですが（＾＾；

　大阪の人間にとって「馬車道」って地名はその程度の知識なんですよね（＾＾；