
夢を追う人々が集う街、ロサンゼルス。女優志望のミアは映画スタジオのカフェで働きながら、いくつものオーディションを受ける日々。なかなか役がもらえず意気消沈する彼女は、場末のバーから流れてくるピアノの音色に心惹かれる。弾いていたのは、以前フリーウェイで最悪な出会いをした相手セブだった。彼も自分の店を持って思う存分ジャズを演奏したいという夢を持ちながらも、厳しい現実に打ちのめされていた。そんな2人はいつしか恋に落ち、互いに励まし合いながらそれぞれの夢に向かって奮闘していくのだったが…。
映画館 ★★★☆
日本時間の明日2月27日に発表される本年度のアカデミー賞に14部門でノミネートされているという話題作。ここ数年どうしようもなく暗くて重い作品が作品賞をとっているだけに、久々にこの作品が作品賞をとると思います。。。って、他の作品賞の候補作を知らないし、ほとんど見ていませんが(笑)
で、あのね。。。本当に王道の昔からあるミュージカルでした。ミュージカルと言っても、セリフで物語が進むものではなく歌や踊りのシーンはあまり本筋には必要が無いものとなってます。私が評価したいのは、この映画のためのミュージカルということ。多くのミュージカル映画は、ブロードウェイあたりで公開され、好評ゆえに映画化というパターンがほとんどでしたが、この映画はオリジナルということを評価したいです。
ただ・・・
お話としてはなにも驚かされることもなく、ネタバレにはなりますが、愛し合っていた二人はそれぞれの道で成功し・・・別れてから成功したのか、成功したから別れたのかはよくわかりませんが、それぞれは「成功者」ゆえにハッピーエンドなので、感動で涙するとか、とてもつらいシーンが有るというような映画ではありませんでした。言葉は悪いですが脳天気なミュージカル映画です。なのでそのワクワク感や高揚感は確かに味わうことは出来ます。
★4つつけないのはそういう意味でちょっと不満足かも。私なら作品賞はあげませんが(笑)
「成功者」ゆえにハッピーエンド、
なるほど。
でも結構悲しかったです。
作品賞あげませんって、
実際もらえませんでしたね(笑)
作品賞取れなかったのはあまりにも軽すぎたってことかもしれませんね。
ま、トランプ大統領のせいだって話もありますが(笑)
お互いが成功し、納得して別れてるとおもうんだけど、その割には5年後ってのがあまりにも短いなぁって気はしたけど(笑)