保護司は法務省が委嘱する非常勤で無報酬の国家公務員であり、
ボランティア。立場の弱い人間が抱える問題に、
この漫画の主人公である保護司・阿川佳代は真摯に対峙します。
佳代が今回担当するのは,自分の最愛の子供を
殺めた女性。生きる事に望みを見つけられずにいる
彼女が進む道とは?
この「前科者」は犯罪者の更生をお手助けする保護司が主人公ゆえ、もちろん登場人物は刑期を終えた人なために、いろいろな犯罪が物語の基本になっていますが、この14~15巻にかけての犯罪は「子殺し」です。
もちろんそれだけで十分にハードなのですが、今回の「オチ」が非常にハードでした。
余り書くとネタバレにはなりますが、現実的にこういう終わり方もあるのでしょうね。
有村架純でWOWOWでドラマ化され、映画にもなったこのシリーズ。。。映像での続編を期待します。
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