スケッチブック

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ミドリちゃんが十字架にハリツケ

2005-08-17 11:16:21 | Weblog


7月下旬ににミドリちゃんは私の手から大空に向けて飛び立った。頼りなさそうによたよたと全身を揺すりながら高みに飛んだ。彼女の幸せを切に願ったのだった。

私は切花が嫌いだ。鯛の活造りなどは嫌悪感を憶える。これは私個人の特殊性で、一般的には受け入れられないだろう。やむを得ない場合を除いて殺すべきではない。野に咲いてこそ花は美しく心を和ませてくれる。生きるぞ、生きたいと主張しているようだ。蝶もトンボもそうだ。鋭いピンを背中にブスリと刺し込まれて、見世物にされるために生を受けたのではない。その理不尽な行為を正当化できましょうや。この蝶の色と模様、それに形とその動きは神の仕業としか言えないだろう。

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4 コメント

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同じですね (あまもり)
2005-08-17 14:57:57
私もタイの活け作りやえびの躍り食いは受けつけられません。私だけかと思ってましたらpolo181さんもそうだったと知って今握手をしたい気分です。

刺身も肉も食べるのに勝手だと言われれば勝手なんですが。



私は生きているミドリちゃんやテンコちゃんの画像を見せていただいて、その美しさを確認しました。

それで充分です。
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polo181さん今晩は (じゃこしか)
2005-08-17 18:19:17
 poloさんの仰るとおりで野の花は、「手に取るなやはり野におけ蓮華草」と云う句もありますから・・・山野など自然界での調和とその存在の意義があるわけですから。
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あまもりさん、こんばんは (polo181)
2005-08-17 22:27:13
コメントを有難う。一時的に東京に帰って来ました。大渋滞にはまって、この時間になってしまいました。握手です!あれこそ野蛮人のすることで、とても頂けません。笑 まあ、人それぞれの考え方がありますから、一概に決めつけるのも大人げないかなとも思います。でも、やっぱりあの標本は嫌いだな。
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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2005-08-17 22:32:02
コメントを有難う。大渋滞の中を自宅に帰ってきました。返信がこの時間になってしまいました。私の言いたかったことをずばり述べている句ですね。お花の師匠は「切り花は、みんなで愛でてあげてこそ冥利に尽きるのだ」と言います。でも、私はわたし。とても受け入れられるものではありません。では、またね!
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