スケッチブック

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三日間待ち続けたルリビタキ

2015-01-16 13:48:40 | 野鳥観察




雑用があったり、雨が降ったりして丸三日間給餌ができなかった。



にもかかわらず、坂を上りきると、もうそこにはこのルリ君が待ち構えていた。



おそらく、山道の入り口で待っていて、いち早く私の姿を見つけて追いかけてきたのだろう。


口笛を吹くと、ぴょんぴょんと跳ねて餌の催促をする。与える餌は生きたミルワーム。
一回に、10匹与えると、矢継ぎ早に食べて平らげる。そして、ブッシュに入り、
「おかわりをよこせ」と地鳴きをして催促する。すたすたと餌場に近寄って、
ミルワームを入れてやると、これまた即座に食べてしまう。よほど飢えていたとみえる。

そのようにして、今日は計四回のおかわりで40匹のミルワームを食べた。
これで、当分の間持ちこたえるだろう。その間にいろいろな雑用を済ませたい。

写真をご覧になって、お気づきでしょうが、限りなく♂の若に近づいています。
もう♂だと断定しても良いのかもしれないが、まだまだ観察を続けたい。


デジブック 『ルリビタキ成長記録①』

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8 コメント

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polo181さまへ (おみや)
2015-01-16 19:34:34
こんばんわ
野生のことりがpoloさんを待ってるなんて
本当にすごいことですね。
こうなると毎日でも会いにゆきたいでしょう

テレビでコミミズクがどこだったか忘れてしまいましたが皆凄いカメラを持っているのですね
ポロさんもあんなに大きいカメラを持っていかれるのですか。
重くて大変なのですね
おみやさん、こんばんは (polo181)
2015-01-16 19:59:47
コメントを有難う。
ルリビタキに限らず鳥はみな人間に懐くことがあります。カラスでもそうですし、スズメでもそうですね。
彼らはとても知能が高くて、敵と味方を見分ける力を持っています。珍しいことではないのですよ。

私は、中型のカメラとレンズを使っています。大砲のようなレンズはもう年齢的に無理ですから。
私のもかなり重いですよ。
こんにちは (ポージィ)
2015-01-17 14:45:03
まぁ お待ちかねだったのですね。可愛い可愛いルリちゃん、
もうすっかり絆が生まれてるんですね。
poloさんも会いにいらっしゃれなかった間、気にかかって
いらっしゃったことでしょう。
それにしても、40匹も平らげてしまうとはビックリです。
あの小さな体のどこに40匹も入るのやら… 
間違いなく~ (花ぐるま)
2015-01-17 19:05:42
このルリビタキは♂見たいですね~
尾羽のブルーがとっても美しいです
いつもいつも美味しい食料を持っていかれて、
口笛を吹くと、ぴょんぴょんと跳ねて餌の催促をするなんて~楽しいでしょうね

一昨日は我が家にメジロが間違って玄関の戸をあけっぱなしにしていると、二階にまで入ってきたんですよ
私は驚いて~何が起こったのかとその時はっわかりませんでしたが、メジタが本箱に止まっていました
こんなハプニングもあるんですね
ポージィさん、こんにちは (polo181)
2015-01-18 15:29:16
コメントを有難う。
この鳥は私のことをすっかり信用しきっております。カメラを4mほどのところまで近づけても、
一切逃げません。手乗りにまで訓練しようかとの誘惑にかられます。しかし、そこまで
すると、これからのこの子の将来に悪影響がでますから、もちろんやりません。
とても雑用が多いです。次から次へと出てきます。それらを片付けてから山に上りますから、
今日なんかは午後になってしまいました。
今日も40匹平らげましたよ。二日ほど間を置きますから、それくらいで丁度いいようです。
花ぐるまさん、こんにちは (polo181)
2015-01-18 15:38:32
コメントを有難う。
そのとおりです。この子はほぼ間違いなく♂だと思います。今日も撮影してきましたから、
次回に掲載します。色が全身に回ってきました。きょうは、午後だったので、どこかへ
遊びに行っていたのか、口笛を吹いてもなかなかやってこなくて心配しましたが、
そのうち、気がついて一目散飛んできました。その慌てようが面白かったですよ。
ははは、メジロ君、家の中に入ってきましたか。餌を催促に来たのでしょう。
鳥は意外なほど高度な知能を持っています。ですから、だれが餌をくれているかを
しっかり認識しております。ですから、貴女の家の中まで入り込んできたのでしょう。
不思議なことではありません。私の妻もメジロに餌を与えています。なくなるとチィチィ鳴いて
催促しますよ。
こんばんは (kogamo)
2015-01-18 22:38:57
野生の鳥がこれだけ人に懐くなんて、とても不思議な気がします。
poloさんのことを信頼しきっているのですね。
おそらく留守中は何度も山を行き来して、根気よく待っていたんでしょうね。いじらしい気がします。
そう言えば、人の手のひらから餌をもらうハクチョウがいますし、餌を運んで来るトラックが来ると、カモが群がります。
自然の鳥も人に慣れることはありますね。
近所のスズメは、家の玄関を開ける音で飛んで来ますが、人がいる間は餌台まで降りて来ません。
車のエンジンがかかると一斉に屋根から降りて来るのですよ。わかっていますね(笑)
淡いブルーのルリビタキ、素敵な色合いで、しぐさもほんとに可愛らしいですね。
kogamoさん、こんにちは (polo181)
2015-01-19 11:03:01
コメントを有難う。
ほぼ毎日餌を運びますから、高度な知能のある鳥さんは、すぐに覚えてしまいます。
体形、服装、動きなどから識別するのでしょう。だから、私は毎日同じ格好で行きます。
あの子が待っていると思うと、行かないわけにはゆきません。少々疲れていても山を登ります。
白鳥も鴨も両方とも人間を好ましいものと思っています。ただ、個性がありますから、
ミコアイサやスズガモなどは、いつまでも野生が強くて、懐くことはありませんね。
雀たちもとても利口です。安全を確認してから餌の周りに集まってきますね。昔、
人間に食べられた記憶がDNAにこびりついているのかもしれません。
春の初めまで、この子が飛び立つまで観察を続ける覚悟です。最後がとても楽しみです。
体色がどう変化するかが見所ですね。

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