スケッチブック

写真と文章で、日常を記録に残す

医者は何故威張るのか

2005-09-29 13:18:36 | Weblog

写真は京都御所近く丸太町付近の鴨川。本文とは関係ありません。
心和む風景として掲載した。
もちろん医者にも例外はあります。大阪高槻市でこのような医者に会ったことがあります。外来で二時間待たされてもう1時に近かった。この医者には何度も会っていたから、軽口のつもりで「先生、これじゃお昼ご飯も食べられませんね」と真面目顔で言ってやった。すると彼は「ほやな、すまんこっちゃ。わしも腹減ったわ。朝から水も飲んでないんやで。」と返答した。これには、こちらとしてはもう詰め寄る気持ちは失せてしまって、おとなしく椅子に座るしかない。

ところが、これが大方の病院では軽口どころか冗談だって言えない。事務員から看護士、医者に至るまできわめて事務的で会話が出来ない。先日こんな事があった。市の健康診断で20年来かかりつけの内科のクリニックに行った。朝9時に入って私の番が回ってきたのは11時だったから、やはり2時間待ったわけだ。その間レントゲンや心電図、血液検査、眼底検査など9項目の検査をした。最後に医師の診察だ。「○○さん、一番の診察室へどうぞ」とマイクで言った。急いで入って、開口一番「今日は混んでいますね」と私は言った。彼はそれには一切取り合わず、「ベッドに寝てください」と命令する。打診や聴診、触診が終わって、彼は「何か変わったことがありますか」と尋ねた。それで私は「時々、咳が出て喉がイガラッポイのですが」と申し出ると、彼はすかさず「それじゃ耳鼻咽喉科でしょう」と言う。つまり来る場所が間違っていると言いたいのだ。くるりと後ろを向いて「はい次の方」と看護士に申しつける。とりつく島がないから、シャツを羽織って外に出た。彼は医学博士で町ではかなり有名な人だ。医者である前にまず人間でなければならいということを教育されていないらしい。横柄な医者は至るところにいる。

最新の画像もっと見る

10 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
医は算術なりか… (熊子)
2005-09-29 14:31:09
いますか、そんな奴がまだ!年の頃は40代半ばかな。一番偏差値重視で医師になった層かな。偏差値がいいだけで、勧められるままに医師になった層が今ね一番問題になっている。それでね医学会では人間教育重視にどんどん切り替わってきていますよ。30代の医師は、いい層になってきています。いまはインフォームドコンセントの時代。充分な説明と理解、同意の時代です。そんな医者の所には二度と行かないように…。選択権は我々にあります。まさに医者を選ぶ時代ですよ。お気の毒で腹立たしいわ。
返信する
熊子さん、こんにちは (polo181)
2005-09-29 16:00:10
コメントを有難う。ずばり40代半ばの人です。やっぱり偏差値が高いだけで医師になったんだね。医師会でもそのことに気付いているのですか。駄目ですね、あのような医者は。なんだか叱られているようで、こちらは小さくなっています。医者を選ぶ時代か。そういえば、こちらはきちっとした料金を支払っているのだから、お客様だよね。お客様が来なくなれば経営は成り立たない。そんな簡単なことが理解できないのかと言いたい。
返信する
何処にも居ます (じゃこしかです)
2005-09-29 16:43:48
 poloさんこんにちは。

そのような非人間的な輩は、何処にでも居ると思います。「待ちが一時間で診療一分」そんな病院はザラなんです。

 そんなところでも医師たちが、それを弁えてこちらに親身に接して呉れるのなら、待つ事などは平気です。医師たちと軽口を言い合いながら、すっかり癒やされて血圧も下がって仕舞い、自分が何で来たのかを忘れて仕舞うほど気が軽く成ります。

 そんな病院は少ないですが・・・要は人間性の問題なんだと思います。人間として他人の色々な痛みが、少しでも分かる人こそ偉い医者なんでしょうね。評価は他人がするのだと云う、この単純なことが良く分かっていないのでしょう。最高の学問を受けながら、人間の事が少しも分かって居ないからなのです。

 
返信する
私も苦手です (あまもり)
2005-09-29 16:46:46
医者と学者と官僚。

自分たちは違う世界の人間だと思っているんじゃないかと思うことがよくあります。そんな人ばかりではないと思いますが、あまりいい記憶がありません。



熊子さんにいいこと教えてもらった。

若い医者ですね。選ぶのはこっちのほうだ、なるほど
返信する
じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2005-09-29 20:21:16
コメントを有難う。この辺りでは木で鼻をくくったような無愛想で無礼な医者が多いですよ。一体全体誰のお陰で飯を食っているのだと聞いてやりたいほど気分を悪くすることがあります。そんなのが横行しているのに、選択肢が少ないので泣く泣く通っている人が多い。医学、教育、法曹界、それに官僚の世界でははっきり言ってずる賢いのが目立ちます。みなお山の大将だから下々の苦労を知らないからだろうね。(゜ー゜)(。_。)ウンウン 待ちが1時間で診療が一分なんて、ちょっと馬鹿にした話だ。
返信する
あまもりさん、こんばんは (polo181)
2005-09-29 20:28:09
コメントを有難う。これからは医者を選ぶ時代だと、熊子さんは言って居られる。でも、ついついかかりつけの医者のところへ。思い切って、新しい教育を受けた若い先生を訪れることにしよう。インフォームド・コンセントに加えて、深刻な病の場合はセカンドオピニオンを求めて納得するまで医者の梯子をすれば良いのかも知れません。医者と学者と官僚か。みな選ばれた人間だから、鼻高々なのだろう。いやだねぇ。まったく。なんとか反撃したいな。
返信する
poloさん、今晩は。 (upplain)
2005-09-29 21:21:11
記事の方とは関係ありませんが、阪神、優勝しました。

それも、巨人の前での優勝です。

久しぶりに、美味しいビールを飲んでいます。



本当は今頃、霧ヶ峰の中にいるはずだったのですが、定宿が土曜日まで休みなので予定変更、家に居てTV三昧です。
返信する
upplainさん、こんばんは (polo181)
2005-09-29 21:31:47
ご訪問有難う。やりましたね。テレビで見ていました。貴方のブログも見ましたよ。ずばりぴったりにアップできましたね。場所は甲子園、相手はジャイアンツ。最高の舞台でした。岡田監督は男を上げたよ。さあ次は日本一を目指して、がんばりましょう。
返信する
そうです、選びましょうね (熊子再度)
2005-09-30 01:05:55
私が若かりし頃のDrは心がありましたね。でも悲しいかな、同年代のDrから様子は変わってきました。偏差値重視のへんてこ教育のお陰で、適材適所の場ではなく、学はあっては知恵の無いDrが増えました。そして検査値頼りのDrだらけ。数字ではなく顔を見なさいよ、身体を触って、診察しろよ、耳を傾けろよ、そう、インターンに指導した時代もありました。はいはいと言っていったインターンも3年して戻るとふんぞり返って、情けない姿に変貌。これが私の体験談です。そのときに、相手は人間と思いながら進んできたDrと、功績だけに目を向けてきたDrとの格差が出来上がりです。大事なのは、相手は自分の鏡である、痛みを感じ、人間を見よ、です。待ちに何時間かかっても、心通う診療を受ければ、苦にならずです。私が今通う整形は予約制ですが、ゆうに予定時間を二時間は過ぎますが、診察が丁寧、Drは若くて話しやすい。そして親身で低姿勢です。ですから、みなさん、じーと我慢の子で待っています。ここにたどり着くまで、整形を四箇所も変わりましたよ。全科しかりです。選びましょう。そして、いいDrに出会いましょう。
返信する
熊子さん、こんにちは (polo181)
2005-09-30 14:04:34
コメントを有難う。そうだ、貴女は医療関係の人だからよくご存じですよね。頭だけ良くて心が伴っていない医者はゴメンこうむりたい。患者のレベルまで降りてきて対等に対話をしてくれる医者がいないのかなぁ。欧米では当たり前のようだけれど、日本では未だに彼等医者はふんぞり返っている。バ○ローと言ってやりたい時がありますね。患者は何かしらの不安を抱えてやって来ているのだから、どうしても立場が弱い。その辺りをわきまえて診察する医師がもっともっと多く欲しいな。
返信する

コメントを投稿