知的障害・発達障害  個性と可能性を伸ばす

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造形リトミック研究所

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285:生活時間調査より

2009-08-31 07:13:23 | 「楽しい」からの出発
285:生活時間調査より
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 児童・生徒を対象とする「放課後の生活時間調査」(2008年11月実施)に基づく記事がありました(読売新聞:8月29日)。

 そこで興味深かったのは、時間の使い方に対する自己評価の高い方のグループは、他と比べて睡眠時間ほか勉強や部活に費やす時間も長い傾向にある、ということです。

 睡眠がいかに大切であるか、ということがわかります。
 ・身体の休息
 ・心の休息
 ・脳の休息
 これら3つの休息は睡眠によって、保障されます。

 生活リズムが正しいから充分な睡眠が得られるのか、充分な睡眠が得られているから生活リズムが整っているのか。

 こうも言い換えられます。勉強や部活が充実しているから睡眠時間が長いのか、睡眠時間が長いから勉強や部活が充実しているのか。

 どちらが正しいのか、分かりません。まさに「にわとりが先か、たまごが先か」という一巡してしまう問題でしょう。

 いずれにしても、「学習」やその他「行動」に関して教室で相談を受けるときに問題となってくるのは、やはり「睡眠」です。相談においては、ご家庭や学校での様子を具体的に伺いますが、必ずといっていいほど「睡眠」の問題に行き当たります。

・夜いつまでも起きている
・朝起きられない
・昼夜が逆転している

 脳の機能からくる睡眠障害のこともあるかもしれませんが、ほとんどの場合は、ほんの少しの生活リズムのズレから、睡眠のリズムの乱れが生じ、それが大きな問題となってきているのです。

 そのために、
 ・学習時間を確保すれば学習成果はもっと上がるのに、学習時間がとれない
 ・自由時間や遊びの時間もとれずに、気持ちが満たされない
 ・何かにつけて中途半端になって、小言を言われたり、イライラする
 こんな事態が生じています。

 とくにこの夏休み、「生活リズム」のことを2度3度とお話してきましたが、それくらい「生活リズム」は大切です。

 あしたから2学期という今日、ここでもう一度、今度は学校生活に見合った「生活リズム」の見直しをしましょう。お子さんと生活表を作って、大体の時間の目安を確認すればよいのです。

そしてそれをいかに実行するか、・・・またあした続けます。



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284.2学期のお楽しみは?

2009-08-28 06:57:12 | 「楽しい」からの出発
284.2学期のお楽しみは?
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 1学期のはじめに、学校から1年間の予定表が渡されたと思います。その予定表を見て、カレンダーに2学期のお楽しみを書き込んでみましょう。

 運動会、遠足、展覧会、授業参観、・・・学校によっては、9月早々に引き取り訓練があるかもしれませんね。

 お話しながら書き込むことによって、2学期への期待感を持たせてあげましょう。中には、これらは「お楽しみ」というより、むしろ「苦手なもの」というお子さんもいらっしゃるかもしれません。ならば、いっそう昨年の良かったことや楽しかったことを思い出せてあげましょう。

 引き取り訓練・・・去年も、校庭にみんな並んで引き取り訓練をしたね。またお母さん、ちゃんとお迎えに行くからね。予告し、安心させてあげましょう。

 運動会・・・玉入れ、楽しかったね。あとから、写真でも見たね。また、お弁当、おいしいの作るね。たとえ少しでも、参加できたことを思い出させてあげましょう。
 ※幼稚園や学校の先生からも、完璧な参加ではなく、小さな成長を見つけてほめていただけるといいですね。

 このように、遠足も、展覧会も授業参観も、去年のことを思い出させてあげて、漠然とでも2学期が楽しみになるように仕向けてあげましょう。

 そして、気持ちよく、2学期からの学用品や学校生活のお道具を始業式に向けて用意しましょう。ゆっくりとゆとりをもって新学期にのぞめば、これから始まる毎日もゆっくりとゆとりをもって、楽しみながら過ごせるでしょう。「1年の計は・・・」ではありませんが、始業式の前の数日の過ごし方はとても大切です。

※もう2学期が始まっている方は、この土・日曜日に一息入れましょう。
 

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283.ひとりひとり特別

2009-08-27 07:40:13 | 「楽しい」からの出発
283.ひとりひとり特別
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 少し前の新聞(8月21日:読売新聞)に、認知症のケアを少しでも楽にするために「趣味・習慣を知ろう」という記事がありました。ケアマネージャーの指導で、認知症の親御さんの半生を年表にしたり、生活習慣や好きなことを箇条書きにして、「家族メモ」を作ろう、というものでした。

 デイサービス施設ではその「家族メモ」を活用して、ご利用の方が沈んでいるときにはその方の昔の趣味だった「社交ダンス」を話題にしたり、好きな歌を歌ったりして元気づけるようにしているそうです。

 また別の方では、信仰心のあつい方だったということがわかって、折に触れ「お経」をあげることを勧めたところ、ずい分と落ち着いた、という例も載せられていました。

 かつてこのブログでも、一人ひとりの生徒さんに関心を持ちましょう、ということを書きました。ですから、生徒さんや親御さんから学校やご家庭でのお話を聞くことを大切にしています。場合によっては、授業に先立ってその週の出来事を予めFAXで流していただいている生徒さんもいます。

 「発達課題」がプログラムの中心となる生徒さんには、課題への興味を持たせるきっかけを作るのに、ご家庭からの話題がとても役に立ちます。絵カードの取り出しも、その生徒さんのよく知っているもの、身近なものをカードにします。みんなが、「あひる・いちご・うさぎ・・・」に興味を示すわけではないからです。この段階の生徒さんは、興味がなければ見向きもしないことが多いものです。すると、学習の意図を教えることさえできません。

 「教科の学習」が中心となる生徒さんには、例を示して説明をするときに、ご家庭からの話題がとても役に立ちます。たとえば割り算の分配の学習では、家族や兄弟で分けること、いつも食べているものを分けることから、なじみある具体的な場をイメージさせながら分配の説明を進めます。
 
 「○○ちゃんと○○ちゃんと○○ちゃん、3人にコアラのマーチを分けます・・・」という具合に。するとそのまま、家庭では実際の場で復習ができて一石二鳥です。

 「社会生活スキルや教養」がプログラムの中心となる生徒さんには、本人やご家庭からの話題がそのまま生活スキルアップの課題となります。「何を教えたらいいですか?」ではなく、取り上げなくてはならない課題はその生活の中にたくさんあります。

 「予定が変更になると、怒るんです・・・」
 「バス停まで15分だから何時何分に家を出る、というその算段がつかないんです・・・」
 「ヘルパーさんと出かけて食事をするとき、いつも1000円以上の高いものを注文しちゃうんですよね!」

 「そうですか、・・・じゃあこの生徒さんにはこうやってみようか・・・」などと考えると、講師としてはワクワクしてきます。

 認知症のケアの場でも、特殊教育の場でも、本当の意味での「ひとりひとり」が大いに生かされることが大切ですね。すばらしい実践からは、場が異なっても大きな意欲と協働感が与えられました。


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282.ゆく夏

2009-08-26 08:33:04 | 「楽しい」からの出発
282.ゆく夏
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 保育専攻の学生さんを対象とするセミナーで、歌唱造形の基本テーマ「かお」や「ひと」に加え、身近な動物やアフリカの動物、昆虫、そして夏を思わす「ヨット」や「ひまわり」をとり上げました。

 今年は夏らしい期間が短かったですね。でも、「ヨット」や「ひまわり」はやはり夏を大いに感じさせてくれます。曲を流して歌いながらさまざまに描いていくと、経験した夏や頭に描く夏のイメージが広がります。

 しかし、9月も間近のこの時期、体感的にはもう秋を感じ秋を求めているのでしょうか。描いていると、「ヨット」の海にも秋の気配が感じられてきます。また「ひまわり」でも、お日さまに正面から向かうひまわり、少し斜めに向かうひまわり、頭を垂れかけたひまわり、そして種をたくさんに実らせたひまわり・・・と変化させながら描いていくと、ゆく夏を惜しみ、実りを尊ぶような気持ちになります。

 ひとつの小さな種からあんなに大きな花を咲かせ、2000~3000もの種をつけるというひまわり。そのようすが前日に学習した同心円と放射、ぎざぎざを組み合わせるることにより、とてもリアルに表現できるのです。

 「ひまわり」の曲の流れる中、はじめてであった数十名の学生さん方とそんな思いを共に持ちながら描きました。音楽の効果もあって、自然のすばらしさ、生態の不思議さを描くことによって改めて知り、感じることができました。

 さあ、夏の思い出と秋への期待、あと数日の夏休みをみなさん楽しく大切に過ごしてくださいね。


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281.幼児教育

2009-08-25 22:11:14 | 「楽しい」からの出発
281.幼児教育
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 昨日、今日と関西の保育学院で造形リトミックのセミナーを行いました。対象は1回生の学生さん達数十名、教室にいっぱいです。1回生とは言え、来年は幼稚園や保育園で実習、その翌年には先生として幼児の前に立つ方たちです。「そんな意識を持ってこのセミナーに臨んでくださいね」、と励ましながらセミナーを進めました。

 「造形リトミック」の紹介からはじめ、描画から、絵画、工作へと盛りだくさんに進めていきます。はじめての「造形リトミック」、そしてたくさんの制作用具、はじめは画用紙の扱いも、はさみの使い方もゆっくり目で多少戸惑いがちの感もありました。が、さすがに若い学生さん方、みるみる内に曲を覚え、絵画の描順や工作の手順もどんどん吸収しし、1日目よりは2日目、2日目の午前よりは午後、といったように、どんどん理解度と集中度が高まっていきます。

 でも、大きな教室でのセミナーですから、画用紙の折り方や切るところを間違えたりで、「あれ~!」「え~!」という事態があちらこちらで生じます。その度に対処の仕方を指導したり、予備の画用紙を渡したりと対応していきました。

 そして、時にはゲラゲラ笑いながら、時には黙々と集中して制作に取り組みました。100枚つづりの自由画帳のページが、さまざまな描画や絵画、工作でほとんど埋まっていきます。2日間のセミナーが終わると、この自由画帳自体が造形リトミック・セミナーのテキストとして仕上がります。セミナーの後半では、お互いの作品を評価しあったりもしました。

 セミナーのテーマはもちろん造形リトミックによる描画や絵画、工作の指導法ですが、それらの指導を通して体得して欲しいことは、

1)子どもの失敗の受け止め方。つまり、「だいじょうぶ、・・・こうしましょう」という失敗をも生かすクリエイティブな態勢をもちましょう、ということ。

2)小さくてもいい。小さければ小さいほどいい。子ども自身または作品のいいところを見つけて評価できる(ほめてあげる)目をもちましょう、いうこと。

3)子どもが躓いた時やうまくできない時、どうしたらできるようになるか、その方法を考えて助けてあげるのが先生の役割です、ということ。

 造形リトミックは認知教育、造形教育でありながら、その前に人間教育です。幼児教育を志す若い方たちに大いに期待しています。幼児教育は、教育のスタートです。一人ひとりの子どもが、豊かな人生を歩むための大切なステージです。そんな誇りをもって、幼児教育に従事していってくださると本当に嬉しいですね。


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280.2学期の準備をはじめましょう

2009-08-24 04:51:17 | 「楽しい」からの出発
280.2学期の準備をはじめましょう
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 夏休みもあと1週間ですね。まだまだ楽しんでいていいのですが、頭のどこかに「もうすぐ2学期!」ということを意識しておきましょう。お子さんにもそうお話しして、2学期を心待ちにできるように働きかけましょう。

 具体的には、
・カレンダーを見ながら、あと1週間で2学期が始まることを確認しましょう。
・生活リズムを学校シフトにこの数日で徐々に切り替えていきましょう。
・学校に提出する宿題などは、金曜日までに終えられるように計画しましょう。
・2学期から使うものの用意をしましょう。
・夏休み最後の土曜・日曜はゆっくり楽しく過ごせるように、お楽しみを考えておきましょう。

 2学期の用意がゆとりを持ってできていると、2学期が始まるのを心待ちにすることができます。

 宿題が終わっている安心感、きれいに整えられている学用品、「2学期からは・・・」という目標をもって、新しいファイルなどを工夫して用意しておくのも良いでしょう。

 「2学期からは、学校でもらったものはみんなこのファイルに挟んで持ち帰ろうね」と、規則正しい行動をすることが楽しみになるように工夫してあげましょう。広告や雑誌のかわいいイラストを切り取って、ファイルの表紙に貼るだけで、お子さんだけのオリジナルファイルができます。

 生活を変えるのは、こんなささいなことからでも可能なのです。

 この1週間は、2学期をよりよく過ごすために大切な1週間です。かと言って、あまり身構えることはありません。ほんの少し、意識して過ごせばいいのです。


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279.夏休みのお絵かき(2)

2009-08-21 06:55:24 | 「楽しい」からの出発
279.夏休みのお絵かき(2)
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 (つづき)夏休みの宿題で「絵画」が出ているのに、「うちの子、絵が描けないのに・・・」と困っていらっしゃる方へ:

 きのう、1)「絵が描けないんです」という方、2)「なぐり描きくらいです」という方に向けて、絵を描く方法のお話をしました。きょうは、


3)「クレヨンも持たないんです」という方に向けて

 手を添えて、クレヨンを一緒に持ってあげましょう。画用紙面から5cmほど上で、「おーきな まーる」と言いながら空間にまるを描きましょう。今度は画用紙上に同じ手の動かし方で、同じように「おーきな まーる」と言いながらまるを一緒に描きましょう。

 ゆっくりとお子さんの手の動きを感じながら、描きましょう。お子さん自身の手の動きがあったら、多少形がゆがんでもお子さんの手の動きに任せて手を添えたまま描かせましょう。

 同じやり方で、ゆらゆら縞もようを手を添えて描きましょう。お子さんの手の動きを感じながら、描くことが大切です。
 
 彩色は、2)と同様に一緒に絵の具で塗りましょう。子どもにとって、クレヨン彩色はけっこう力も根気もいる作業です。教室では、歌いながらリズムに乗せて水彩色させています。

 全部塗れたら、クレヨンを一緒に持って、くるりと柄を描きましょう。


 もし、クレヨンを持つことをはじめから拒否するようでしたら、大きなまるは描いてあげて、中に折り紙を貼らせましょう。
 
 緑と黒の折り紙を半枚ずつ用意して、それぞれたて折にして細長いテープ状になるように半分に切ります。次にそれぞれを4つくらいにちぎらせましょう。少し切れ目を入れておいてあげると、ちぎりやすいでしょう。
 
 ちぎったものにのりをつけて、大きなまるの中に貼らせましょう。リズミカルに作業を続け、緑と黒でスイカらしくなってくると、お子さんも興味を示し始めるでしょう。

 全部貼れて少し気持ちが乗ってきたところで、ふたたびクレヨンを持つことを促しましょう。クレヨンを持つことができたら、スイカの柄をくるりと一緒に描きましょう。持たなかったら無理強いしないで、くるりと柄を描いて見せましょう。

 できあがり!

 宿題の絵画は、手伝ったらいけない!と思っている方がいらっしゃるかもしれませんが、そんなことはありません。お子さんの反応や、手の動きを感じながら手を添えれば、絵にはお子さんらしさが表れます。教室でも同じ歌と同じ描順でを使って介助で描いても、面白いほどに個性のある作品ができあがります。

 何よりも、親御さんとお子さんが言葉を交わしながら、一緒に座って手を触れながら、パターンをひとつずつたどって絵を仕上げていったプロセスを大切にしましょう。絵画制作を通して、夏らしさを感じたり好きなものを共有できた時間を評価しましょう。


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278.夏休みのお絵かき(1)

2009-08-20 21:22:37 | 「楽しい」からの出発
278.夏休みのお絵かき(1)
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 夏休みの宿題で「絵画」が出ているのに、「うちの子、絵が描けないのに・・・」と困っていらっしゃる方へ:

1)「絵が描けないんです」という方へ
 人が何人かいて、何かしていて、まわりに何があって・・・という情景画ではなく、画用紙の真ん中にどーんと何かひとつを描きましょう。まず題材を決めましょう。たとえば、自分の顔や家族の顔。または夏らしく「スイカ」「アイスクリーム」「ひまわり」「ぼうし」「花火」。または好きなもの、「ドーナツ」「車」「電車」「虫」・・・。

 題材が決まったら、まずは親御さんが、マルと4角とたて線・よこ線・曲線を組み合わせて描いて見せてあげましょう。
 緑色のクレヨンで「おーきな まる かいて 」、今度は黒で「ゆらゆら ゆらゆら 縞もよう」、また緑で「うえには くるりと柄があるよ」と言いながら、描いて見せるのです。「これなーんだ?」「スイカ!」「そう、スイカだね」と言いながら。

 そうしたら、1パターンずつまねして描かせましょう。描きだしの位置やむずかしい曲線は軽く手を添えてあげましょう。

 線描きができたら、クレヨンか絵の具で色をぬらせましょう。はみ出しそうになったら、はみ出さないようにそっと手でガードしてあげましょう。全部ぬれたら、できあがり! 多少、ぬり残しがあってもかまいません。


2)「なぐり描きくらいです」という方
 なぐり描きができていたら、軽い介助で線の方向性をつけてあげれば、絵は描けます。
 「おーきな まーる」と言いながら、まるくなるように方向付けしながら、手を動かさせましょう。
 「ゆらゆら ゆらゆら 縞もよう」と言いながら、マルの中になぐりがきをさせましょう。縞もようにならなくてもかまいません。

 彩色は絵の具がいいでしょう。緑色の絵の具をお皿に出して水で溶きましょう。太筆で大きなマルの輪郭をとってあげたら、軽く手を添えて中をぬらせましょう。なぐり描きの要領で。

 ほとんど塗れたら、ティッシュペーパーを1まい絵の上にフワリとのせて、手のひらでパンパンと軽く叩いて水気を取りましょう。できあがり!

 こんなふうにすれば、絵はだれでも描けます。

 あしたは、「クレヨンも持たないんです」という方に向けて、お話します。


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277.夏休みの作文

2009-08-19 06:31:58 | 「楽しい」からの出発
277.夏休みの作文
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 作文が苦手、と思っているお子さんは少なくないでしょう。でも、「苦手、苦手・・・」と思っていても始まりません。とにかく書き出してみましょう。

 そのためにはとにかく、
 「何月何日、ぼくは(わたしは)だれと、どこに行きました、もしくは、何々をしました」、このスタイルに習熟しましょう。

 「いつ・だれが・どこで(どこに)・何を・どうしたという疑問詞を意識しながら書くことができないんです!」と言われるかもしれません。それが難しいのならば、疑問詞として意識するまでもなく、語調で覚えてしまえばいいのです。また書かれたもののスタイルを視覚的にも見覚えてしまいましょう。

 書かれた文章の中で、冒頭の○月○日という日付の表記はとても目立ちます。見覚える(感得する)のに、最適です。マスがぎっしり並んだ原稿用紙を前に怯んでしまうようでしたら、とにかく日付を書きましょう。

 題名を書き、自分の名前を書き、日付を書けば、原稿用紙への抵抗感は少し薄らぎます。これだけで、もう4行は使いますから。

 そうしたら、出来事を順に書いていきましょう。はじめからいい作文を書こう、感じたことや気持ちを交えて書こうなどと力を入れすぎず、「まずこうして、次にああして、それから、・・・」というふうに思い出しながら事実をそのまま書いていけばいいのです。

 最後に、「そのときどう思った?」「その時なんて言った?」など少し尋ねてあげて、1行書き足しましょう。200字詰めの原稿用紙だったら、大体そのくらいで埋まるでしょう。

  400字詰めの原稿用紙でしたら、出来事を2つか3つに分けて、その区切りごとに簡単に気持ちや感想、そのときの誰かの発言などを1行ほど入れていきましょう。

 出来事を思い出させながら、思い出すことを楽しみながら書いていけばよいのです。親御さんや講師もそのテーマに関心を持って、本心から楽しみながら見守り、ところどころで尋ねてあげましょう。「それから?それから?」と形式的に聞き出していったのでは、出てこないような面白いエピソードが飛び出します。

たとえば旅行のときの話:
「ラーメン食べた」とお子さんがぽつりと言ったのに対して、「そう、おいしかった?」と形式的に尋ねたのでは、「ラーメンを食べました。おいしかったです」で終わってしまいます。それでも書けただけで十分なのですが、

「そう、・・・何ラーメン?」と関心を持って尋ねると、「○○ラーメン」と答が返ってきます。
「なにが、入ってた?」
「もやしと、お肉と、のりと・・・あつかった!」ここまで聞くと、聞いていたほうも熱々のラーメンの湯気、のりの香りがプーんという感覚になります。
「お父さんは何ラーメン?」「お母さんは?」と続けると、お子さんもそのときのいろいろなことが思い出されてきて、「お父さんは、お母さんの分まで食べた」など、思わぬエピソードまで出てきます。

 この最後の一行が作文の個性です。決まりきった感想よりも事実の記述の方がよほど面白いということがあるのです。

 こんなふうに原稿用紙を埋めていくと、こんなことも書いていいのかということがだんだんお子さんも把握できてきます。そして、次第にひとりでも原稿用紙に向かえるようになってきます。

 作文も経験とトレーニングです。まずは、一緒に原稿用紙に向かってあげて、「楽しいな」「これでいいんだ」という安心感を持たせてあげましょう。


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276.記憶を引き出す!

2009-08-18 06:28:10 | 「楽しい」からの出発
276.記憶を引き出す!
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 ”これまでの夏休みにどんなことをしたでしょう、思い出してみましょう”と、きのうブログに書きました。もう30日程にもなる夏休みを全部振り返るのは大変でしたら、ここ1週間ほどのお盆休みを振り返ってみましょう。

・旅行の計画を立てた
・早起きして、普通列車に乗って長野の山に行った

 ほんの2行書き出してみるだけでも、それに連なっていろいろなことが思い出されてきます。

・旅行の前の晩は、遅くなったけれどお風呂に行って、それからスーパーで翌日のおやつを買った。おやつは○○と○○と○○・・・を買った。

・朝6時前、駅の窓口で乗車券のことを尋ねようと中を覗くと駅のお姉さんが大あくび、「おやおや」と思ったが、券売機のところまで出てきて親切に教えてくれた。
・電車の時刻、乗換駅での時刻、電車を待っていたときの場所や並んでいる人、
電車の座席、となりの座席に乗っていた人たち、○○を食べていた・・・・

 きりのないほどに記憶がよみがえってきます。

 思い出す題材は、旅行など非日常的なことばかりではなく、ごく日常的なことでもいいのです。
・お父さんにラーメンを作ってあげた
・お母さんにイカのさばき方を教わって、料理して家族で食べた

 意図的に「思い出す」という作業をしなければ、2度と言葉にすることのなかったようなことまでが次々に出てきます。時間的にも前後して出来事が思い出されてきます。一度思い出して言語化したことは、いっそう強く記憶されます。

 よく人に話す人は記憶がいい、というのはその例です。自分のことや、きのう見たテレビのこと、ニュースのこと、近所の人のこと、昔のこと・・・。誰かに話すことによっていっそう記憶は堅固となり、そのトレーニングによって記憶する力も記憶を再生する力も言語力もますます鍛えられるのです。

 お子さんにきっかけを与えてあげながら、まずは時間の流れに沿って思い出してみましょう。
 「次に何にした?それから?他にもあったでしょ!」・・・と迫らずに、親御さんがリードしてあげましょう。お子さんが何か思い出したら、「そうだったわね、とってもきれいだったね。よく覚えてたわね」と共感し、ほめてあげましょう。

 出来事や会話に連なっていろいろな感覚もよみがえってきます。味、におい、音、空気、気温、風、風景・・・。

 思い出したことを整理して、日付順に並べ、表にして、その日の天気を新聞などの資料で調べたり、それに世の中の出来事を併記すれば、作文の題材になるだけでなく、それ自体が自由研究にもなります。何よりも、夏休みの充実感が得られますね。


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275.まだまだ夏休み!

2009-08-17 06:56:01 | 「楽しい」からの出発
275.まだまだ夏休み!
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 教室の夏休みは、昨日まで。夏らしい陽射しの中にも、秋の気配を感じる心地よい風のある一日でした。学校の夏休みはあと2週間ですね。どんな気持ちで、お過ごしでしょうか?

・早く学校が始まらないかな。
・宿題がまだ残っているんだけど・・・
・生活表は作ったんだけど・・・
・夏休みに何ができたかな?
・まだ、遊び足りない!

 お子さんが学校が始まるのを心待ちしているようでしたら、それは良いことですね。学校の先生やお友達に会いたいなと思っているようでしたら、はがきを出してみましょう。一文でも、絵でも、またイラストか写真をポンとひとつ貼っただけのものでもいいですから、はがきを作ってポストに入れましょう。

 宿題が残っているんだけど・・・あせらなくても大丈夫です。「毎日、決めたとおりにやらないから・・・」と小言を言うのは控えましょう。もう一度、計画を立て直しましょう。あと10日間くらいで終わるように。「この計画で、全部終わるね」と、安心感を与えてあげましょう。そして、いい気持ちでスムーズに机に向かえるように配慮してあげましょう。困ったときに助けてあげられてこそ、親御さんです。親御さんの力と知恵の発揮しどころです。

 生活表どおりに生活できていないんだけど・・・生活表のどこかに無理があるようでしたら、修正しましょう。つい、ずるずると生活が流れてしまっているようでしたら、「夏休みもあと2週間、ここでもう一度がんばろう!」と気持ちを新たに仕向けてあげましょう。

 夏休みに何ができたかな?・・・と疑問に思われるようでしたら、できたことを書き出してみましょう。学習面・お手伝い・行事・外出など、項目ごとに書き出してみると、意外といろいろできているものです。
 頑張ったことは認めてあげ、楽しかったことは一緒に思い出してあげましょう。楽しかったことは、絵日記や自由研究の題材になりますし、「いろんなことしたな・・・」「楽しかったな」と何より気持ちを充実させることができます。

 まだ、遊び足りない!・・・と思っているようでしたら、ここでもう一度生活を引き締めることです。生活が規則正しく行われ、適度に遊びやお楽しみが盛り込まれていると気持ちが充実しますが、遊びも生活も中途半端だと、いくら遊んでも「なんだか不満足」という感覚が残ります。

 でも、これまでの夏休みを後悔することはありません。まだまだ2週間ありますから、もう一度生活表を見直して、お楽しみも盛り込んで、楽しく充実した夏休みを過ごしましょう。


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274.図鑑で調べる

2009-08-14 07:59:15 | 「楽しい」からの出発
274.図鑑で調べる
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 出先でポケット図鑑で調べたことを、家に帰ったら大きな図鑑でもう一度調べてみましょう。今度は名称はわかっているのですから、図鑑の後ろの索引から引くことを教えてあげましょう。

 学校の国語でも4年生で国語辞典、5年生で漢和辞典の学習が行われますが、そこではじめて辞書を引くことに遭遇してあわててしまうお子さんがいます。このような機会に、図鑑で調べることに慣れておくと大きな助けとなります。

 さて、図鑑の索引から引くことに戻りましょう。植物なら植物の名前が五十音順に並んでいますが、国語辞典よりもはるかに少ない量です。数ページから、多いものでも十数ページくらいでしょう。「あ」「い」「う」・・・と大見出しが一目で見渡せますから、五十音順ということがどういうことなのか、はじめてのお子さんでも把握しやすいでしょう。

 たとえば、先日来の「シシウド」。「シシウド、シシウド、シシウド・・・」と名前を言いながら、目では「あ、い、う、え、お、・・・」と順に追っていく。2つのことを同時に行っていく、高度な学習です。複数の機能を使う、良いトレーニングになっています。

 「さ行」にたどり着き、「し」にたどり着き、「シェフレラ」「シクラメン」「ししうど」・・・「あった!!」。調べたいものに行き着くことは、とっても嬉しいものです。「ちゃんとあった!」「本当にあった!」という気持ちになりますね。

 こんな作業を繰り返していると、「○行」が五十音の中でどの辺にあるのかの見当が付くようになります。「か行」なら前の方、「は行」なら真ん中へん、「ら行」なら後ろの方というように。

 また、ページの数についても同様です。数の大小の感覚、小さい数なら前の方、大きい数なら後ろの方、また行き過ぎた場合は戻るとしたら逆唱をしていくことになります。

 引き方も要領がよくなってくると引くことが面倒でなくなり、辞書や事典に親しめるようになるでしょう。図鑑で調べることは、まさに、楽しむことからはじめましょうのいい例ですね。

ちなみに図鑑(小学館の図鑑NEO植物)には、
「シシウド(セリ科) 茎は太く高くのび、たくさんの小さな花が、かさ状に広がってつきます。多年草 1~2m 7~10月 本州~九州 日当たりの良い草地」とありました。似たような言葉を繰り返し耳にし、目にすることができますね。出先で耳にし、ポケット図鑑で目にし、そして家で図鑑でもう一度目にし、・・・。こうして言葉の微妙なニュアンスも次第に感得していくことができるのでしょう。


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なかのひと
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273.ポケット図鑑

2009-08-13 07:36:07 | 「楽しい」からの出発
273.ポケット図鑑
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 夏の野山や海川に出かけられるときにポケット図鑑を携帯されると、出会った植物や動物、生き物について親子でいっそう楽しめます。

 「この花はなんだろう?」と思ったとき、図鑑を開いてまず大きな分類の中から捜していきます。

 たとえば植物のポケット図鑑(ポケット版学研の図鑑2植物)では、「花だん」「樹木」「野草」「はち植え・観葉植物など」「作物・果物」の「なかま分けもくじ」があります。1ページのカラーページで見渡せますから、捜すのはさほど難しいことではありません。

この間の「シシウド」:
・「花だん」ではなさそうです。
・「樹木」、難しい言葉ですが、木ではありません。
・「野草」、「野原の草」。ここにありそうです。

 「野草」の欄を見ると、さらに季節ごとに分類されています、「春の野草、初夏の野草、夏の野草、高山の植物、秋の野草、海辺の野草」。「春・夏・秋・冬」となっていないことにお子さんは違和感持つかもしれませんが、「夏の野草」のページを開いてみましょう。

 赤や白、黄色、ピンク、・・・いろいろな野草が並んでいます。その中から、「白くて、小さくて、花がたくさんついていて、花火みたいで・・・」と繰り返しつぶやきながら捜していくと、9ページ目にありました!

「シシウド:セリ科 8~10月 1~2メートル 山地・高原」

 見つけたときの喜びは、宝物でも見つけたかのように大きなものです!目の前のその植物と図鑑の説明が一致することにも、嬉しくなります。「そう、8月だね。うん、1メートルくらい。そう、高原だ!」「おんなじだ!」という気分になります。

 葉っぱも、つぼみも、ようく見比べてみましょう。きっと、さらに新しいことにも気づくことでしょう。


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なかのひと
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272.耳で見る

2009-08-12 07:08:00 | 「楽しい」からの出発
272.耳で見る
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 きのう、「シシウド」(和名)という植物を紹介しました。形状が特徴的で、さまざまなイメージが広げられます。しかし漠然と見たのでは、ただ「花だ」というだけで終わってしまうかもしれません。

 では、よーく見ればいいのでしょうか?子どもに「よーく見て」と言うと、目を大きく見開いていっしょう懸命見ようとしますが、それは「よく見る」ことにはなっていないのです。

 造形リトミックの創始者である玉野良雄は、「耳で見る」とよく申していました。

「耳で見る」とは・・・
「ほら、お花」
「しろいお花」
「小さいお花だね」
「小さいお花が、たくさん」
「傘を広げたみたいに、広がっているね」
「線香花火みたいにも見えるね」
「う~ん、いいにおい」
「虫たちが、いっぱいだね」
・・・と、お子さんに語りかけてあげましょう。

「見る」とは、一瞬で見ることだけではないのです。時間の中で見ていきます。順に見ていきます。語りかけながら、ゆっくりと順に見させていきましょう。

「きれいだね」「わっ、まっしろ」「かわいいね」「おもしろいね」「ふしぎだね」という自然な気持ちにのせて、語りかけていきましょう。

 ある俳句の解説に、「どこまでも続く、夏休みの自由な時間」という記述を見かけました。「どこまでも続く・・・」、いいですね。ゆったりとした自由な時間の中でやさしく語りかけることによって、お子さんと一緒に「見る」ことを楽しんでみましょう。


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270.○○みたい

2009-08-11 06:46:32 | 「楽しい」からの出発
270.○○みたい
「知的障害児者、発達障害児者 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック教育研究所 

 霧が峰で、小さな白いたくさんの花を放射状に広げる美しい植物に出会いました。ひと茎ひと茎の先には、まるく繊細なレースのように花が広がっています。そして、そのレース状の花が幾重にも重なり合っています。草丈は、1メートルほどでしょうか。

 散策の色々な人々が目を引かれ、それぞれに「線香花火みたいね」「おっ、花火大会だ」「傘みたいだね」と楽しんでいました。

 同行の夫は、「虫たちのレストランだね」「いい匂いだね」「やっぱり!」「この匂いが虫を呼ぶんだね」と。本当にたくさんのいろいろな虫が来ていました。虫好きな人には、花よりも虫に視点が置かれるのですね。

 図鑑などで調べてみると、名前は「シシウド」。山地や高原に咲くセリ科の植物で、薬草としても鎮痛や強心剤的な効き目があるそうです。冬場にイノシシが掘り返して食べることから、この名前がつけられたそうです。

 学名は「Angelika(アンジェリカ)」、ラテン語の「angelus(天使)」が語源だそうです。あらたに、イメージが膨らみますね。

 「○○みたい」という比喩を耳にしたり、花の名前やその由来を知ると、その花がいっそう身近に感じられてきますね。

「花火」とか「傘とか」、「虫のレストラン」とか「天使」とか、また「いのしし」とか、子ども達にもイメージしやすく、印象にも残ります。また、ことば化されているとそれを誰かに伝えることもできます。

 何気ない自然な表現がお子さんの耳にも届くと、お子さんもやがて、出会ったものに対してそんな見方を楽しめるようになることでしょう。親御さんご自身、新しいものや珍しいものとの出会いを楽しんでくださいね。

                         (所長室:玉野紗千代記)


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