発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1570.~認知から認識へ~

1570.~認知から認識へ~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。



◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『知りたいことが次々に』(5月20日)・・・知りたいことが一つ増えると、そのあとさらにどんどん増えていきます・・・。


母の日のお母さまの絵。横顔には、目が一つしか見えないことを発見したとのこと。
その驚きと興味から、次々に質問が・・・、とのことです。

「見て描く」というのは、いかに難しいことでしょう。
幼児でさえ、固定観念が備わっているのです。
いえ、幼児だからなのでしょうか?

初代の所長は、「幼児は見て描くのではなく、自分の頭の中にあるものを描いているのだ」と申しておりました。

たとえば、目の前にりんごとみかん(?)が重なって置かれていたとしても、
子どもは重なりを描かずにそれぞれを完全な形で描く、というのです。

被写体を見て、「あっ、りんごとみかんがある」という認識だけを得て描くのでしょう。
重なりを認識するためには、奥行きのの認識ができていなくてはなりません。


造形リトミック教育の目的のひとつである「正しくものを見る目を育てること」、
この力を幼児期から基礎教育として養っていくことは、将来的には事物の形を正確に捉えることだけでなく、
事象を言語的に正しくとらえて認識することにも繋がっていくことでしょう。





造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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