4497.~心理的配慮で~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「意思疎通を重視して」(9月14日)
おはようございます。府中教室の岩崎です。
授業を担当してから1カ月が経つ生徒さんがいらっしゃいます。
O君は知的ハンディを抱えていることもあり、学校内でのコミュニケーションがスムーズではないため、
ときには同級生とトラブルを抱えてしまうことがあるようです。
そのため、少しでも心地よく通室できるように、講師としては意思疎通を重視しています。
O君の関心の高いアニメやゴジラ、そして家で飼っているペットについての話題で、
会話を通して少しずつ、つながりを築いてきました。
初日は緊張していましたが、今では自分から課題や宿題を要求して、
「今日の宿題ってなに?」と。
その問いかけから、自ら学習に取り組む姿勢が見て取れ、嬉しくなります。
学習する内容を忘れることもありますが、
問題に向き合い、取り組むことで知識を体得できると信じています。
O君の成長を見守りながら、彼が自信を持ち、前向きな学びの道を歩んでいけることを期待しています。
◇ワンポイント・メッセージ◇
ひと月で良い関係を築けてきたとは、大きな収穫です。学習は、講師との信頼関係から始まります。安心感を持ててこそ、じっくり考え、分からないところの説明を聴くこともできるようになります。とにかく、穏やかに、坦々と、1問、1問、取り組んでいくこと。まさに“積小為大”です。