3719.~制約の中でも~
「知的障害・発達障害をもつ生徒さんの 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)
・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
~今日のElephasブログ:「態勢落ち着き、集中力も」(3月23日)
おはようございます。東中野教室の北本です。
今年はコロナ禍で慌ただしく1年が過ぎました。
今までできていたものを抑制されたりする中で、忍耐力もスキルアップされているようです。
小学1年生のRくんは年長さんから通っていらっしゃいます。
探求心の強いRくんは自分の”大好き”でいっぱいにしたくて、いろいろな恐竜やクワガタ、サメを作りました。
ところが10月ごろから、授業プログラムの中で特にその要求することがなくなりました。
態勢も落ち着き 集中力も高く すっかりお兄さんです。
先日、学校で6年生が清掃の仕方を教えてくれたそうです。
その時Rくんは、
「僕も誰かのために 教えたり助けてあげたりするんだ」と目を輝かせて宣言しました。
「それいいね。誰かに助けてもらったら、他のだれかを助けてあげると、みんな気持ちいいよね」と講師が賛同すると、
授業後、早速、隣のブースの友達にお片付けを教えていました。
「僕は2年生の勉強をもう始めたけど、結構難しいぞ。ちゃんと勉強した方がいいぞ」と意見していました。
小さい先生の誕生です。
◇ワンポイント・メッセージ
Rくん、すばらしい成長ですね。入学早々から休校が長く続き学校生活が安定しない中でも、RくんはRくんとして、いろいろ体験し学ぶことができたようですね。コロナ禍で、とかく子どもの不安やストレスが問題となっています。さらに第4波が心配される状況ですが、Rくんのようなケースが増えることを望みます。Elephasで、大好きなことを思う存分できたことも功を奏しているのかもしれません。4月からは新1年生を迎える立場になるRくん、先輩の要素、十分そうですね。