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発達障害・知的障害の生徒様の個性と可能性を伸ばす

1514.~選ぶ意欲~

1514.~選ぶ意欲~
「知的障害、発達障害 個性と可能性を伸ばす!」: 造形リトミック・発達支援教室 Elephas(エレファース)

 発達支援教室エレファースでは、療育の毎日のようすをエレファースブログでご紹介しています。
 それを広く皆さまと共有できますように、本ブログでは Elephasブログにワンポイントメッセージを加えさせていただいています。

 ・・・・明るく、楽しく、さわやかに・・・
日々を大切に過ごすためのささやかな糧となればと思います。



◇ワンポイント・メッセージ◇

~Elephasブログ『意思を伝える』(3月25日)~この春、高校を卒業して就労支援センターで学ぶS君。
10年近く通っているエレファース教室も、自らの意思で続けます・・・。


S君は、4月からの学習希望について、6項目もあげることができたそうです。
「どんなことを勉強したい?」と問われて、すぐさま数項目挙げられるとはすばらしいですね。

発想力、再生力は、脳の活動が活発でないとなかなか機能しないものです。
与えられている数個の項目からいくつかピックアップするのに比べて、はるかに活動性を要する作用です。


「チョコレートとビスケット、どっちが好き?」と問われるより、「好きなお菓子はなーに?」と問われる方が、
脳の活動水準は高まります。

後者はまず頭の中に自らがお菓子を発想し、その上でひとつもしくはいくつかのお菓子を判断し、決定して選ばなくてはならないからです。

それに比べて「どっちが好き?」の場合は、2つのお菓子を思い浮かべるだけですみます。もちろんこの場合も、
どちらかを選ぶためには瞬時にいろいろな基準を頭の中に巡らせて判断しなくてはなりませんが。


「どっちがいい?」…「どっちでもいい」となってしまう場合は、上記2つに比べて活動水準は低めです。
言語の問題でも、知識の問題でもなく、これは意欲の問題です。

ものへの興味、状況への関わりの度合い、積極性、の問題とも言えます。
言葉を使わなくても、好きな方のお菓子をパットつかんで選ぶこともできるのですから。

「わあ、おいしそう。こっちがいい!」という意欲を大切にしていきたいと思うのです。

春、暖かさが増してきました。はつらつと、意欲、意識を活性化しましょう。




造形リトミック研究所
>>発達障害 知的障害 Elephas/エレファース
公式サイト http://www.zoukei-rythmique.jp/

>>お問い合せメール info@zoukei-rythmique.jp
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