千寿の碁紀行

小林千寿の世界囲碁普及だより

フィンランドから院生留学生が来日 『アンティ・トルマネン君』

2011-10-04 03:49:30 | 日記
 私がアンティを見かけたのは2007年の夏のオーストリアで開催された欧州囲碁選手権戦でした。
 一人だけ、いつも素晴らしい集中力で毎日、碁を打っていました。
  聞くとフィンランドから来ている10代後半の青年。
2007年欧州選手権戦にて
 その前に世界アマ戦選手権戦で『朝田静夫ファテングスピリット賞』を受賞している青年デシタ。
 その時は余り話をする機会はありませんでしたが、私は彼に『集中力があるから、きっと強うくなるから、頑張って!』と声をかけました。
  そして昨年春、院生になりたいりの希望の連絡を受けました。
 色々と話し合い、学費、滞在費が十分何ので、それをためてから1年後を目指します、となりました。
 ここまで言う人は多々ありますが、それを実行する青年は少ないものです。
  『根性』『集中力』『努力家』『まじめ』な青年です。
 これから大学を1年間休学して、どこまで成果を上げる事が出来るか、とても楽しみにな青年です
2009年パリトートーナメントにて、相手は元院生のハンガリーのチャバ・メロ6段
2010年欧州選手権戦にて
 今週末の成績は一番下のくらすから入るのですが11勝2敗だったとのこと。
  まずDクラスに一気に上るよう頑張りましょう。
 これから毎週火曜日に夕方、彼の院生手合いをプロ棋士が英語でコメントをする暮らすを作りましたので、棋士とのお付き合いも
 出来ると思います。
  亡くなったハンス・ピーチ故六段が来日した年齢、強さとほぼ同じです。
 環境が整えれば事が出来れば、相当な強さまで行けるのではと期待してます。
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