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徒歩日本二周目(≧∇≦)只今関東地方!

昨日は今日の物語 今日の後に今日は無し…

野坂久五郎(下)…

2013年08月22日 | 日記
しかし彼の情熱はそれにとどまらず
数ある自分の蔵書を
図書館として公共に解放してみたり
ミニコミ出版を試みてみたりと
商売よりもむしろ福祉や文化向上
更に産業の振興にまでも向けられた…

何はともあれこの時代
私財を投じてまでも公共に尽くした
明治人の熱き人間像は
この国の各地端々にまで今なお残る…

今の政治の世界や財界に
その志の小欠片さえも無い事が少々
残念に思うような今日の晩酌…

野坂久五郎(上)…

2013年08月22日 | 日記
明治23年に野辺地を襲った大火は
消失家屋がクリビツな五百十四戸…

役場や学校など主要施設の殆どや
多くの人命を失う大惨事となるが
それ以前にも野辺地は
幾度となく大火の被害に見舞われ
甚大被害を出してきた歴史がある…
それは消火用の水が得にくい
街の地形ゆえの問題だったという…

それを何とかしたいと考えたのが
呉服小間物を商っていた
野坂久五郎という義に溢れる御仁…

彼は私財を投じて湧水を引き込み
それを五つの小堤に貯え
隧道によって自分の所有地に導き
さらに竹管を地下に配し
本町までの水引きに成功している…

藩境塚…

2013年08月22日 | 日記
津軽藩と南部藩の間にあった藩境塚の
四つの山が綺麗に残る…
幕末戊辰の役では互いに敵同士
戦争をして命を削りあった歴史もある…

今では同じ青森とは言え
ここを境に言葉も変わり文化も変わり
そして祭の姿形もことごとく違う…

それを青森出身の有名人田中義剛氏と
吉幾三氏に例えられたが
余所者にはその違いがよく分からない…

湯浴みの伝説…

2013年08月22日 | 日記
馬門という土地のマカドの名は
「山へ登る口の沼」という意味の
アイヌ語に語源を持つ…

その山の登り口からは
源泉三七度ほどの温泉が湧き出し
古い時代には
義経が湯浴みをした伝説が残る…
そしてこの場所は
平泉から逃れた義経の北上途中と
重なっている…

僕も同じ湯で湯浴みをするはずが
金をケチって
公園の水道で水浴びをした…
おそらくその水道には
不審な余所者が水浴びをしていた
という伝説が残る…
そしてその公園の場所は
現実から逃れる僕の日本二周目と
重なっている事は言うまでもない…