10.11 玉川温泉~ (1)を書いてからだいぶ経ってしまった。
市新人大会を通して「何かを感じて」J中のプレーを最後まで注目していた。
はた目には未完成で、ミスが多くどうにかベスト4に進出はしたものの、どう見ても注目に値するようなチームには見えなかったに違いない。
が、何故注目したのか?!
今年の全中の準決勝! 優勝した共栄学園と戦い1ー2で惜しくも敗れた安佐南とダブって見えたからだ!
第1セット、目の覚めるような超高速攻撃で共栄の誇る高いブロック陣をずたずたにして、共栄のバレーをさせずに完勝した。
そんな安佐南のバレーボールの原石を見たような気がしたからなのだ!
コンビが合わずミスをしてもミスをしても愚直に自分たちがやろうとするバレーボールに挑戦し戦ったJ中の諸君に大きな拍手を送りたい!
また、それを最後までやり通したベンチの指導陣にも敬意を表したいと思う。
ちなみに、市新人大会男子決勝、女子準決勝のベンチには、一昨年の岩手全中に出場し、全国最先端のバレーボールを身をもって体験した2名の指導者が座っていたこともなにやら暗示的である。
自分の殻から飛び出す進取の気概を持って臨むことの大切さをいみじくも物語っているのではないか。
バレーボールはめまぐるしく、すさまじい勢いで進化している。
果敢に自分の古いバレーボール観(こだわり)からまず決別する努力をしなければならない!
別府市に出かけて観戦してきました。
みのり多き大会でありました。
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09.06 二次講習会 上野先生の熱弁~
市新人大会決勝が終了し、優勝したA監督に「おめでとう!」と言ったら間髪を入れず「この前の山野辺先生の講習で学んだことを夏休み中、それだけを徹底してやらせました。」
「あとで、その時のDVDが配布されたので、自分がやらせたことが、はたしてその通りだったのか徹底的にチェックしました。」と語ってくれた。
彼のその言葉に心から感動しました! 本当に!!
全国大会出場経験もあるA監督の上記のような進取の気持ちに心からの拍手を送りたい!
その後、全国小学生バレーボール指導者講習会(宮城県会場)に参加したB監督が「上野先生の技術指導のあちこちには自分と違うし納得いかない点があるので、あんな風には自分は指導しない」と私に言った。
彼は自分の殻の中からおそらく一歩も抜けきらない今までの自分の経験だけの指導をこれからも続けていくのではないかと思うし、果たしてどこまで子供たちを大きく変身させることができるのだろうか?!と考えてまう。
低迷する市、県のバレーボール(小、中、高の区別無く)のレベルアップのためには、進取の気持ちを持って血を吐くような取り組みをしなければならないと言うことだろう!!
そんな意味からも、自分の指導に固執した指導から、A監督のような最先端の世界に自ら進取の気持ちを持って飛び込む指導者の輩出を渇望するものである。
A監督に続け!!