10.11 玉川温泉~ (1)を書いてからだいぶ経ってしまった。
市新人大会を通して「何かを感じて」J中のプレーを最後まで注目していた。
はた目には未完成で、ミスが多くどうにかベスト4に進出はしたものの、どう見ても注目に値するようなチームには見えなかったに違いない。
が、何故注目したのか?!
今年の全中の準決勝! 優勝した共栄学園と戦い1ー2で惜しくも敗れた安佐南とダブって見えたからだ!
第1セット、目の覚めるような超高速攻撃で共栄の誇る高いブロック陣をずたずたにして、共栄のバレーをさせずに完勝した。
そんな安佐南のバレーボールの原石を見たような気がしたからなのだ!
コンビが合わずミスをしてもミスをしても愚直に自分たちがやろうとするバレーボールに挑戦し戦ったJ中の諸君に大きな拍手を送りたい!
また、それを最後までやり通したベンチの指導陣にも敬意を表したいと思う。
ちなみに、市新人大会男子決勝、女子準決勝のベンチには、一昨年の岩手全中に出場し、全国最先端のバレーボールを身をもって体験した2名の指導者が座っていたこともなにやら暗示的である。
自分の殻から飛び出す進取の気概を持って臨むことの大切さをいみじくも物語っているのではないか。
バレーボールはめまぐるしく、すさまじい勢いで進化している。
果敢に自分の古いバレーボール観(こだわり)からまず決別する努力をしなければならない!