はっきゅうの詩(白球春秋)

秋田県の横手SEIBU VC(バレーボールクラブ)の活動を中心に小・中学校のバレーボールに関するブログです。

桜の樹皮~

2008-01-30 22:09:48 | スポーツ
Kennnanntakaikaikaisiki03
01.27 県南大会 開会式


  今日も風もなく太陽が顔を出したりして穏やかな一日だった~


 今度の土日は大会や練習試合がなく自校練習なので、今週は2週間のスパンで練習できるので、短時間の中でもより集中的なメニューで取り組みが出来るでなんとなく余裕を感じる~

 今の時期こそあまり目先のことにこだわらずに
じっくり取り組みたい~


  【 桜 の 樹 皮 】  岡 部 伊 都 子     <花のすがた>より


 『 十年もの昔から、桜の樹皮を煮詰めた液を使って漉(す)いた吉野の紙が気に入っている。

  美しいはにかみを思わせるような、ほのかな紅。
 
 眺(ナガ)めているだけで、吉野の山桜の精が匂いたつ。
 
 本の扉に入れたり、原稿用紙に刷ったりした。
 
 この紙を張ったスタンドに灯をともすと光がやわらかで部屋がはなやぐ。

 
 「冬の桜の樹皮が、いちばん濃く紅を抱(イダ)いています」
  
と漉(ス)き手に聞いたときは胸が迫った。

 
 紅葉が終わった裸の桜なんて、あまり人はかえりみない。
  
  だが、そのみかえられない季節に、しんしんと冷たい雪のなかで、桜はけんめいに紅の色素を作りつづけているのだ。


  春、ぱっと咲く一時の花に全身の紅を傾けるために………。』       

      

  部員一人一人、今こそ人知れず「紅を蓄える大切なとき」だと深く自覚し、一分一秒を大事にし必死に頑張ろう~!!


       「ライバルはもっともっと練習している!」のだから~!!