み~ちゃんブログ 2 by Mikoyuki

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米国の次期駐日大使のこと・・・外国に、日本を紹介するためのお勧め映画はどれがいい?

2009年07月30日 | 書籍<本も好き(^ ^)

米国の次期駐日大使のルース氏の友人ということで、日系人の、スタンフォード大のダニエル・オキモト名誉教授へのインタビューが、28日のY新聞に載っていました。ルース氏は教え子だったということで、よくご存知らしい。近く着任されるので、ルース氏は日本を猛勉強中という記事でした。

ルース氏は、仕事で何度も訪日されていて、相撲や野球、日本の黒澤映画も好きということ。

だったらというか、日本映画もご覧になっているなら、日本がどういう国であるのか、紹介するのには、映画がいいのじゃないかと思いました。で、昔の様子や、今の様子を知るためには、どれがいいのかと、いろいろ考えてみました。時代劇は黒澤作品に任せるとして・・・(^ ^)

「細雪」・・・谷崎潤一郎原作で、市川崑監督作品が素晴らしい。
 古きよき日本、大正、昭和の大阪船場の商家の移ろいや、有り様を、美しい日本の自然、満開の桜や、冬の細雪(=さらさら降る細かい雪のこと?)をバックに華麗に表現した作品。岸恵子さんが長女役で、ヒロインの四人姉妹を演じる女優さん達が、とてもきれいでいい(^ ^)

「伊豆の踊り子」・・・ノーベル賞作家の川端康成原作
これは、山口百恵さん主演のがいいかな~~~
温泉地の伊豆を一人旅した学生と、まだ幼い踊り子との淡い恋心を描いた秀作。

「犬神家の一族」・・・サスペンスものというか、横溝正史さんの推理小説が
原作の映画化作品。これも市川崑監督で、高峰三枝子さんが主演のがいいかな~~仮面をかぶった男を「すけきよさん・・・」と呼ぶ高峰さんが、すごく怖い(^ ^;
横溝作品は、「八つ墓村」のように、祟りを恐れていた昔の日本の風習などがよく描かれているのですよね。「獄門島」とか「本陣殺人事件」などもいい。

「午後の曳航」・・・三島由紀夫原作。
早熟な男の子が主人公で、外国で映画化された作品。三島作品のドラマ化、映画化では、ごく普通には「鹿鳴館」や「潮騒」、「永すぎた春」とかも、いいかも(^ ^)

「ジョゼと虎と魚たち」・・・現代もの。田辺聖子さん原作
主人公のジョゼはとても変わっているけど、情景はすごく素敵な恋物語。
田辺作品は、斉坂すみれさんが出てくる「愛してよろしいですか?」など、NHKでもたくさんドラマ化されてて、宝塚の舞台化されているのもある。
どの作品も、とても素敵で、私は大好きなので(^ ^)

「ウォーターボーイズ」と「スウィングガールズ」
若い男の子たちや、女の子たちが普通に頑張ってる(^ ^)

面白さからいうと、「マルサの女」シリーズもいいかもね。
脱税を摘発する、国税局の査察官のお話。

アニメ映画なら「風の谷のナウシカ」・・・私の大好きな作品です。
「となりのトトロ」も好き。宮崎駿監督作品は、最新作の「崖の上のポニョ」といい、音楽も素晴らしい(^ ^)

・・・というわけで、ジャンルを問わずに、いろいろ選んでみました。

どれか一つでも見ていただいて、日本という国を好きになってもらうといいのですけどね(^ ^)

【追加説明】

小説で読んでこそ面白いものと、映画化されて俄然、面白さが出たものなど、いろいろあると思います。でも、映画の方が、パッと見て映像化されたものの方が、外国の人に日本を紹介するにはわかりやすいと思って、選んでみました。

三島小説の映画化作品では、「金閣寺」もあるけど、雷蔵さん主演のその映画はすっ飛んでて(=前衛的?)、私は好きじゃなかったので、省きました。

夏目漱石の「我輩は猫である」は、実は私は仲代達矢さん主演の映画を見て、初めてよさが分かりました。元々原作が地味なのかな~~
「坊っちゃん」、「三四郎」とかは、読んでも普通に面白かったけどね(^ ^)


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