~個性の尊重と理解~
岐阜県精神保健福祉センター所長
丹羽 伸也 先生
今日はちょっと気になる子どもの特性について、
精神科医の先生による、専門的なお話を伺いました
発達障害、自閉症、またはアスペルガーなどなど…
こういった言葉を耳にされたこと、ありますよね。
先生のお話では、
ありきたりの常識を押し付けるのではなく、
個々の特徴や特性をよく知ることが大切 だということです。
きちんと理解することで、
本当に必要な支援や関わり方ができるのです。
個々に寄り添った支援が求められている
教育現場の現状の問題点についてもお話を伺いました。
ママたちも熱心に耳を傾けていました。
2次障害を減らすためには、やはり、
一人一人の特性と向き合うことが、求められています。
「100のうち、どのくらい共通認識があると思いますか?」
「答えは20。残りの80を使って説明しても理解は得られません。
20の世界を想像することが大切で、想像は支援者の仕事。
20の世界は実は深い世界だったりするので、それを知ろうとするのが
理解するのいうことです。」
こんなお話もされました。
なんだか、子育ても通じる部分がありませんか?
お子さんと日々、向き合って過ごしているママたち、
なんで?どうして?の連続ではないでしょうか。
でも、ちょっと立ち止まって興味深く見つめてみると
お子さんの 20の部分 が見えてくるかも知れません。
その20 の世界を なるほど!と思って
楽しめる自分でありたいな、と思いました。
質問タイム
*過敏性のサインは、どうやったら分かりますか?
*自閉症の診断は何歳くらいで受けますか?
いい質問ですね!と、詳しくお答えくださいました。
お友だちもママと一緒に参加してくれましたね
ご参加いただいた皆様、ありがとうございました
次回のビタミン講座
8月9日(金)
紙皿ヒマワリを作ろう!
~クレヨンとシールを使って~
岐阜県美術館 中上敦士 氏
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