以前は高配当銘柄だったGMOペパボの18年12月期決算です。 レンタルサーバー、ネットショップ運営サービスと、CtoCハンドメイドマーケット「minne」を展開しています。 「minne」の赤字が圧縮されて、ようやく黒字基調に戻してきました。
売上⾼は8.4億円増加した⼀⽅、売上原価は3.6億円増、販管費は1.5億円増でした。 その結果、売上総利益率は60.2→59.8%に悪化、営業利益率は2.0→5.7%に改善しています。 かつての営業利益率は10%台だっただけに、「minne」の黒字化待ちです。 資産は、現預⾦が15.0→15.9億円と増加しました。 他には、関係会社預け金が14.2→17.5億円に増加しています。 負債は、有利子負債は見当たりません。 その代わり未払い金と前受金は、合計27.4→33.0億円に増加しています。 営業キャッシュフローはそこそこですが、投資キャッシュフローがそれほど大きくないので、キャッシュが積み上がっています。 「minne」の収益負担が減ったことで、株価は持ち直してきました。 配当も徐々に戻してきましたが、以前の\135はまだ遠そうです。 |