IPOから発掘してみようで紹介した、ビジョンの18年12月期決算です。 事業セグメントは、グローバルWiFi事業と情報通信サービス事業からなります。 主力のグローバルWiFiは、通信原価の低減などが功を奏して、売上高以上に利益が伸びています。
売上⾼は39億円増加した⼀⽅、売上原価は15億円増、販管費は18億円増でした。 その結果、売上総利益率は57.9→58.8%、営業利益率は10.2→11.6%に改善しています。 売上高を伸ばしながらの利益率の改善は、素晴らしいの一言です。 資産は、現預⾦が63→76億円と増加しました。 他には、レンタル資産が11→17億円に増加しています。 負債は、固定負債がほぼ0です。 利益余剰金は、38→53億円に増加しています。 営業キャッシュフローは順調に伸びています。 キャッシュレベルも、着々と76億円まで積み上がっています。 株価は10月以降調整していますものの、前回紹介時から一時倍まで騰げました。 地味な業態ですが、どこまで伸びるか見極めどころです。 |