ぴぐもの屋根裏部屋

♪障害は個性♪笑いと涙の子育て奮闘記
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今、改めて思うこと

2011年02月21日 12時10分42秒 | 勇の高校受験
思えば、勇の高校受験は私立中学に入学した時から始まったと言っても過言ではない。

中学受験で合格した中学は、勇の実力偏差値を-10ランクに位置するレベルだった。

勇はその現実に悲しんだが、私は何故がホッとしていた。

合格した中学が勇にとって無理せず伸び伸びと勉強に励むことができるのではないかって感じたからだ。

ここならトップクラスを狙って高校受験の時は更にステップアップした高校に挑めるかもしれない。

漠然としていたが、なんだかそんな予感がした。
勇もそれを臨んでいたようで自ら6年一貫ではなく、高校受験コースを選んだ。


想像した通り、実にのびのびと文武両道の中学生活を送りながら確実に成績も伸ばしていった勇。

もしかしたら・・・と予感がしたのは中3の春。

小学も中学と受験し続けてきた学園が勇の実力で合格安全圏偏差値になっていた。

中学と違って進学する高校は勇が決めるという約束をしていたので私は密かに期待はしていたが、2度も不合格になっている学園を受験するのかという不安もあった。

その上、超進学高校への内部推薦の話も頂いていたので、どちらを勇が選ぶのかドキドキもんだった。

結局、勇が悩んで決めた受験高校は落ち続けた学校だった。

どーしてもリベンジをしたい  という熱い気持ちが伝わってきた。

そして、勇や私達家族の為に今まで心を砕いて祈り続けてくださった方達へお応えしたいという気持ちが沸いてきたのではないかって感じた。

しかし私は、常に親の気持ちを優先にしてくれてた勇が心底、学園を選んだのか不安だった。
もしかしたら、私を喜ばすために・・・という気持ちは常に私を不安にさせた。

だから、ことあるごとに、超進学校に進学したらどうかって勇になげかけた。

私は、超進学校の方がいいと思う、しかし、勇がどーしても受験したいと言うのなら希望する学園を受験したらいいよ。
その代り、不合格だったら気持ちを入れかえて内部推薦の超進学校に進学してね。

と約束してもらった。

荒い方法だったかもしれないけど、勇がもし不合格だった場合の逃げ道を私は用意したかった。

家族想いの勇だけに自分の事よりも家族を優先にしそうで不安。
だから、何度も何度も話し合いを重ねて勇に意思確認した。

結局、勇の強い意志で受験校を決定いたしました。

そして学園受験→合格という結果を頂き、一族あげてのお祝いムード。

勇もとても嬉しかったみたいだ。

しかし、合格発表から何日かたったある夜、勇がふと

「よく考えたら、あんな田舎まで毎日通えるが不安やわ・・・汗」

ええ~っっ、なんやってぇぇぇ、だから何度も聞いたやん。。。片道90分かかるって、、、内部進学の高校は学校の最寄駅から自転車乗って通学できるけど、学園は毎日最寄駅から片道20分歩くっていうたや~ん  
今更、進学先、変更言うても内部進学校の1.5次入試は終わってるでっっっ

あんたぁ、悪いけど、今更なにいうても変更できへんねんから、覚悟して3年間毎日ハイキング気分で通学してもらうでっっっ

と言っておいた (笑)

昨日の合格者の招集日は、在校生の先輩や、職員の皆様に大歓迎して頂、親子誘って感動しまくりながら過ごした。

制服の採寸や備品購入しながら、いよいよ学園生になれるんだと実感、3年間学園でお世話になりながら、しっかりと人間教育を学んで楽しい学園生活を楽しんでもらいたい