ぴぐもの屋根裏部屋

♪障害は個性♪笑いと涙の子育て奮闘記
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一難さってまた一難

2010年07月29日 17時56分41秒 | 勇の高校受験
勇の成績が順調に伸びている。
このまま順調に少しずつ伸ばしたら、勇が目指す第一志望校は合格する可能性が見えてきた。
中学受験の時は合格偏差値と勇の実力偏差値がかるーく20以上かけ離れていて、まぐれでも合格する事ができない成績だった 泣

第一志望校とは別に他の大学附属中学も受験したが、合格ライン30点差で撃沈 泣

勇にとっては受験した3校の中で一番行きたくない現在の中学に通学することになった。

私は今通学している中学の面倒見の良さに惚れ込んでいたのでとても満足していたのだが、勇は、とにかく高校は通学している附属高校には進学したくないと思ったらしく、「6年一貫コース」ではなく、「3年受験コース」を選択。
クラブは硬式テニスに入部し、文武両道を目指して楽しんでおりました。

中学受験の時からお世話になっていた塾と面倒見のいい中学の先生方のサポートを受けてコツコツと勉強を積み重ねてきた。

私から見たら、中学受験の危機感をそのまま3年間維持しているような感じに見えた。

中学1年3学期の成績からその成果が少しずつ見え始め、気がついたら学年順位が84人中一桁代に・・・
勉強への手ごたえと順位があがる快感を味わった勇はまるでゲームを楽しむかのようにテストをこなしていた。

3年間お世話になったクラブも引退し、勇も気合を入れて望んだ模擬試験では第一志望校合格ラインに達し、中学からの系列高校内部進学提案も頂き、ホッとしたのもつかの間、お世話になっている塾から第一志望校への受験を猛烈に反対されました。

とにかく、有名私立大学附属高校への進学を強く迫る塾。

勇は、この塾長に強い信頼を置いて多大な影響を受けていただけに、心が揺れているのがよくわかりました。

今からは学歴の時代ではなく、キャリアアップの時代。
そんな大学の名前に固執しているのは時代遅れではないかと思ったが、とにかくその場は聞き流して帰宅した後から怒りが止まらなくなった。

偏見的な意見すぎて反論する気にもなれなかった自分にも怒りがこみ上げてきた。

この機会に勇とじっくり話し合う必要があるな・・と感じた私は勇に電話して早く塾を切り上げさせ帰宅させた。

そして今まで封印してきた私の本音をゆっくり話し、とにかく第一志望は合格してから進学を思案したらいい、合格しても塾側が言う有名私立大学にどうしても行きたかったら中学側が推薦してくれている第2志望に進学すればいい。

とにかく後悔することがないように目標に向かってしっかりと突き進んでほしい。

と言うと本人は納得したみたいでした。