ぴぐもの屋根裏部屋

♪障害は個性♪笑いと涙の子育て奮闘記
★コメントはぴぐもが確認するまで一般公開はされません★

恩師

2007年03月24日 20時14分13秒 | 將の日常
中学1年の時に担任していたたいた以来、25年間お世話になりっぱなしの恩師がいる。
知り合って25年・・・早いなぁ・・
大学を卒業したばかりで初めて受け持ったクラスが私が在籍していた。
当時は10歳も年上の恩師がとても大人の女性に思えて憧れ的な存在。
宝塚並みに私以外にも慕ってた生徒はたくさーんいた。

中学生だった私が、社会人になり、結婚して、母になった姿を恩師はずっと見守ってくれていた。

將が生まれる直前、大きなお腹を抱えて長男勇を連れて恩師の赴任先の中学校に遊びに行った時、私が中学生の時と同じように生徒さんから慕われている姿に感動した。

將が生まれて、私にとって激動の日々の最中も恩師は気長に私の話を聞いてくれ励ましてくれた。
恩師は偶然かもしれないが將がうまれてから障害を持った子供達に勉強を教えるようになり、1年前から市内の養護学校に赴任している。
悩むたびに恩師に話を聞いてもらい、そのたびに色々なご父兄の話を教えてくれた。
あんただけちゃう、みんな悩みながら乗り越えているんや 
・・・そんな無言のエールのように思えた。

そて、2年前、地元小学校で將が色々問題を起こすようになり、学校側の対処に疑問を抱いた時も率直に意見を言ってくれた。
養護学校になかなか転校の話が進まなくて、あきらめそうになった時、恩師は
「どんなことをしてでも子供をそんな学校から助けださなあかん。あんたがそんな弱気になってどーするねん」
と激励して、私を前進させてくれた。

やっと転校が現実になり、最近ほぼ毎日恩師にメールして今の気持ちを伝えている。
そして今日返事を頂いた。
「今までよく頑張った。偉いよ」
との言葉に思わず涙があふれた。

38歳になっても恩師に褒められると、嬉しくて恥ずかしい気持ちになる。
きっと私は恩師の前では中学生のままの気持ちなんだな・・