「ヒボケ(緋木瓜)」 バラ科 ☆2月9日の誕生花☆
花言葉は… 熱情・平凡
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/d6/f00858fc8a51f36ffa94ebb445faa6ea.jpg)
今朝の最低気温は夜中0時の1.5℃。 最高気温は午後3時の7.9℃。
日差しは有るものの冷たい風が強く吹き、今日も寒い一日でした。
《朝散歩… 蜻蛉池公園外回り 12.5km 17,863歩 3時間30分》
母をデイケアに送り出し、9時過ぎに散歩に出ました。
昨日の経験を生かして、今日はスキー用のインナーに2重の手袋、耳当て着用です。
今日は妻が社宅時代の友達と会い、昼食会をすると云うので、きっちり昼に帰る
必要も無く、の~んびりの散歩でした。
蜻蛉池の向こうには養護施設が有り、ここを歩けばお天気の良い日は20人位が
行列を作って散歩しているのに出会う事があります。 しかし今日出会ったのは
30代の女性の介護士さんと、50代の女性5人での散歩でした。
介護士さんが3人を連れ、後の2人が少し遅れて付いて行っていました。
その2人、私を見ると私の顔を指差して 「な・ま・え… な・ま・え…」
「ワシのなまえかぁ? ワシはよっちゃんいうんじゃ。 あんたのなまえは?」
「ともちゃん」(笑。 すると私に手を差し出して、手をつなげと。
寒いのに手袋もせず、アカギレも有り、手は真っ赤… 冷たそうです。
その二人とお手々つないで介護士さんの後を歩きました。
話しは良く聞き取れませんでしたが、しきりに話し掛けて来ます。
「ごはん…たべたか…」 「は…みがいたか…」 「ふろ…はいったか…」
施設の門のところでお別れ。 「ほいじゃ、げんきでのぅ… また会おうで…」
介護士さんが 「ありがとうございました」 二人は暫らく手を振ってくれました。
ただそれだけの事… 色んな思いが浮かび、なんか切ない気分になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/22/22412bb5d677d9bd918eef54a82e12c5.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/1c/04c42fb05316f551a7a85c5d8abf2e79.jpg)
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散歩中蜻蛉池の外回りで見掛けた 「ヒボケ(緋木瓜)」 です。
淡い色の「ボケの花」も良いですが、真紅の「緋木瓜」もキリッとして良いですね。
「木瓜」はバラ科の植物なので棘があります。 江戸時代の華道の書に
祝い事の時に生けてはいけない花として “鬼百合” “彼岸花” と共に
「木瓜」 が書かれているそうです。棘があるところから、人を呪う時に生ける花
とされ、慶事に生ける時は棘を取り去って生けていたそうです。
同じ棘は有っても “バラ” は生け花としても贈り物としても人気が有りますが…。
いかにも日本的な話ですが、現在ではどうなんでしょうね。
名前の由来は、秋に瓜に似た実を付けるので、木の瓜…。 木瓜と書いて “モッケ”
“ボックワ” が転訛して“ボケ”になったそうです。
原産地は中国で、中国での“木瓜”はパパイヤを指すのだそうです(笑。
「木瓜」の花を見ると5年前のラジオ放送を思い出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/29/a01375fbc575dceba84edb66449748c4.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/09/dc/3bbe537b7453c129a2b385f5be799821.jpg)
2010年3月23日(火)の日記です。
『私はラジオを聴きながら散歩しています。 10時半から始まる “ええな~ぁ”
(関西弁で、良いな~という意味)という番組の冒頭で、リスナーから最近身の回りで
有った何気なく “ええな~ぁ” という出来事を電話で聞くコーナーがあります。
今日の“ええな~ぁ”は年輩の女性から庭に“ボケの花”が咲いたという話題でした。
私が丁度、産業団地の“四季彩の道”で“ ボケの花” を撮影中だったので、
おっ!これは奇遇、とラジオに聴き入りました。
この女性は人生の途中で視力を失ったという方で、介護の方に花の色を教えてもらい、
目が見える時に記憶している“ボケの花”の色や形を思い出しているというお話でした。
それを明るく楽しそうに話されるのです…。ダメだ~! 聴きながら涙が出て来て…
撮影は一時中断…。 こうして目が見えて、美しい花も見る事が出来る…当たり前の事…。
折に触れて思う事ではあるのですが、こういうお話を聴くと、当たり前の事が、
実は幸せな事なんだと改めて気付かせてもらったお話でした』
…母のお兄さん(私の伯父さん)も社会人になってから視力を失くし、後に
マッサージ師をされていました。 伯父さんも明るくてユーモアのある人でした。
「よっちゃん(私)、南極はもの凄う寒うてのぅ、お湯を沸かすじゃろう、そしたら
冷める間もなく凍ってしもうて、熱い氷が出来るんじゃと」 などと言って
子供の私をからかったものです(笑。
歌が好きで、何百枚ものレコードを持っていて、全盲なのに自分でステレオの上に
レコードをセットして、針を置く事が出来たのです。
歌詞も全て点字に直して、その点字を指で辿って歌を歌っていました。
広島の選手をマッサージした事もあり、熱烈なカープファンでした。
私がこちらに転勤してからも、カープの調子が良い時は、地元の新聞を送っても
もらいました。 伯父さんに纏わる話は尽きません…
「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 《5.3km 7,556歩 1時間30分》
今日の見守りは一斉下校で3時半からの1回でした。 3時から見守って来ました。
5年生の仲良し3人娘が帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」×3人(笑。
「あんなぁ、今日、男の子がふざけて先生の髪引っ張ってんなぁ」 「うんうん」
「3本くらい抜けてん」 「悪い事するやっちゃのぅ」(笑。
「その先生、髪が薄いねん」 「歳はなんぼぐらいなん?」
「28。 でなぁ、その先生の口癖が “人生諦めたらアカン” やねん」(笑。
「うんうん」 「その子、叱られたんやけど、先生に “人生諦めたらアカン” って。
みんな大笑いしたわ」 「そいつ先生に向かってよう言うのう」(笑。
そして私が高校の頃にも髪が薄い先生がいた話になり…
「その先生のあだ名は “スダレ越し満月” いうあだ名じゃった」
「なに? スダレ越し満月って」 「頭のてっぺんが禿とって、薄い髪が線のように…
スダレの間から満月を見とるようなじゃろう。 それでスダレ越し満月」(大笑。
「その先生、そこまでは禿てないわぁ」(笑。
今日の歩数 25,419歩 (お手々つないで朝散歩+禿談義の子供見守り)
2月総歩数 170,711歩=119.5km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数 610,758歩=427.5km
花言葉は… 熱情・平凡
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今朝の最低気温は夜中0時の1.5℃。 最高気温は午後3時の7.9℃。
日差しは有るものの冷たい風が強く吹き、今日も寒い一日でした。
《朝散歩… 蜻蛉池公園外回り 12.5km 17,863歩 3時間30分》
母をデイケアに送り出し、9時過ぎに散歩に出ました。
昨日の経験を生かして、今日はスキー用のインナーに2重の手袋、耳当て着用です。
今日は妻が社宅時代の友達と会い、昼食会をすると云うので、きっちり昼に帰る
必要も無く、の~んびりの散歩でした。
蜻蛉池の向こうには養護施設が有り、ここを歩けばお天気の良い日は20人位が
行列を作って散歩しているのに出会う事があります。 しかし今日出会ったのは
30代の女性の介護士さんと、50代の女性5人での散歩でした。
介護士さんが3人を連れ、後の2人が少し遅れて付いて行っていました。
その2人、私を見ると私の顔を指差して 「な・ま・え… な・ま・え…」
「ワシのなまえかぁ? ワシはよっちゃんいうんじゃ。 あんたのなまえは?」
「ともちゃん」(笑。 すると私に手を差し出して、手をつなげと。
寒いのに手袋もせず、アカギレも有り、手は真っ赤… 冷たそうです。
その二人とお手々つないで介護士さんの後を歩きました。
話しは良く聞き取れませんでしたが、しきりに話し掛けて来ます。
「ごはん…たべたか…」 「は…みがいたか…」 「ふろ…はいったか…」
施設の門のところでお別れ。 「ほいじゃ、げんきでのぅ… また会おうで…」
介護士さんが 「ありがとうございました」 二人は暫らく手を振ってくれました。
ただそれだけの事… 色んな思いが浮かび、なんか切ない気分になりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/21/22/22412bb5d677d9bd918eef54a82e12c5.jpg)
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散歩中蜻蛉池の外回りで見掛けた 「ヒボケ(緋木瓜)」 です。
淡い色の「ボケの花」も良いですが、真紅の「緋木瓜」もキリッとして良いですね。
「木瓜」はバラ科の植物なので棘があります。 江戸時代の華道の書に
祝い事の時に生けてはいけない花として “鬼百合” “彼岸花” と共に
「木瓜」 が書かれているそうです。棘があるところから、人を呪う時に生ける花
とされ、慶事に生ける時は棘を取り去って生けていたそうです。
同じ棘は有っても “バラ” は生け花としても贈り物としても人気が有りますが…。
いかにも日本的な話ですが、現在ではどうなんでしょうね。
名前の由来は、秋に瓜に似た実を付けるので、木の瓜…。 木瓜と書いて “モッケ”
“ボックワ” が転訛して“ボケ”になったそうです。
原産地は中国で、中国での“木瓜”はパパイヤを指すのだそうです(笑。
「木瓜」の花を見ると5年前のラジオ放送を思い出します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/29/a01375fbc575dceba84edb66449748c4.jpg)
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2010年3月23日(火)の日記です。
『私はラジオを聴きながら散歩しています。 10時半から始まる “ええな~ぁ”
(関西弁で、良いな~という意味)という番組の冒頭で、リスナーから最近身の回りで
有った何気なく “ええな~ぁ” という出来事を電話で聞くコーナーがあります。
今日の“ええな~ぁ”は年輩の女性から庭に“ボケの花”が咲いたという話題でした。
私が丁度、産業団地の“四季彩の道”で“ ボケの花” を撮影中だったので、
おっ!これは奇遇、とラジオに聴き入りました。
この女性は人生の途中で視力を失ったという方で、介護の方に花の色を教えてもらい、
目が見える時に記憶している“ボケの花”の色や形を思い出しているというお話でした。
それを明るく楽しそうに話されるのです…。ダメだ~! 聴きながら涙が出て来て…
撮影は一時中断…。 こうして目が見えて、美しい花も見る事が出来る…当たり前の事…。
折に触れて思う事ではあるのですが、こういうお話を聴くと、当たり前の事が、
実は幸せな事なんだと改めて気付かせてもらったお話でした』
…母のお兄さん(私の伯父さん)も社会人になってから視力を失くし、後に
マッサージ師をされていました。 伯父さんも明るくてユーモアのある人でした。
「よっちゃん(私)、南極はもの凄う寒うてのぅ、お湯を沸かすじゃろう、そしたら
冷める間もなく凍ってしもうて、熱い氷が出来るんじゃと」 などと言って
子供の私をからかったものです(笑。
歌が好きで、何百枚ものレコードを持っていて、全盲なのに自分でステレオの上に
レコードをセットして、針を置く事が出来たのです。
歌詞も全て点字に直して、その点字を指で辿って歌を歌っていました。
広島の選手をマッサージした事もあり、熱烈なカープファンでした。
私がこちらに転勤してからも、カープの調子が良い時は、地元の新聞を送っても
もらいました。 伯父さんに纏わる話は尽きません…
「ひげ爺の子供見守り隊日誌」 《5.3km 7,556歩 1時間30分》
今日の見守りは一斉下校で3時半からの1回でした。 3時から見守って来ました。
5年生の仲良し3人娘が帰って来ました 「おかえり~」 「ただいま~」×3人(笑。
「あんなぁ、今日、男の子がふざけて先生の髪引っ張ってんなぁ」 「うんうん」
「3本くらい抜けてん」 「悪い事するやっちゃのぅ」(笑。
「その先生、髪が薄いねん」 「歳はなんぼぐらいなん?」
「28。 でなぁ、その先生の口癖が “人生諦めたらアカン” やねん」(笑。
「うんうん」 「その子、叱られたんやけど、先生に “人生諦めたらアカン” って。
みんな大笑いしたわ」 「そいつ先生に向かってよう言うのう」(笑。
そして私が高校の頃にも髪が薄い先生がいた話になり…
「その先生のあだ名は “スダレ越し満月” いうあだ名じゃった」
「なに? スダレ越し満月って」 「頭のてっぺんが禿とって、薄い髪が線のように…
スダレの間から満月を見とるようなじゃろう。 それでスダレ越し満月」(大笑。
「その先生、そこまでは禿てないわぁ」(笑。
今日の歩数 25,419歩 (お手々つないで朝散歩+禿談義の子供見守り)
2月総歩数 170,711歩=119.5km(1歩を70cmに換算)
今年総歩数 610,758歩=427.5km
今夜は良かった―。何ちゅあならん。と鹿児島弁で言います。うまく表現できませんということかいな。
立派に成長していく子供たち、、をこの目で確かめる保育者冥利言いますね。
3姉妹というのはいいですよ。花が3倍ですからね。
親の苦労はいかばかりか、よく知っております。
いやいや、今夜もひげさんと笑いたくてね。マーピーさんぬかし負った私のカメラが悪い性。写し方が下手だって。
わかっとるよ。でもマーピーさんの言うとおりだもんね。
子供見守りたい有難う。これで準備万端になりそうです。
お花のことは書きません。これからずーと。きっと守れないけどね。
カメラを替えても無理でしょうね。
おやすみなさい
この花は、信州でもこの先咲き出します。
ボケの赤い花をヒボケというんですね、勉強になります
ええな~ぁ・・の話、私も切実に感じます、網膜はく離の
手術後二日半真っ暗闇の生活・・これほど不安でストレス
を感じたことはありませんでした。なので目の不自由な
人の気持ちは少しは判ります。
ひげさんが・・こんな話に弱いのは知ってます
介護施設の人たちとひげさんのおばあさんと
つい重なってしまいます、まだひげさんもおばあさんも
幸せですね。 私もこの手の話は・・目から汗です
見守りの話で・・目の汗が笑い汗に・・・
三姉妹の演奏会、成功裡に終わって良かったですね。
親御さんたち(chidoriさんを含め)ホッとなさっておられる事でしょう。
これからどのように羽ばたかれるのか楽しみですね。
>マーピーさんぬかしおった
確かに、ぬかしていましたねぇ(笑。 正直な方です(笑。
>これで準備万端になりそうです
季節に即した話題はすぐに放送した方が良いと思いますが、
そうでないものはストックしておいて、1週間分の余裕を持たれたらどうでしょう。
ひげの日記を待たなくても、余裕の放送…楽になると思いますよ。
もうそうしておられるのかな(笑。
なんの、なんの、ワイコマさんにボケは無縁です。
信州旅行で、何を訊いても的確に答えておられ、感心したものです。
暗闇の世界… そうでしょうねぇ。 じつはひげも経験者なんですよ。
会社で塩酸の液を顔に浴びてしまい、角膜が損傷したのです。
硫酸とは違い、塩酸なら角膜は再生すると医師には言われていましたが、
不安でしたね。 1週間、顔全体に包帯を巻いていました。
ひげの顔が赤いと気付かれたと思いますが、これは塩酸による火傷なんです。
まあ、酒焼けも有りますがね(笑。
養護施設のおばさんたち、いつから入所しているんでしょうねぇ。
身の上を思うと、胸が痛くなります。