地域楽集館だより

地域楽集館はみんなが楽しく集まり楽しさも集まる大人の遊び場として2003年に開設しました。そこからの情報の発信いたします

自分学び自分育てはエンドレス

2018-04-22 06:30:34 | 日記
 短歌木立4月号の巻頭言の依頼を頼まれ「自分学び自分育てはエンドレス」と題して投稿いたしました。会員の方より好評をいただき、私の友人や楽集館の皆様にもご披露しています。

「地域楽集館」は皆が楽しく集まり、楽しさも集まるという趣旨で、2003年に夫と二人三脚で高齢者遊び場、学びの場としてオープンいたしました。
当時は人生80年の時代、高齢者が元気であることがそれぞれ個人だけでなく、社会的国家的ロスを少なくできるという確信がありました。
その原点は父が丁度私の年齢の頃に「お前を大学に行かせられなくて済まなかった」と涙を見せたことにありました。
 
 高校卒業後、日本交通公社(現JTB)に就職してからも経済的自立亡くして精神的自立なしと、仕事も結婚も子育てもと欲張ってきました。子供たちが自立した時に私に残された仕事は大学進学という夢の実現でした。

 幸い、宇都宮大学、一橋大学大学院と足を伸ばし、還暦を迎えるときに、学んだことを社会にどう還元するか、それが「楽集館」の設立でした。中略
2015年に最大の理解者であった夫を亡くし、その思いを短歌にしたためていたころに、新聞社の選者であり木立の主宰者、栃木県短歌会会長をして活躍しているクラスメートの出会いがありました。

、新たな目的を持って、共通縁で繋がっている人たちが、自分自身を高め、健康になってゆく姿を見ながら、学ぶことの楽しさ、ひととの触れ合いの大切さを感じています。

 この先の余命は計り知れませんが。「これでいい。これが阿久津ワールドなのだ」と一人ごちています。