気の向くままに

卒寿過ぎた私の日々の行動と昔の思い出の掲載です。北海道日本ハムファイターズのファン~元祖東急セネタース時代から

思い出の中国旅行 その13(1994年9月22日~28日)

2022-02-27 16:56:15 | 旅行
2月27日(日)昼間は南風も強く春本番の暖かさでした。座骨神経痛の痛みも柔らいて午前中は昨日同様に近くを散策し、午後はテレビで北海道日本ハムファイターズの試合を観てから、思い出の中国旅行をHPから編集しました。

訪問先 北京 呼和浩特(フフホト) 大同

実施時期 1994年9月22日~28日

伜同行、20名で内モンゴルの大草原、真っ青な空と大同の雲崗石窟参観。往きは飛行機、帰りは列車の旅

9月22日 
全日空905便で成田を出発、北京到着。市内を軽く見学後、夜の国内便に乗り継ぐ。フフホト行きの西北航空1130便はなんと百人乗り程度の小型ジェット機だが、満席の客に気をよくしたか、夜の河北山岳地帯上空を快翔1時間、眼下に内蒙古の都市フフホトの灯りがきらめく。出迎えの現地女性ガイドは蒙古族の「満都拉(マンドラ)」さん。午前中の汗ばむ成田から、一気に初冬の内蒙古へ。満都拉ガイドのコート姿も納得。「フフホトは内蒙古自治区の区都。モンゴル語で『青い城』と言われ、人口は100万・・・」説明を聞きながら、ホテルの「昭君大酒店」へ、夜気が冷たい。
  
北京・天壇公園祈年殿               

北京空港フフホト行き搭乗

9月23日 
快晴。市内の五塔寺、内蒙古博物館を参観し、メインの大草原へ出発。もっとも近い草原でも、市内から80㌔、2時間の行程だ。陰山山脈の峠を越えると眼前に果てしない大草原が展開する。蒙古秋天。抜けるような青い空と、地の果てまで広がるすがれた草原。枯れ草をはむ羊の群れ。時間が停まったような静寂の中に風の音だけが聞こえるようだ。希拉穆仁(シラムレン)の観光用「包(パオ)」に到着。蒙古衣裳の接待員が「今日(タサイヌ)は」とお出迎え。レストランの昼食は、歓迎の歌と強烈な白酒の回し飲みで始まる。斧で叩き割ったような丸煮の羊肉を小刀で削りとって噛みつく、豪快な蒙古料理だ。美声の主は「格日楽」さん。アンコールに応えて「北国の春」を披露。日蒙親善。蒙古の蠅も一緒に歓迎。市内に戻り、中国四大美人の一人、悲劇の王妃「王昭君」の墓を訪ね、夜は新城西路の繁華街を散策、夜店をひやかし、フフホトの夜を満喫する
   
            

 フフホト・五塔寺



フフホト郊外シラムレンパオで 

                      
                     
シラムレンの大草原
  
シラムレンのレストランで蒙古衣裳で歌う店主  

 フフホト・中国4大美人一人「王昭君」の墓の前で

9月24日 
列車で5時間の大同へ。到着後、市内の名刹「華厳寺」中国三面のうち最大の「九龍壁」や「シャブシャブ鍋工場」を参観。ホテルは「雲崗賓館」
 
大同・九龍壁 

9月25日 
午前は北郊にある天下の奇観「懸空寺」へ、午後は大同観光のメイン「雲崗石窟」。敦煌の「莫高窟」、洛陽の「龍門石窟」と並ぶ中国の三大石窟の一つ。武周山山麓、東西1㌔のこの石窟は、53の洞窟に1500年前から彫られた、最大17㍍から最小2㌢までなんと5万1千体ものおびただしい仏像が並ぶ、中国仏教芸術の宝庫。古代文化の壮観に、一同ただ息をのみ、ひとしく感嘆の声をあげる。美の呪縛から解放され、夜は大同の特別料理「羊肉のシャブシャブ」で現実に戻る。
  
大同郊外黄土高原の子供達              

大同郊外黄土高原の住居



大同郊外懸空寺
   



       
大同の雲崗石窟

9月26日~27日 
大同より9時間余の汽車の旅で北京に戻り、2日間にかけて、万里の長城、故宮、天安門などお馴染みの観光コースを消化。友誼商店でショッピングのしめくくりする。
  
八達嶺万里の長城で                   

故宮・大和殿前で

旧満州国皇帝の弟が書いた掛け軸を買った店        

天安門広場で

天安門広場建国45周年準備

9月28日 
朝の便で北京空港より帰国。

  


next

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 思い出の中国旅行 その12(1... | トップ | 思い出の中国旅行 その14(19... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

旅行」カテゴリの最新記事