江戸川教育文化センター

「教育」を中心に社会・政治・文化等の問題を研究実践するとともに、センター内外の人々と広く自由に交流するひろば

ここは地上の楽園!?

2019-09-18 | 随想
セミが鳴くのを「騒々しい」と感じるか「合唱のようだ」と感じるか、人それぞれだが私は合唱かなと感じ力強く精いっぱい鳴いているセミが好きだ。

夏になると庭の木々にセミが賑やかに鳴く。
今年は7月8月と雨の多い季節で例年よりセミの鳴くのが遅い気がした。
暑くなるにつれ庭の木々にもセミが増えてたくさん止まって鳴く。

そんなある日、羽化した直後の全体が青っぽいセミを見た。
柔らかそうでセミの堅い感じはしない。
隣に抜け殻があり、羽を乾かしているような感じだった。





一般にセミは土の中で7年間過ごすといわれている。
地中から出てきたばかりのセミが、7年前の親の卵から生まれたセミなのかと思うと
よくぞ頑張って地上に出てくれたと思う。

 暗い土の中でどのように7年間も生きていたのか不思議である。
出て来たときは明るさに圧倒され、地上の楽園、天国か極楽のように感じたに違いないと思う。

 ところでセミは羽化する日を選んでいるのだろうか。
台風や豪雨の日に羽化すると、自然の驚異にもみくちゃにされ生きる確率が少ないと思うのだが…。

 多分晴れた日を感じて、出てきていると信じる。
地中で7年も頑張って、やっと羽化して次の子孫を残す役目を果たすのだから。


<F>
 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 関東を直撃した最強クラスの... | トップ | セミも鳴かずば喰われまい »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

随想」カテゴリの最新記事