かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

富士山登山(須走口) その1・須走口五合目~七合目

2012年08月01日 | 富士山
<平成24年7月下旬>

4年前に富士山に登りましたが、今回は家族全員で挑戦しようということになり、
7月下旬の平日に計画をたてました。

前回の富士山登山は結構ハードなスケジュールでしたが、
今回は、家族に普段ほとんど運動しない者がいることもあり、途中の山小屋で1泊することにしました。
ルートは、須走口としました。
須走口を選択した理由は、
①前回の富士宮ルートは岩が多く、下りで膝にきたので、今回は選択肢から除外。
②吉田ルートは、6月下旬に7~8合目の山小屋の予約状況を確認したところ、軒並み「空きなし」
 となっていたこと。
 (吉田の山小屋は、ツアー登山ですぐにいっぱいになるようです。)
③東名高速道路のほうがアクセスしやすい



朝7時頃出発。
東名高速道路の道中、正面に富士山が見えます。


途中、足柄サービスエリアで休憩。

スタバがあります。コーヒーを飲み一服。

高木虎之介さんのインディーカーも展示しています。


御殿場インターで降り、須走・山中湖方面に向かいます。
富士山須走口五合目までは、ふじあざみラインで行きます。
ふじあざみラインへは、東富士五湖道路の須走ICの直前で、左の側道に降りていきます。

ここでまた寄り道。
道の駅すばしりに寄ります。
須走ICの直前の側道に降りたすぐ近くにあります。

帰りに買って帰るお土産を物色しました。
1階が売店。2階に食堂と足湯がありました。


いよいよふじあざみラインで、須走口五合目に向かいます。
かなりの急坂とカーブの道を、20分ほど登っていきます。

駐車場のかなり手前から路上駐車がありました。
皆勝手に停めているわけではなく、警備員さんがいて2つある駐車場が満車となった場合に、
下り車線の路肩に誘導しているようです。

到着が午前10時前ということもあり、数台の空きがありなんとか下段の奥に駐車できました。
駐車場から見た富士山山頂方面。

山頂は雲の中です。
駐車場から案内所・派出所方面。

2軒ある山小屋は、写真の枠外左方面です。
結構距離があります。

ゆっくり準備してから2軒の山小屋に向かいます。
菊屋さんと東富士山荘さんが並んであります。

ここで標高約2,000メートルです。

ここで高度に順応するために、予定どおり早い昼食にします。
東富士山荘さんに寄る予定でしたが、菊屋さんのおばあちゃんが頑張っていたので菊屋さんに変更。
きのこそばや、きのこパスタ、塩やきそばなどを注文しました。
どれもインスタントではなく、具がたくさん入って、ボリュームもありおいしかったです。
食事をしていると、すぐ脇に鳥がやってきました。
ビンズイでしょうか。鳥も食事をしているところでした。


小屋のトイレを無料で借りてから、11時に出発。
2軒の小屋の前の道を進んでいきます。歩き始めは、古御嶽神社の参道となっています。
緩やかに登っていきます。

すぐに神社に到着。

ここで登山の安全と成功を祈願して出発。
登山道は右奥に進みます。

ダケカンバの大木もあります。


登り始めこそ、木の階段状の登山道ですが、

じきに岩が多くなっていきます。


カラマツソウも可憐に咲いています。


そろそろ樹木も低くなってきます。


出発して1時間15分程度で、一旦樹林を抜け、
富士山独特の溶岩と溶岩が細かくなった砂利と低い樹木の景色になります。


山頂に掛かっていた雲も取れそうです。


左手に、砂走りが見えます。


その下のほうに、砂払5合目 吉野屋が見えます。


出発して2時間かかってようやく6合目の長田山荘に到着。(標高約2,400メートル)

途中歩幅をゆっくり小さくし、小休止を頻繁にとったため、ガイドブック等で90分のところ、
120分かかりました。

小屋で焼印を押してもらい、小屋の前でおにぎりを食べて約20分休憩しました。

小屋から先は、再び樹林帯の中を進みます。


すぐに木がなくなり、遮るものがなく暑くなります。
砂礫の道をジグザグに登っていきます。

長田山荘から約50分登ったところから下を見たところ。

右手に砂走り、下に登ってくる人が見えます。

6合目の長田山荘から約1時間で本6合目の瀬戸館に到着。(標高約2,700メートル)

ガイドブック等で45分のですので、やはり4/3遅いペースで、いい感じです。

焼印を押してもらい、小休止の後出発。
次の山小屋が宿泊する7合目の大陽館。
モチベーションがあがります。

本6合目の瀬戸館から約30分のところに、廃屋の跡地がありました。

古い小屋でしょうか。

さらに上がったところに、鈴を奉納した祠がありました。


ようやく目の前に山小屋が見えてきました。


7合目の大陽館に到着。(標高約3,000メートル)

須走口五合目からは、5時間かかりました。


ゆっくり時間をかけたたため、特に疲労困憊になったり、高山病で気分が悪くなることもなく
つくことができました。


長くなったので続きは次回にさせていただきます。
次回は、大陽館とご来光などを紹介します。


参考までに高度と距離の計測図をつけます。



※今まで紹介してきたGPSロガー「旅レコ」ですが、2014年4月で生産終了となっています。
Amazonではプレミアが付いて販売されていますが、参考までに希望小売価格8500円です。

フォトストックで販売している写真を、加工無しでブログ等に掲載するのはどうかと指摘がありましたので、
一部の写真に、すかしを入れてあります。見苦しくて申し訳ありませんが、ご了承ください。

販売中の写真はこちらでご覧いただけます。(フォトライブラリーに移ります)