かながわ いーとこ

神奈川県にはいろいろな景色があり、魅力に溢れています。ぶらぶら散策して見た風景・いいところを少しずつ紹介します。

ようやく小田原城に登城しました(小田原市)

2016年09月18日 | 神奈川のいいところ

今年の春に平成の大改修(リニューアル)を終えた小田原城天守閣を訪問しました。
リニューアルオープン前日に訪問し、外観のみを見学しましたが、
その後大改修を終えた天守閣の見学に来ようと思っているうちに
この時期になってしまいました。
リニューアルオープン前日の様子はこちらでご覧いただけます。


天守閣へと続く階段を登っていきます。


看板を見ると、見学時間が9時から17時となっていますが、
入場締め切りは14時30分となっています。

夕方ギリギリの到着です。

階段を登ったところにある受付で料金を支払って中に入ります。
500円です。

天守閣1階には、全国の天守閣の高さ比較のボードがあります。
小田原城は7位だそうです。


天守閣の模型もありました。


2階は撮影禁止のフロアで、古文書などが展示してありました。

3階へと揚がる階段の脇にある鎧兜のレプリカで記念撮影ができます。


階段の形状は昔と変わらない気がしますが、明るく綺麗になりました。


格子窓から見る破風の屋根瓦


3階は武具等があるコーナーで、刀も展示しています。

右奥が相州住康春の銘の刀(小田原市指定文化財)


4階に上がる階段から

4階は明治から現代までの写真などを展示してありました。
ここをゆっくり見たかったのですが。

最上階の5階へ

昔は中心にお土産屋さんがあるだけでしたが、
大幅にレイアウトが変わっています。
江戸時代の摩利支天を祀っていた空間を再現したようです。

摩利支天像


摩利支天を祀っていた空間の模型


右奥が摩利支天像厨子です。

ちなみに手前の「平成の大改修」と書かれた八角形のプレートは、
そのすぐ後ろの大黒柱(将軍柱)と同じ太さを再現したものだそうです。
一尺五寸の八角形の将軍柱は、地階から最上階までを貫いているそうで、
小田原近郊の木材を使用して当時のものを再現しているそうです。

5階は展望デッキになっています。
小田原駅方面


八幡山古郭東曲輪歴史公園方面

以前に「八幡山古郭東曲輪」歴史公園を訪問した様子はこちらでご覧いただけます。

本丸方面

常盤木門と銅門も見えます。

伊豆、真鶴方面


真っ白な城壁


天守閣最上階下の破風の屋根瓦


帰る時刻が5時ごろだったため、天守閣の入り口の門が閉められていました。


外側から


改めて天守閣


全景


南堀のハスがものすごく成長していました。

藤棚に藤が咲き誇っていた4月末には、お堀の水面がよく見えていました。
その様子はこちらでご覧いただけます。
(小田原城跡の御感のフジの記事です)

このハスは「大賀ハス」といって、2000年ほど前のハスの実から発芽・開花したものを
株分けしたものだそうです。


小田原城跡のビャクシン

小田原市の天然記念物です。
背後の大きな門が「銅門」です。
銅門の内部の様子はこちらでご覧いただけます。


小田原城跡のイヌマキ

小田原市の天然記念物です。

さくら名所100選のプレート


二の丸広場脇から天守閣に向かう桜並木


東側のお堀脇から二の丸隅櫓に向かう塀と桜


二の丸隅櫓

明治の解体されるなか唯一残っていた建造物だったそうですが、
関東大震災で倒壊したそうです。
今のものは一回り小さいサイズの再建だそうです。

学橋を渡って小田原駅に向かいます。



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この記事の写真は キヤノンPowerShot G7X Mark2で撮影しました。
Canon デジタルカメラ PowerShot G7 X MarkII 光学4.2倍ズーム 1.0型センサー PSG7X MarkII
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