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2泊めのチェルトナム・パーク・ホテル ジョーンさんとの再会

2006-08-03 | イギリス 花の旅
お花の余韻に包まれてバスはホテルに戻りました。
今回のツァー参加者は20名、私は友人二人と一緒に参加しました。

ホテルに戻ってもまだ日は高く、朝お部屋を見せてくださったジョーンさんの
お宅を再訪問することにしました。友人の一人は荷物の整理をするということで
お部屋に残り二人で訪れましたが、あいにくジョーンさんはお留守でした。
仕方なくぶらぶら散歩しながらホテルに戻ると、なんだか騒然としています。
なんと消防自動車が停まっていました。




ホテルの客も庭に出ていましたが、一人残った友人の姿はありませんでした。
添乗員さんの話では警報機が誤作動したか、誰かが禁煙のところで喫煙したのかもしれないとかで、暫くしてから部屋に戻ることが出来ました。

私たちの友人はというと、シャワーを浴びているときに突然警報機が鳴り出して、
出るに出られず部屋にいたそうです。生きた心地しなかったでしょうね。

とにかくやれやれということで、スーツケースの整理をしてシャワーを浴びて
ベッドに入りました。

今までの旅の疲れが出てきたのか、ぐっすり寝入った気がします。

ところが、ところが、です。
次の日の三時半か四時ころでした。部屋中に響き渡る凄まじい警報の音にたたき起こされたのでした。夕方のあの騒ぎは予行演習だったわけです。
おかげで私は「あ、これってきっと、又誤作動なのね?」と思いパニックにならずに済みました。

カーテンを開けて外を見ると客達が大勢外に出ていました。とりあえず私も出ることにして、カメラ片手にパジャマ姿でドアを開けると警報音は正に耳をつんざくという表現がぴったりするくらい鳴り響き耳を押さえていないと、気を失いそうでした。
やっと庭に出て友人たちの顔を見てほっとしました。
それから又消防自動車がやって来て結局30分以上庭で待たされたような気がします。



こんなもの凄いモーニングコールは生まれて初めてです。
次の日ホテルから何の説明も無く何事も無かったように、朝食を頂きながら、あれは夢だったのかしら?と思うほどでした。
それにしても、本当の火災とかでなくて本当に良かったと胸をなでおろしました。



あの騒ぎの後、部屋に戻ってもなかなか寝付かれず、朝早く起き出して、一人で散歩に出ました。
そしてジョーンさんに、又お会い出来たんです。
前日のお礼を述べ、お土産に買ってあった可愛いピンクッションをパッチワークをなさる彼女にプレゼントしました。
そして写真を送りたいという私に彼女は住所を印刷してある小さなシールを渡してくれました。
ジョーンさんというお名前もその時教えてもらいました。
78歳とのことでした。私の母の無くなったときの年齢でした。
お別れするときにそっと抱きしめてくれた感触が今も心に残ります。

ジョーンさん、どうぞいつまでもお元気で・・・



コメント (6)
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