IRONING番長 ~second season~

日本製カットソーメーカー フルヘッド安達のブログです
仕事の事や趣味のエクストリームアイロニングについて
書いてます

福島から

2013-12-17 17:29:23 | Weblog
クロネコヤマト、相変わらず混乱してますね。
ヤマト便がダメだったら何を使えば良いのか分かりません。
先週は随分追いついた感じできちんと届いてました。
今日、火曜日指定着の荷物がありました。
万が一にも届かないでは済まない荷物でしたので
ヤマト便を信用してない訳では無かったのですが
念のため2日前の日曜日に出荷したのです。わざわざ…。

なのに…。届きませんでした!!
あり得ません。
東京から仙台等いつも1日前でも楽勝です。当たり前です。
それが2日で届かない…。
相当マズいですね。ヤマト便。
料金も相当高いです。でも届かないと困るから使ってるんです。
まだまだ年内出荷が控えてますので非常に憂鬱になりましたよ。
マジで何とかしろよ!クロネコ達!!仕事だから。

そんな修羅場の中、久しぶりに福島の縫製工場の専務が
出張で来てくれました。
東京の専属工場がメインですが福島も協力工場として助けてくれます。
あと長崎にも協力工場がありまして、ここはモンスターです。
東京の工場は一番若い人で70歳を超えました。一番上はついに80歳です。
僕より全然若々しく元気ですが(笑)

それに比べ、この福島の工場は専務がまだ30代前半で弟も工場長として
バリバリ頑張ってます。東京の平均年齢の半分です。
社長が昨年、不慮の事故でお亡くなりになりましたが立派に頑張ってます。

専務と逢うと、やはり思い出すのは2011年3月11日の事です。
この時期、僕たちカットソー屋は繁盛機で福島にも随分仕事を入れてました。
仕事なんかどうでもいいから、とにかく生きててくれ!!って思ってました。
2日後にようやく連絡が取れた時はマジで泣いちゃいましたよ…。

その時、福島で縫っていた案件の一つにイギリスで販売するTシャツがありました。
中国人の縫製オペレーターは全員ソッコーで帰国。
日本人のみで仕事をこなすしかありません。半分は中国人でしたから大変です。
そんな中上がった商品を「要らない」って言われたんです。
理由は「福島」だから。「放射能」が怖いって。東京でやり直してくれって。

もうね、この事は一生忘れない。

いつもお中元やお歳暮に「福島産」の果物とか送ってくれんです。
嬉しいんですよね。でもこの年は送って来ませんでした。
意味は分かりますよね?

今年もおいしい福島産リンゴを沢山送ってくれました。
2012年からはいつも通りに美味しいフルーツを頂いてます。
東京から「山本太郎」みたいな超バカな奴を議員にしてしまって
福島の皆さんに申し訳無い。防げませんでした。
僕のお客さんが出店した展示会イベントに「山本太郎」が堂々といました。
毎年やる「アースガーデン」って言うイベントなんですけど。
「エコ」=「左翼活動」みたいな風潮があるのは自覚してます。

なんか長くなりましたので、明日この事に触れてみます。

専務、福島の美味しいリンゴをいつもありがと!!
『Keep the iron hot!!』