IRONING番長 ~second season~

日本製カットソーメーカー フルヘッド安達のブログです
仕事の事や趣味のエクストリームアイロニングについて
書いてます

作業着業界

2013-12-02 18:46:15 | Weblog
昨日、土建屋さんの話を書きました。
土建屋が儲かってる時は景気が良いと思うのは
僕だけでしょうか?
建築関係の方は儲かると結構消費に回すんですよね。
肉体的にもキツいし、この業界の方の年収が高くなると
良いと思います。

僕が若干20歳で店長職に就いた時、売り上げを上げる為に
作業着に力を入れてみたんですよね。
店を半分に仕切って、半分カジュアル半分ワークにしました。
利益はカジュアルに比べて少ないんですが、商品回転率は高く
不良在庫も少ないし、残しても翌年売れるしで良かったです。
で、週末にまた普段着を買いに来てくれる…。

でも主婦以上に値段にうるさいんですよね。あんな風貌なのに。
あそこの店では革手袋が幾らだとか地下足袋が幾らだとか。
業界独特の雰囲気から、ワーク業界は海外製に猛進して行ったんでは無いか?
とすら思ってしまいます。

特に鳶職の人は「寅壱」が人気です。鳶は高所作業がメインです。
寅壱さんは限定の「レザー作業着」を作ったり
カジュアルの「ラッドミュージシャン」とコラボしたり
ショップバックを昔のビームス風にしたり様々な手法を試してます。
販売力のある作業着屋さんはそれぞれショップオリジナルを別注したりと
見ていると中々楽しい業界なんです。

一般作業服では「クロカメ被服」のワークボックスってブランドが面白い。
作業着なのにイタリアカジュアルブランド「ディーゼル」を意識してます。
ポケットの形とか意味の無いカラフルな閂止めステッチとか…。
「中国産業」て会社はカタログのモデルが「ダンテカーバー」ですよ。
あの、SOFT BANKのお兄さんの人。
SOFT BANKのCMに出る前、オーディションに来たらしく適当に採用後
有名人になってしまった…。
ハッキリ言って「中国産業」ラッキーです。
ちなみに「中国産業」って会社は日本の「中国地方」の意味ですから誤解の無い様に。
ワークメーカーはジーンズと被ってまして岡山、広島が多いんです。

書きだしたら止まらないので止めますが、土建屋さんが元気になると
日本が元気になるって思います。株屋やらIT業者やらが儲かっても全然ダメ!
本当に必要な業界の方の所得が上がれば良いのにって心底思います。
SNSの運営会社がもの凄い利益を上げたからって何になるのか理解出来ないです。

いつものダメ出しブログで申し訳ないですが、土建屋がんばれ!
「KEEP THE IRON HOT!!」