『BANG! BANG! バカンス!』
リリース:2005年7月27日
作詞:宮藤官九郎
作曲:コモリタミノル
チャート最高順位:週間1位(オリコン)
調性: C
クドカンワールドここに極まれり という様相である。
『木更津キャッツアイ』(2002年)、『タイガー&ドラゴン』(2005年)で一躍名を馳せた宮藤官九郎を作詞に起用する、その発想に仰天した。
もっとも私が知らなかっただけで、宮藤自身は所属バンド「グループ魂」において、作詞のみならず作曲をも手掛ける音楽クリエイターでもあったのだが。
夏に相応しい、『SHAKE』以来のお祭りソングに、ライブ会場も沸いた。
振付において、「移動が遠い」と稲垣吾郎が毎回イライラしている、と『SMAP×SMAP』で本音をぶつけていた。
歌詞の中に「バカ」を多用したり、「木村くん」「稲垣」などメンバーの名前を出すなど、ファンにとっては聴いていて飽きない曲である。
近年になって知ったことだが、2番のパートの割り振りは、宮藤官九郎が初めに想定していたものと異なっていたという。
宮藤の予想は、
♪男前だね木村くん(稲垣)
当たり前だよ前田さん(木村)
前田さんなんてウチにはいない(稲垣)
「男前」だと称えられた木村拓哉が、「前田さん」と名前を間違え、稲垣吾郎がそれを訂正する
という流れになると予想していたのが、実際フタを開けたら、
♪男前だね木村くん(香取)
当たり前だよ前田さん(草彅)
前田さんなんてウチにはいない(木村)
であったから驚いたと語った(『関ジャム 完全燃SHOW』2016年3月20日放送)。
さらに、普段は作詞を先に書く宮藤が、この曲だけは「曲が先だった」と語る。
仮歌を歌っていた人が、「我慢できなかったのか」バン!バン!と歌い出してしまい、それを聞いた宮藤が、ここはバンバンしかないと考えて、作詞を始めたらしい。
あらゆる意味で奇抜かつユニークな曲であり、その後も何かの節目、音楽フェスや27時間テレビなどで、何度か歌われている。
遊び心満載の楽曲は、SMAPの面目躍如である。
また、ツアー『SMAPとイッちゃった! SMAP SAMPLE TOUR 2005』において、ライブ開始2曲目において(実質1曲目)この曲を歌った。
ところが、アンコール最後の曲も、この『BANG! BANG! バカンス!』だったのである。
1回のライブで同じ曲を2度歌うことなど、SMAPでも珍しい。
しかし、この曲は定番のセオリーを覆すほどのパワーがある曲なのだと、感じ入ってしまった。
SMAPさん『BANG! BANG! バカンス!』の歌詞
リリース:2005年7月27日
作詞:宮藤官九郎
作曲:コモリタミノル
チャート最高順位:週間1位(オリコン)
調性: C
クドカンワールドここに極まれり という様相である。
『木更津キャッツアイ』(2002年)、『タイガー&ドラゴン』(2005年)で一躍名を馳せた宮藤官九郎を作詞に起用する、その発想に仰天した。
もっとも私が知らなかっただけで、宮藤自身は所属バンド「グループ魂」において、作詞のみならず作曲をも手掛ける音楽クリエイターでもあったのだが。
夏に相応しい、『SHAKE』以来のお祭りソングに、ライブ会場も沸いた。
振付において、「移動が遠い」と稲垣吾郎が毎回イライラしている、と『SMAP×SMAP』で本音をぶつけていた。
歌詞の中に「バカ」を多用したり、「木村くん」「稲垣」などメンバーの名前を出すなど、ファンにとっては聴いていて飽きない曲である。
近年になって知ったことだが、2番のパートの割り振りは、宮藤官九郎が初めに想定していたものと異なっていたという。
宮藤の予想は、
♪男前だね木村くん(稲垣)
当たり前だよ前田さん(木村)
前田さんなんてウチにはいない(稲垣)
「男前」だと称えられた木村拓哉が、「前田さん」と名前を間違え、稲垣吾郎がそれを訂正する
という流れになると予想していたのが、実際フタを開けたら、
♪男前だね木村くん(香取)
当たり前だよ前田さん(草彅)
前田さんなんてウチにはいない(木村)
であったから驚いたと語った(『関ジャム 完全燃SHOW』2016年3月20日放送)。
さらに、普段は作詞を先に書く宮藤が、この曲だけは「曲が先だった」と語る。
仮歌を歌っていた人が、「我慢できなかったのか」バン!バン!と歌い出してしまい、それを聞いた宮藤が、ここはバンバンしかないと考えて、作詞を始めたらしい。
あらゆる意味で奇抜かつユニークな曲であり、その後も何かの節目、音楽フェスや27時間テレビなどで、何度か歌われている。
遊び心満載の楽曲は、SMAPの面目躍如である。
また、ツアー『SMAPとイッちゃった! SMAP SAMPLE TOUR 2005』において、ライブ開始2曲目において(実質1曲目)この曲を歌った。
ところが、アンコール最後の曲も、この『BANG! BANG! バカンス!』だったのである。
1回のライブで同じ曲を2度歌うことなど、SMAPでも珍しい。
しかし、この曲は定番のセオリーを覆すほどのパワーがある曲なのだと、感じ入ってしまった。
SMAPさん『BANG! BANG! バカンス!』の歌詞